ヘリアンサス→ヒマワリ

(略)
苗代の水を黒く湛えて
そこには多くの小さな太陽
また巨大なるヘリアンサスをかゞやかしむる
  うん、わたくしは
  いままで霧が多く溢出水なのに
  どうして気がつかなかったのでございませう
       Gaillardox! Gaillardox!
(略)
                    詩「装景家と助手との対話」


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ヒマワリ(キク科ヒマワリ属)
北アメリカ原産の1年草。
学名:Helianthus annuusから、宮沢賢治はこの花をヘリアンサスと呼んだ。
最近では一口にヒマワリといっても、たくさんの園芸種がある。

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霧、朝霧とは、夜の間に植物が吸い上げた水分が朝方葉っぱから溢出する現象でもある。
宮沢賢治は農学校の教師時代、実習田の畔にヒマワリを植栽して、周囲の人を愕かせたという。

しかし、今年は不順な天候でヘリアンサスには似合わない夏だ。





Gaillardoxとは何だろう?

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テンニンギク(キク科テンニングク属)テンニンギク、別名ガイラルディア
天人菊という名前で流通していた園芸種だが、最近は種類も多く、ガイラルディアという名をよく見かけるようになった。

学名がGaillardia pulchellaであることから、ヘリアンサス→キク科→キク科のテンニンギク→ガイラルディア→と連想がつなぎ、その音をもじっての擬音ではないかという説がある。
なるほど、小さなヒマワリのようにも見えますが…。

ヘリアンアスに関しては以前も紹介した。 こちらもどうぞ。
Commented by tamayam2 at 2009-08-13 21:11
>Gaillardoxとは何だろう?・・・本当に賢治さんの言葉は
意味が深いのですね。夏の力強い太陽が拝みたいよう。
ひまわりは、やっぱり夏の花の王様ですね。
Commented by nenemu8921 at 2009-08-13 21:35
tamayamさん。
Gaillardoxがガイラルディアのもじりといわれても…。
宮沢賢治という人もまたマイルールの世界で楽しんでいたわけですね。
オタク族のはしりかもしれません(#^.^#)
Commented by matsu_chan3 at 2009-08-14 05:18
ヒマワリは夏らしい花です・・こちらでもヒマワリ畑があちこちに見えます。
どこも真黄色の風景でゴッホの絵を思い出します
Commented by saitamanikki2008 at 2009-08-14 07:14
ようやく天候も安定したようですね。
最も夏らしい太陽の花「ひまわり」の出番ですが、真っ赤な「ひまわり」もあったとはビックリです。
私も今日は天候も安定するようなので普通の「ひまわり」UPしました。
Commented by nenemu8921 at 2009-08-14 09:21
matsu_chanさん。
北海道のヒマワリ畑は格別のようですね。
友人がツーリングで北海道のヒマワリ畑の撮影に行くといっていました。
いまごろ、下北半島くらいかな。
お天気が続きますように。
Commented by nenemu8921 at 2009-08-14 09:26
saitamanikkiさん。
さわやかなヒマワリ拝見しましたよ。
わが「下ノ畑」のヒマワリはスタートが遅かったので、ようやく咲き始めたばかり。
たくさん咲いてくれれば、カワラヒワが来てくれるのですが…。
by nenemu8921 | 2009-08-13 14:49 | 植物 | Comments(6)

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by nenemu8921