ふきの花

そら ね ごらん
むかふに霧にぬれてゐる
蕈(きのこ)のかたちのちひさな林があるだらう
あすこのとこへ
わたしのかんがえが
ずゐぶんはやく流れて行って
みんな
溶け込んでゐるのだよ
  こゝいらはふきの花でいっぱいだ
                   詩「林と思想」

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フキ(キク科フキ属)蕗
山野に生える多年草。地下茎を伸ばしてふえる。
淡緑色の苞に包まれた若い花茎がフキノトウである。

俗に言う「とうがたつ」(薹が立つ)とは、本来は蕗や菜の花などの、花茎が伸びることの意。
以前とうがたった蕗の花を紹介した。
Commented by matsu_chan3 at 2009-02-19 07:55
おはようございます
春ですね~そちらは!
フキノトウもきれいに咲いているのですか・・・
こちらでは3月末になれば見れるかな・・(>_<)
Commented by オキザリス at 2009-02-19 12:19 x
フキノトウ大好きです。
この詩も好きです。
写真もあたたかな空気が漂っているようです。(#^.^#)

引用した詩を簡単に解説してくださると嬉しいのですが。

Commented by tamayam2 at 2009-02-19 16:40
> >俗に言う「とうがたつ」(薹が立つ)とは・・・・
あの青年はちょっと薹が立っているが、若々しい感性をもっている・・・
などと人にも言うかしら。ほろ苦い人生経験のある陰のある男ね。
Commented by nenemu8921 at 2009-02-19 22:15
matsu_chanさん。こんばんわ。
こちらではフキノトウは日当りのよいところでは、1月頃から見られます。
でも、風情がないでしょう。(~_~)
この詩は6月の日付のものです。
Commented by nenemu8921 at 2009-02-19 22:22
オキザリスさん。ふきのとう、美味しいし、香りもいいし…。
私も大好きです。(*^_^*)

詩の解説は、うーん、したほうがいいのか、しないほうがいいのか、
迷います。

イメージを大切にしたいと思うのです。
他の読者のイメージを壊しては申し訳ないし…。

でも、ありがとう。考えて見ますね。


Commented by nenemu8921 at 2009-02-19 22:44
tamayamさん。こんばんわ。
「とうがたつ」とは、賞味期限切れということのようです。
花茎が伸びると、かたくなって、食べられない状態なので。
転じて、盛りを過ぎた状態のことだそうです。
ことに年齢をさすことが多いようですが、最近では、人生、オールウエイズ、それぞれの最盛期ともいえるわけで、トウがたつなんて、死語かもしれませんね。(^^♪
青年の場合は、普通、《とうがたっている》とはいわないのでは(*^_^*)

Commented by saidenryu at 2009-02-22 10:25
この詩は部分的ですが印象に残っています。
「わたしのかんがえがずゐぶんはやく流れて行って」
という表現に、ああすごい、ぞくぞくしてしまいます。
賢治は、この写真のような ふきの花でいっぱいだ 
った所に居たのですね。目に浮かんできます。
Commented by nenemu8921 at 2009-02-22 20:32
saidenryuさん。こんばんわ。
この詩は、萩京子さんの作曲で こんにゃく座の竹田恵子さんが歌っているCDがあって(「宮沢賢治星めぐりの歌」)、気に入っています。
この詩を読むと、自然にそのメロディが浮かんでしまいます。
by nenemu8921 | 2009-02-19 04:28 | 植物 | Comments(8)

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