新刊本 つづき
2013年 10月 30日
新刊本、もう一冊届きました。
『絵本で読みとく宮沢賢治』
中川素子・大島丈志 編
水声社
¥3500+税
目次は次のとおりです。
まえがき 中川素子
Ⅰ
すきとおったほんとうのたべものー宮沢賢治絵本シリーズを編集して 松田素子
宮沢賢治童話にみる夜の光と色の視覚化 久保村里正
抽象美術家による宮沢賢治童話の絵本化 中川素子
「雪わたり」からみる国語教育と賢治絵本 山本純子
いわさきちひろのなかに息づく宮沢賢治 上島史子
Ⅱ
イメージの選択「銀河鉄道の夜」の場合 今田由香
絵本「気のいい火山弾」を考える 鈴木健司
小林敏也と「画本 宮沢賢治」-『画本 雨ニモマケズ』を中心に 笹本純
「注文の多い料理店」の絵本化に関する三つの考察ー不確定箇所の再創造を中心として 大島丈志
片山健と『狼森と笊森、盗森』-ミステリアスな符合の交錯するなかで 石井光恵
小林敏也『ポラーノの広場』を謎解きする 赤田秀子
賢治童話の絵本化ー『虔十公園林』を中心に 関口安義
「グスコーブドリの伝記」との「出会い」に絵本はどう関わるのか? 近藤研至
Ⅲ
「銀河鉄道の夜」の映像化ー解釈の諸問題について 加倉井厚夫
文字の絵本 風の又三郎 和田直人
ワークショップで表現する宮沢賢治の世界 斉藤正人
絵で表現することからはじめる「風の又三郎」の楽しみ方 清水早知子
「宮沢賢治童話リスト」とその作成ー手法と考察 藤倉恵一
あとがき 大島丈志
そうなんです。実は私も小林敏也さんの「ポラーノの広場」論を書かせていただきました。
これは、『雲の信号 第4号 特集「ポラーノの広場」』 (千葉賢治の会・2003・9)に
発表した論を改稿したものです。
しかし、本書の全貌は?
実は私もこれから勉強させていただきます。
難しいかしら?でも絵本・・とありますから・・・・
絵本も奥が深いですが・・・・