食虫植物

久方ぶりに成東東金食虫植物群落を訪ねました。
(略)
「諸君、私の疑問に答えたまえ。
 動物と植物との間には確たる境界がない。
パンフレットにも書いて置いた通りそれは人類の勝手に設けた分類に過ぎない。
動物がかあいそうならいつの間にか植物もかあいそうになる筈だ。
動物の中の原生動物と植物の中の細菌(さいきん)類とは殆(ほと)んど相密接せるものである。
又動物の中にだってヒドラや珊瑚(さんご)類のように植物に似たやつもあれば
植物の中にだって食虫植物もある、睡眠(すいみん)を摂(と)る植物もある、
睡(ねむ)る植物などは毎晩邪魔(じゃま)して睡らせないと枯(か)れてしまう、
食虫植物には小鳥を捕(と)るのもあり人間を殺すやつさえあるぞ。
(略)
                                     童話「ビジテリアン大祭」

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イシモチソウ(モウセンゴケ科モウセンゴケ属)Drosera peltata Thunb 石持草
モウセンゴケの仲間で食虫植物。粘液の付いた腺毛で小さな昆虫を捕らえて栄養とする。
小鳥を捕らえることは出来ません。

食虫植物には小鳥を捕(と)るのもあり人間を殺すやつさえあるぞ。という食虫植物は、ウツボグサぐらいだろう。
大型のウツボグサであれば、運の悪い小鳥がうつぼの中に落ちれば、溶かしてしまうかもしれない。
睡(ねむ)る植物は、夜になると葉が閉じるネムノキなどかな。

ここの植物群落には、外に、モウセンゴケ、コモウセンゴケ、ナガバノイシモチソウ、ミミカキグサ、ホザキノミミカキグサなどが自生している。 多くは夏から初秋にかけて花を咲かせる。
ようやくモウセンゴケだけ小さな株を見つけることが出来た。
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モウセンゴケ(モウセンゴケ科モウセンゴケ属)






群落はいま、ノハナショウブが咲き、いつものように風がふいていた。
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園芸種の花菖蒲と比べると、いかにも素朴です。
チガヤが増え、乾燥化が進み、食虫植物は絶滅の危機にあります。
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Commented by shibata at 2011-06-23 23:18 x
こんばんは
こうした野生の花がいいですね。
花菖蒲園を見によりましたが、圧倒されてしまいます。
どう写したものか・・・・?
トラノオと一緒に涼しげです。
イシモチソウは初めて・・・珍しいものを拝見しました。
Commented by nenemu8921 at 2011-06-23 23:27
shibataさん。
花しょうぶは今年はあちこちで見る機会があり、撮影も面白いと思いましたが、
イマイチ、熱が入りません。
でも、野原のアイリスも撮影は難しいです。
イシモチソウも小さな花で、木道にはいつくばって撮りましたが…。
難しかったです。
ふー。

Commented by odamaki719 at 2011-06-24 11:01
おはようございます✿
イシモチソウの真っ白な花が素敵ですね。
モウセンゴケは虫嫌いの私には苦手な種類ですね~(笑)
花菖蒲が美しい紫です。
Commented by nenemu8921 at 2011-06-24 12:12
odamnakiさん。イシモチソウもモウセンゴケと同じ仲間です。
花はごく小さいものです。
苦手な虫の話題で、ご免なさいね。

Commented by ミチ at 2011-06-24 17:03 x
ご無沙汰しています。
急に真夏のような暑さがやってきましたね。
次から次と美しい蝶や花々を見せていただきました。
黄色いダイヤーズカモミールの花畑に行ってみたいです。
Commented by nenemu8921 at 2011-06-25 09:14
ミチさん。お元気でしょうね(^.^)
日本がインドになってしまったような暑さですね。
昔のインド人のように、ゆったり暮しています。
ダイヤーズ・カモミールばかりが元気なハーブ園でした。
by nenemu8921 | 2011-06-23 22:59 | 植物 | Comments(6)

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