群落でであった植物 ②
2012年 09月 23日
そうした目立つ植物のほかにも小さな小さな花を咲かせる珍しい植物がたくさんあって、驚きました。
痩せた湿地です。ここではじめて出会った植物もかなりあります。名前もみな個性的です。
100年ほど前の日本列島はこうした土壌が多かったのでしょうね。
1、ムカゴニンジン(セリ科ヌマゼリ属)Sium ninsi L.零余子人参
小さな小さな月光色の散形花です。つぼみです。
2、これが開いた花です。肉眼では区別つきませんでしたよ。
3、イトイヌノヒゲ(ホシクサ科ホシクサ属)Eriocaulon decemflorum 糸犬の髭
4、
5、午後になって開きます。
6、ヒメシロネ(シソ科シロネ属)Lycopus maackianus 姫白根
5ミリくらいでしょうか、花のUPを撮りたかった
7、ツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)Adenophora triphylla var. japonica 釣鐘人参
白花は珍しい。
8、コバノカモメヅル(ガガイモ科カモメヅル属)Vincetoxicum sublanceolatum 小葉の鴎蔓
風の中で息を止めて、撮った一枚。
9、つぼみです
10、もう莢をつけていました。
11、オトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属) Hypericum erectum 弟切草
12、オミナエシの中で揺れるワレモコウ
13、ワレモコウはトンボの休憩所?
粘り強さに拍手を送ります。
ツリガネニンジンの白は気が付きませんでした。
色々と名前も知らないような小さな花々を撮りましたネ。
オミナエシの中で揺れるワレモコウ 好きな写真です。
ワレモコウと云うと、
歌手 すぎもとまさと の「吾亦紅」の歌 が 心に沁みる
季節になりました。
ところでキバナノマツバボタンではなくニンジンです。確か根が細いけど、朝鮮人参のようだからと、聞いたような・・
なんとこの地にあって、北アメリカ産の帰化植物だそうですよ。他の花に影響がないのでしょうか、心配です
気になっている花です。吾亦紅の奥行を感じさせる写真、見事と
いうほかはありません。う~ん、と唸ってしまいました。
カメラでしか捉えられないマクロの世界って、ありますね。
撮影中は気づかなくて、あとから何かが見えてくるってことが。
「吾亦紅」の歌を聴きました。心に沁みるいい歌ですね。
少年にとって(大人になっても…)、母は永遠なのですね。
ジーンとしてしまいました。
いい歌を教えてくださってありがとう。
そうです。私の視力はマクロレンズにはかないません(笑)
コバノカモメヅルは、笹を立てて撒きつかせていましたが、どうも蔓ぶりがイマイチでした。
自然教育園のほうがいい撮影ができるのではないかしら。
でも、もう終りかな。
何故でしょうね。こういう花にひきつけられるのは…(^_-)-☆
人の名前もよく間違えますが、植物の名前もうっかりすることが多いのです。
キバナノマツバボタンではなく、キバナノマツバニンジンです。
最初はちゃんと書いていたのに、編集の段階で、いつのまにか、松葉牡丹になっていました。
ヒメシロネも最初はシラシロネで、おかしいなと思って気付きました。
どうも、コマッタものです。
老いの故か、性格の故か、悩んでしまいますよ。。。。
友人が気づいてくれ、修正しました。
とっても風情がありますよ。