たけのこ

山しなのたけのこやぶのそらわらひうすれ日にしてさびしかりけり
                                歌稿A 257
山しなの
たけのこばたのうすれ日に
そらわらひする
商人のむれ
                               歌稿B 257

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大正5年3月19~31日、賢治は盛岡高等農林学校農学科第二学年修学旅行に参加した。
東京、京都、奈良、伊勢、箱根をめぐる旅行だった。
3月23日。京都駅着午前4時9分。東西本願寺を訪れ、桂橋際の万甚楼に6時到着。
9時府立農林学校、農事試験場を見学。ついで竹林の筍栽培を見、のちに嵐山、金閣寺を
見物。帰途衣笠村役場に寄り農業状態をきき、北野神社に詣り、三条の旅館西富家に宿泊。
と、新校本全集第16巻の年譜にある。
が、《宮沢賢治詩の世界》では、この記述に疑問を呈している。関心のある方はこちらをどうぞ。

画像は山科でもなく、京都洛西地区でもなく、千葉県鎌ヶ谷市の友人宅の竹林です。
Commented by matsu_chan3 at 2009-04-27 05:45 x
今が旬のタケノコを先日頂きました・・・
とても美味しくお腹の中で春を感じました(^_-)-☆
こちらではネマガリダケで細いものですが5月になってからです。
Commented by nenemu8921 at 2009-04-27 19:00
matsu_chanさん。
ネマガリダケですか?!
曲がっているのでしょうか?
瓶詰めのササみたいなタケノコを北海道の方から戴いたことがあります。
曲がっていませんでしたが…(*^_^*)
やわらかで美味しかったです。
Commented by マルメロ at 2009-04-29 20:27 x
賢治の筍は興味深い話でした。イーハトーブでは見ることや食することなかった筍を京都に行った折りに詠ったことはやはり当地自慢の食べ物を商いとする光景を「そらわらい」の言葉に揶揄する思いを感じるのは気のせいでしょうか。
今と違ってこのような関西のシュンのもの筍をイーハトーブに住んでいた若い頃には味わう機会がありませんでした。東京に住むようになって店頭に並ぶ筍をふるさとの住む叔母に話をしたところ福井出身の姑に食べさせたいと頼まれて送ること30年経ちました。その叔母が先月に亡くなってからは送る相手がいなくなったこと痛感する今年の筍の季節です。
Commented by nenemu8921 at 2009-04-30 07:31
マルメロさん。
同感です。
イーハトーブでは天然の恵みとして享受するもの。
京都ではあきないとなることに感じることがあったのかもしれませんね。
タケノコそのものも異なることに愕きもあったでしょうし。

叔母様逝かれて、さびしいことですね。
by nenemu8921 | 2009-04-26 20:40 | 植物 | Comments(4)

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