七折れの滝周辺で出会った植物 ②
2009年 09月 04日
実です。もうじき紅くなります。
8、ホツツジ(ツツジ科ホツツジ属)穂躑躅
種山ヶ原でも見かけた。
9-1、
下の方ではつぼみが多かったが滝に近づくにつれて満開の花が目立った。
オオバショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)大葉升麻です。
この葉が識別のポイントでした。
9-2、こちらがサラシナショウマです。(キンポウゲ科サラシナショウマ属)晒菜升麻
10、トチバニンジン(ウコギ科トチバニンジン属)栃葉人参
11、ソバナ(キキョウ科ツリガネニンジン属)岨菜
切り立った崖、岨によく生え、若芽が食用になるから菜である。
日当りのよいところを好むツリガネニンジンに比べて、こちらは日陰、谷間を好むようだ。
カノツメソウだという。鹿の爪草。根の形が鹿のツメに似ているからとか。
鹿のツメは見たことがないし、山の植物を根こそぎ抜くということもないので見当がつかないが、
印象的な名前で、わすれがたかった。
12、カノツメソウ(セリ科カノツメソウ属)鹿爪草 別名はダケセリ。
賢治作品に登場しない植物もずいぶん多いなと思ったのだった。
追記
みちのくの山野草さんのアドバイスを受けて、サラシナショウマを修正しました。
失礼しました。ご確認下さい。
こうしてみると、賢治作品に登場しない植物もたくさんあるわけですね。
七折れの滝へも一度行ってみたいな。
ところで風のセミナーとは?
賢治作品は、他に類を見ないほど多くの動植物が実にさりげなく登場しますが、それでも、やはり図鑑ではないので、出てこない植物もたくさんありますね(^^♪
風のセミナーは花巻市の教育委員会とイーハトーブセンターの共催で行う市内の幼稚園児、小・中・高等学校の児童生徒、花巻市民向けのセミナーです。
賢治文学の普及が目的なのですが、その内容は多義にわたっています。
毎年、楽しみながら講師をさせていただくのは楽しみでもあります。(^^♪