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佐藤国男カレンダー

宮沢賢治情報スクランブル

もうじき師走ですね。あっという間に一年が過ぎ行く感じがします。
今年も版画家の佐藤国男さんからすてきなカレンダーが届きました。
いつもありがとうございます。

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今年は一つのテーマでまとめずに季節感にあわせて編集されたようです。
絵本でおなじみの方も多いと思いますが、画像をご紹介しましょう。


睦月、如月、弥生は「水仙月の四日」です。
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卯月、皐月、水無月は「セロ弾きのゴーシュ」です
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文月、葉月、長月は「十力の金剛石」です
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そして、神無月、霜月、師走は「雪わたり」です。
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このカレンダーは函館の「majo majo market,」という輸入雑貨などを扱うお店で販売しているそうです。
一部¥700だそうです。首都圏やイーハトーブでは購入できないのは残念ですね。





版画家の佐藤国男さんは「山猫博士」と自称して
              北海道新聞にエッセイを連載されていました。
「水仙月の四日」の解説ふうのご文章をご紹介します。
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クリックすると大きくなります。
面白いので、是非お読み下さいね(^_-)-☆
このタイトルがいいでしょう。
千葉賢治の会で、会誌を創刊するときに名前を「カリメラの夢」にしたかったのですが、
マニアックすぎるというので「雲の信号」に落ち着いたのでした。。。。


Commented by kaguragawa at 2012-11-28 20:06
すばらしいカレンダー紹介いただいて有り難うございます。「雪わたり」には、気持ちをほぐしてもらいました。
Commented at 2012-11-28 20:58
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by pcmimiko0207 at 2012-11-28 22:49
木目がステキですね~^^
独特の味わいが出て色彩も綺麗ですね(^^♪
こんなカレンダーをお部屋に飾ったら、楽しくなりますね❤
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-11-29 07:05
素敵なカレンダーですね。
他の手法も好きですが、木版画は特に温かみや味わいがあって好きです。
佐藤氏のご紹介もありがとうございます。
山猫エッセイも楽しそう・・・
縄文コラムもいいですね。
Commented by gigen_t at 2012-11-29 09:42
手作りの温もり タント〔沢山〕 味わいさせて頂きました。
Commented by saitamanikki2008 at 2012-11-29 09:46
こんにちは。
これらの絵の空の空間と 人の目つきが生き生きしてイイですネ。
生命を感じます。
木版画の温か味は、やはりイイナ~ !!
Commented by nonohana28 at 2012-11-29 15:33
こんにちは。
版画はどこか温もりを感じますね。
昔、子供の頃、ゴム版や木版で彫って年賀状を作ったことがありました。
懐かしいです。
Commented by yohachi-nitta at 2012-11-29 16:45
カレンダ-の版画に関心がわきました、メルヘンの世界で、夢の世界でもあるようです。
3月の版画、赤いコ-トの少女が悲しそうな表情で倒れている意味が解らない。

「山猫博士のひとりごと」で カリメラの夢で述べられていましたね。
とても良い話ですね、やはり 夢があります。
Commented by nenemu8921 at 2012-11-29 20:24
kaguragawaさん。
気にかけてくださってありがとうございます。」
Commented by nenemu8921 at 2012-11-29 20:26
鍵コメさん、どうも恐縮です。
今年は制作できませんでした。(>_<)
Commented by nenemu8921 at 2012-11-29 20:28
pcmimikoさん。
みな賢治童話が素材です。
佐藤国男さんの世界って好きなんです。
Commented by nenemu8921 at 2012-11-29 21:02
kimikoさん。
有名な話ですが、佐藤国男さんは絵本作家の前には大工さんでした。
最近の作品は英語版もあります。
縄文は面白いでしょう、ユング・フロイト(弓具古糸)なんてね(^_-)-☆
Commented by nenemu8921 at 2012-11-29 21:03
gigenさん。
手作りのぬくもり、いい言葉ですね。
Commented by nenemu8921 at 2012-11-29 21:06
saitamanikkiさん。
佐藤国男さんの世界はユーモアとおしゃれ感とそれでいて、素朴なところが好きです。
木版、いいですよね (^_-)-☆
Commented by nenemu8921 at 2012-11-29 21:11
nonohanaさん。
木の木目が出ているところが面白いですよね。(^_-)-☆



Commented by nenemu8921 at 2012-11-29 21:14
yohachiさん。
これは「水仙月の四日」という、宮沢賢治の童話の世界です。
機会があったら、読んで見て下さいね。
日本語の美しさをきっとつくづく感じると思います(^_-)-☆
Commented by yutorie at 2012-11-30 09:25
年輪を活かした木口木版ゆえ
浮世絵の板目版画とは違って精密で繊細な表現ができていてすばらしいです。
イギリスで生まれたこの木口木版は本場でさえとてもマイナーになってるようです。
なんたって気になる蜘蛛の巣の中に夢のような暖かい絵で本物を見たいです。
Commented by kobane99gi at 2012-11-30 11:42
『雪わたり』の 机に向かうキツネの表情が
いかにも楽しげで、
佐藤国男さんご自身も
こんなふうに図柄を考えていらっしゃるのかなと思いました。
確固とした、ひとつの世界ですね。

新聞の広告か何かで
『これからは文化の力が世の中を救っていくのではないか』
という記述を見ました。
こういった芸術も、写真も、
人が心の力を取り戻すもとになっているということですよね。
nenemuさん、
ご活躍の場面は、まだまだ多そうですね♪♪
Commented by nenemu8921 at 2012-11-30 17:54
yutorieさん。
くもの巣の中に~~とはいい表現ですね。
気に入っていただけて、嬉しいです。(^_-)-☆
Commented by nenemu8921 at 2012-11-30 18:00
kobaneさん。
雪渡りの冒頭の版画は小キツネ紺三郎くんが、幻灯会の準備をしているシーンですね。(^_-)-☆
原文にはない場面ですが、こういう想像力がすばらしいですよね。
kobaneさん、世界が効率や経済ばかりの力学で動くとき、切り捨てるものが多くて、悲しいことですね。
心の力を活性化するには宮沢賢治が有効だと思いますよ(^_-)-☆

Commented by あだっちゃん at 2012-11-30 21:45 x
これは熱烈な宮沢賢治ファンのnenemu8921には良いプレゼントですね。
絵がとっても可愛いです。
Commented by nenemu8921 at 2012-12-03 07:55
あだっちゃん。
こちらのコメに気づかず、失礼しました。
はい、嬉しいプレゼントでした。 (^_-)-☆
by nenemu8921 | 2012-11-28 17:21 | 賢治情報・スクランブル | Comments(22)

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