カシワバハグマ

坂田ヶ池総合公園まで出かけました。
きつねささげに会いたい一心でしたが……。
出会えたのはこの花でした。

 カシワバハグマ(キク科コウヤボウキ属)Pertya robusta 柏葉白熊
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柏葉白熊とは、葉が、柏の葉に似ていて、頭花が「白熊(はぐま)」に似ているという意味の命名だそうです。
「白熊」は、 仏具のほっす(払子)に使われるヤクの尾の毛のことで、多くの糸状の花被片からなる頭花を例えたものとか。

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賢治作品にはこの植物は登場しないのですが、花巻でよく泊まった宿の裏山にはこのハグマがびっしり生えていました。
ほっす(払子)は身近なものでした。賢治の童話でも登場します。馬の尾の毛の払子です。

それに靴ぬぎもあれば革のスリッパもそろえてあり、
馬の尾を集めてこさえた払子もちゃんとぶらさがってゐました。
                             童話「茨海小学校」


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しかし、狐の小学校の玄関に払子がぶら下がっているのとは!!
一体狐たちは払子を何に使ったのでしょう?

本物の払子はこんなのです。(^_-)-☆
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Commented by マングース at 2014-10-13 01:03 x
こんばんは。
思い切って出かけると意外な出会いもありますね!
カシワバハグマは初見ですがコウヤボウキ属というだけあって
リボンのような花被片はコウヤボウキとよく似ていますね。
狐の小学校の払子が馬の尻尾の毛というのも面白いですね。
自分(狐)の尻尾の毛でも良さそうですけど(^o^)
Commented by nenemu8921 at 2014-10-13 09:12
マングースさん。
カシワバハグマはコウヤボウキによく似ていますが、より野草っぽいですね。
狐のしっぽの毛ですか?! まあ、ブラック・ユーモアですね(^_-)-☆
Commented by nobumaki at 2014-10-13 09:39 x
私も先日この花を見かけました。
ハグマとはそのような意味を持っていたのですね。
nenemuさんの解説は植物図鑑よりもすんなりと頭に入ります。
Commented by nenemu8921 at 2014-10-13 10:10
nobumakiさん。
ハグマ、白熊って、不思議な名前ですよね。
ついつい、宮沢賢治の世界に連結してしまいます。
こじつけ!と、言われそう。(^_-)
Commented by h6928 at 2014-10-13 11:00
カシワバハグマって、こうしてアップで見ると綺麗な花なんですね。
薄い紙を切って作ったような舌状花・・・マジマジ見てしまいました。
子供の頃から見慣れた花ですけど、あまり見つめたことはなかったですね。
白熊を「はぐま」って読むにはなかなかなじめませんが、
それが語源なのですね。
Commented by nenemu8921 at 2014-10-13 12:54
h6928さん。子供のころから見慣れた花でしたか!
私は大人になってから、この花を認識しました。
名前の不思議さが気になって仕方ありませんでした。
マジマジ見て、不思議な美しさだと感じました。

Commented by kana at 2014-10-13 22:37 x
私も、この植物は初見です。
花は面白い形をしていますが、種子も素敵なのでしょうね(#^.^#)
Commented by nenemu8921 at 2014-10-14 06:53
kanaさん。
身近にあっても、見過ごしがちですよね。
種子は認識していません(>_<)
by nenemu8921 | 2014-10-12 23:51 | 植物 | Comments(8)

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