マヒワ
2010年 11月 30日
2、
〈略)
そして達二は又うとうとしました。(略)
「そんなら、あなたは小鳥は嫌ひですか」
「小鳥。わたし大好きよ。」
「あげませう。私はひわを有ってゐます。ひわを一疋あげませうか。」
「えゝ。欲しいわ。」
「あげませう。私今持って来ます。」
「えゝ、早くよ」
達二は、一生懸命、うちへ走りました。
美しい緑色の野原や、小さな流れを一心に走りました。
野原は何だかもくもくして、ゴムのやうでした。
達二のうちは、いつか野原のまん中に建ってゐます。
急いで籠を開けて、小鳥を、そっとつかみました。
そして引返さうととしましたら、「達二、どごさ行く。」と達二のおっかさんが云ひました。、「すぐ来るがら」と云ひながら達二は鳥を見ましたら、鳥はいつか、萌黄色の生菓子に変わってゐました。
やっぱり夢でした。
(略)
童話「種山ヶ原」
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マヒワ(アトリ科)真鶸
ヒワと名がつく鳥は、マヒワ、カワラヒワ、コベニヒワ、ベニヒワ等あるが、一般にヒワと言った場合はマヒワをさす。
ひわいろはこの鳥の萌黄色からのイメージである。
冬鳥として全国の山地や平地に渡来する。♂と♀、わかりますか。
賢治の時代、飼い鳥として愛された。
「カムパネルラ 少女とひわやいんこのことをかたる」という構想・梗概メモは、この「種山ヶ原」を踏まえてのことであろう。
ヒワ・少女・お菓子というモチーフは「銀河鉄道の夜」では、発展して雁の足のチョコレート風のお菓子となる。
雁の足のお菓子は唐突だが、ヒワの萌黄色の生菓子はごく自然な発想である。
いつもの水元公園でマヒワの群れに出会った。ハンノキの実をしきりに啄ばんでいた。
黄葉したヤナギの大木と、ハンノキを行ったり来たりしていた。けれども、非常に小さい。
動きも早い。しぐさもかわいい。飼い鳥として人気があったのも納得。
〈もちろん、現在では野鳥を捕獲、飼育することはいけません〉
水元の鳥番人さん、お世話をおかけしました。
背景が秋っぽくてきれいですね。
こんな小鳥、表情をよく捕らえましたね。
雁のチョコレートの発想の源はマヒワの生菓子だったのですか!!
冬の装いか ? ふっくらしている綺麗な小鳥ですネ。
水元公園は、沢山の野鳥の飛来しているようで楽しみな場所ですね。
我が家の庭に、朝方 シジュウカラが遊びに来ますが、
動きが素早く 中々撮れません。
もしかして、“見たい”オーラ出すぎでしょうか…
マヒワ、色も柔らかそうな質感も確かに美味しそうですね。「生菓子」に同感です。
聞いて頂いてありがとうございます!!カメになり蝸牛になりですが地道に歩んでいきます。
知らんぷりしながら小鳥にカメラを向けるのでしょうか。想像してしまいます。
マヒワが来ると冬だなあと思いますが、ここ数日、あたたかい日が続き、鳥見も楽しくなります。
マヒワのほかにもシジュウカラ、エナガ、コゲラなどがにぎやかで、あたたかいと小鳥たちも嬉しそうです。
本当にこの小鳥はかわいいんです。(^.^)
しぐさもかわいいんです。
小さいので、視力の悪い私には肉眼ではなかなか捉えられません。
カメラレンズで見つけるのです!!
シジュウカラもかわいいですね。
何事も慣れですから、カメラで追い続けると、捉えられるようになりますよ。
チャレンジしてみてください。あっ、そんなヒマないかも…。
ハンノキの実は小鳥たちにとってはご馳走です。
この公園には、ハンノキがたくさんあるので、鳥たちも多数訪れます。
鳥や自然の好きな人間も。
いつも、葉の落ちた季節にマヒワのイメージがありますが、今年は黄葉が遅れたせいで、いい背景になりました。(^.^)
いやいや、見たいオーラ足りないのでは…。
こちらも、見たい、会いたい、撮りたいオーラを発散させております。
そういう人が大勢いて、カメラを構えていて、小鳥さんは姿を見せてくれます(^_-)-☆
カメでも、カタツムリでも、前進する者が報われます。
今後も楽しみにしています(^.^)
メタセコイアの森はレンガ色だし、モミジもハゼも燃えているし、イチョウは黄金色で、そらは真っ青。
小鳥を撮るときは必死です。来て! もっと近く! 飛ばないで!!と、
念じてカメラを構えております。(^_-)-☆
マヒワって、スズメより、ずっと小さいのですよ。
ですから、ちょっと離れた木の高い枝ではダメ、葉の茂った木ではダメ。
眼の前の木に来てくれるまで、じっと我慢の子で待つのです。ふー。
友人が400ミリのレンズを私のカメラにセットしてくれました。
おかげでキャッチできたのであります。感謝!!
なんと1000枚近く連写で撮りました。多くは削除しますが、
整理が途中でいやになって、アトランダムに選んでUP しました。
編集がイマイチ苦手です。
見ているとき、撮っているときが楽しい!!