リンドウ・ウメバチソウ・センブリ(トウヤク)

りんだうの花は刻まれた天河石(アマゾンストン」と、打ち劈かれた天河石で組み上がり、
その葉はなめらかな硅孔雀石(クリソコラ)で出来てゐました。
黄色な草穂はかゞやく猫目石(キャッツアイ)、
いちめんのうめばちさうの花びらはかすかな虹を含む乳色の蛋白石、
たうやくの葉は碧玉、そのつぼみは紫水晶(アメシスト)の美しいさきを持ってゐました。
そしてそれらのなかで一番立派なのは小さな野ばらの木でした。
野ばらの枝は茶色の琥珀や紫がかった霰石(アラゴナイト)でみがきあげられ、
その実はまっかなルビーでした。
                                       童話「十力の金剛石」

1、りんどう(ホソバリンドウ)
c0104227_2027364.jpg


2、うめばちさう
c0104227_20305712.jpg


3、花びらが散った後のうめばちそうです。
c0104227_20327100.jpg


4、たうやく(トウヤク)→センブリ
c0104227_20215112.jpg


5、イヌセンブリ
c0104227_2032414.jpg


6、ノバラ
c0104227_1245774.jpg


童話「十力の金剛石」は、秋の野の花がつぎつぎ登場するが、そのことごとくが硬質な宝石のイメージに
置き換えられる。経典の影響がかんじられますね。

たうやくはトウヤクで、標準和名はセンブリである。
センブリ(千振 Swertia japonica )は、リンドウ科センブリ属の二年草。
薬草として利用され、生薬名は当薬(とうやく)という。
最近は見かけることが稀になった。

東金・成東の食虫植物群落へウメバチソウを見にでかけた。
ヤマラッキョウが咲き、草紅葉が美しかった。
午後から友人のご案内で近くのときがね湖・東金ダムへご案内いただいた。
センブリはときがね湖の周縁の草地で、出会ったもの。
イヌセンブリは群落で見つけたもの。
センブリはどこにでもありそうで、なかなか出会えなかった植物である。
すごく嬉しかった。






ときがね湖には思いがけず、在来種の植物が多かった。
春にも、夏にも、近いうちにも、また訪れたいなと思った場所です。
ときがね湖のあとに、ユッカの花が咲く九十九里海岸へ案内していただいた。

7、もう日が落ちていたが、夕景の残照を撮ることが出来た。
c0104227_2314597.jpg


8、やはり、千葉はあたたかいのですね。南国的な雰囲気でしょう。
c0104227_2313019.jpg

友よ。ありがとうございました。

Commented by tsukey at 2012-11-15 11:40 x
綺麗な花と、夕景ですね・・・
センブリの花はこんなに綺麗でしたか!!
子供の時、生まれ育った田舎で見たきりで、花の記憶はありません。素敵な花を見させていただきました。
Commented by saitamanikki2008 at 2012-11-15 17:34
こんばんわ。
昔 会社で飲み会の前、これを飲んだら。。。と勧められたのが、
センブリの茎を乾燥して作った一杯のお茶でした。
効いたのか 効かなかったのか
苦いお茶だったことは、記憶にあります。
夕景の残照 大変綺麗ですネ。
こんなブルー モーメントの空が好きです。
Commented by matsu_chan3 at 2012-11-15 18:50
こんばんは
リンドウ、ウメバチソウは登山をしたとき見ていました。
しばらく見ていなかったので懐かしく拝見しました\(^o^)/
Commented by あだっちゃん at 2012-11-15 20:09 x
秋の野草を綺麗に撮りましたね。
素晴らしい。
センブリは暫く、見ていません。
Commented by himekyon at 2012-11-15 21:24 x
行かれたのですね~素敵です、あれ、イヌセンブリはあったけど、センブリあったかな?って思ったら、ときがね湖で撮られたのですね、
去年、成東に行ったときに、ボランティアの方が、アキノギンリョウソウを見に行きましょうと、もう一人単独で来ていた女性と3人でときがね湖へ行きました。夕方だったので、アキノギンリョウソウとノササゲをみて帰ってきましたが、途中の道端にはたくさんの野草がありました。行こう行こうと思いながら、成東へ行くときはいつもお昼近くになってしまうので、電車での移動ができずに行かずじまいでした、来年のことをいうと鬼が笑うといいますが、来年こそは言ってみます。ありがとうございました。
Commented by gigen_t at 2012-11-16 16:51
秋の 花々 こんなに多くの種類 良くぞ 撮れるものですねー、 下の銀杏 随分多く生りましたねー、当然 香りも フクイクト、
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-11-16 19:11
夕暮れの風景がいいですね~
お天気も穏やかだったのですね。
いい日でしたね。
Commented by nenemu8921 at 2012-11-17 00:18
tsukeyさん。
センブリは小さな小さな花ですね。
私は初めて見ました。嬉しかったです!!

Commented by nenemu8921 at 2012-11-17 00:21
saitamanikkiさん。
センブリのお茶ですか! 飲んでみたいです!
すごく苦いということで、有名ですよね!!
夕焼けの残照、夕陽の達人さんに撮り方を教えていただきました。
一人では、とてもこんな写真は撮れなかったと思います。
Commented by nenemu8921 at 2012-11-17 00:24
matsu_chanさん。
りんどう、ウメバチソウは山では9月に出会いますが、こちらの湿原では今満開です。
千葉は温かいのだなあと思います。
Commented by nenemu8921 at 2012-11-17 00:26
あだっちゃん。
どうも野草に魅かれます。
園芸種よりずっと一生懸命撮影するのですが、仕上がりも地味です。
(^_-)-☆

Commented by nenemu8921 at 2012-11-17 00:33
himekyon さん。
やっぱり、ときがね湖、ご存知でしたね。
ヤクシソウ、コウヤボウキ、サルトリイバラなどたくさんの野草がありましたよ。
アキノギンリョウソウは気づかなかったです。
もう一度行きたいなあ、近いうちに。

Commented by nenemu8921 at 2012-11-17 00:36
gigenさん。
どうも安直な撮影ばかりで冷汗です。
イチョウの実は画像だけでも、皆さん鼻をしかめて見てくださった印象です。 (^_-)-☆
Commented by nenemu8921 at 2012-11-17 00:41
kimikoさん。
この日の夕日はあまり焼けませんでしたが、ご指導がよかったので、どうにか絵になりました。(^_-)-☆
Commented at 2012-11-17 01:53
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nenemu8921 at 2012-11-17 08:59
鍵コメさん。いろいろありがとうございました。
イヌセンブリは株も少なく、花も終わりの様子でした。
おまけ、ありがとうございます。おかげさまで形になりました。
とても一人ではあの空を作品には出来なかったと思います(^_-)-☆


Commented by saidenryu at 2012-11-17 10:57
花々が宝石のように見えてきました。
不思議な感じです。
Commented by nenemu8921 at 2012-11-17 15:44
saidenryuさん。
花々が宝石のように見えるとは!!
賢治のマジックにかかりましたか?
経典における天上のイメージは金銀宝石の比ゆであふれています。
タイトルからして、かなり経典を意識していると思います。
正直なところ、私は落ち着きませんが。
by nenemu8921 | 2012-11-15 02:41 | 植物 | Comments(18)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921