稲田

  方十里稗貫のみかも 
          稲熟れてみ祭三日 
              そらはれわたる


1、
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2、
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3、
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  病(いたつき)のゆえにもくちん
                いのちなり 
          みのりに棄てば 
                うれしからまし


4、
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5、
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花巻市鍋倉周辺にて。声をかけて撮影させていただきました。

ご紹介したのは賢治の絶筆。二首。この九月のイーハトーブの田は黄金色にかがやいていた。

賢治が豊作や実りの喜びを歌った詩句は、他にはほとんどないのに気づいた。

稲作や稲田を素材にした詩句は数多いが、多くは気候の不順を憂いたり、嘆いたり、
干害や冷害、台風や洪水などの災害や凶作の恐れをモチーフにしている。
(台風の報道を気にかけながらこれを書いています)





6、
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7、
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こちらは花巻市田瀬周辺での撮影。

8、
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こちらは紫波郡の稲田。稲刈り風景はそれぞれですね。
Commented by マングース at 2013-10-16 07:29 x
おはようございます。
自然災害や天候不順が与える影響は今とは比べものにならないくらい大きかったんでしょうね。
学校でも飢饉の話などを教えられるので江戸や明治時代がとても暗く悲惨な時代のように刷り込まれてしまいます。
秋の実りの喜びや美しさなどにもっとスポットを当ててくれたらいいんですけどね~^^
収穫前の季節ですし台風の被害、大きくないことを祈っています。
Commented by saitamanikki2008 at 2013-10-16 10:37
こんにちは。
自然を相手にした農業は、時として厳しいものがありますネ。
稲も改良を重ね 強くて美味しい品種になりましたが
昔は、コメの収穫だけで生活し、農閑期には都会に働きに出たかも知れませんね。
台風の強風に負けず、実りの良いイネモミの収穫を
願いたいです。
Commented at 2013-10-16 10:47
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nenemu8921 at 2013-10-16 12:28
マングースさん。
今日のような体験をすると、自然災害はいかにたいへんだったか、
実感しますね。
宮沢賢治という人は、春を歌ったものはいききと躍動感にあふれていますが、
秋の紅葉の美しさや実りの喜びを歌っていないのですね。
やはり、風土の影響がつよいのでしょうか。
Commented by nenemu8921 at 2013-10-16 12:30
saitamanikkiさん。
農業は今でもたいへんだとよく聴きますが、お会いするイーハトーブの方々は
あかるく、朗らかで、いきいきしているように感じます。
いい時代でしょうか。
Commented by nenemu8921 at 2013-10-16 12:32
鍵コメさん。
あらら、そうでしたか。気になさらずにお付き合いください。
お手間をかけさせて申し訳ないです。
こんごとも、どうぞ、よろしく。
by nenemu8921 | 2013-10-16 00:51 | 植物 | Comments(6)

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