紫紺染め
2015年 08月 15日
どういうわけでこんなおもてなしにあずかるのか先刻からしきりに考えているのです。
やはりどうもその先頃おたずねにあずかった紫紺についての様であります。
(略)
あれは現今西根山にはたくさんございます。
童話「紫紺染について」
紫紺とは、紫根染染めに使われるのはムラサキという植物の根っこである。
初夏に小さな白い花をつける。ムラサキと言えども白い花ですよ!
この童話では西根山に自生しているとあり、植物図鑑にも分布は日本全土とあるが、
実際に野外で、この花に出会ったことはない。
調べてみたら、絶滅危惧種レッドデータブックIBにランクされているという。
これは初夏に佐倉市の歴博の付属施設、くらしの植物苑で、栽培されていたものを撮影した。
先人たちの知恵と知識を、われわれは気軽にただ情報として受け止めることができるわけですが、感動することを忘れがちですね。
謙虚に思い返すことができるgigenさんだからこそ、一つ、一つあのように素晴らしい作品が撮れるのでしょうね。
そうでしたか。ありがとうございます。
思い出しました。
同じムラサキ科の花にホタルカズラという花があります。
ホタルカズラは花が紫(紺)ですが。
こちらは貴重な花なのですね。
アカネなのに白い花に似て、どちらも地上部ではなくて、
根を染料に使うって共通点がおもしろいですね。
染料に使っていたくらいたくさんあったでしょうに、
今は見たことさえありません。
染料植物園に行けば見られるかなぁ~って、
行ってみたくなりました。
あっ、でも、もう花は終わってますよね。
染料にしたということは昔はたくさん生えていたのでしょうね。
今はほとんど栽培されたものしか、見ることができないような気がします。
ほんと、さびしいですね。
紫の染料は代用植物ではなくて、
現在では化学染料を使うことが多いのだと思います。
ホタルカズラもいいですね。(*^_^*)
賢治作品にはホタルカズラも登場するので、撮影したことがあります。
http://nenemu8921.exblog.jp/17897436/
良かったら、見てね。
ホタルカズラは運が良いと、植栽されてものではなく、野外で出会うこともありますね。
アカネは野外でたくさん見られるのではないですか。地味な花ですよね。
昔の人は実用主義?!でしたね。
ベニバナも初めて見たときは黄色いのに紅花なの?!と思いました。
あれは根ではなく、花を煮出すのでしょう?
面白いですね。
高崎の染料植物園にはあると思います。この花は初夏に咲きます。
私も一度行きたいところです。
良かったです。お元気になられて。
娘さん、親孝行ですね。看病にも時々来てくださるのね。
お盆にも一家で見えたのね、にぎやかだったでしょう。
体調に合わせて、撮影を続けることが、長生きの秘訣?!だと思います。
マクロレンズで、部屋で野菜や花などを撮影するのも楽しいと思いますよ。
私もしばらくペースダウンしていましたが、ようやく涼しくなったので
元気を取り戻したいと思います。(^_-)-☆