米澤ポランの廣場
2015年 07月 08日
宮沢賢治を勉強している《米澤ポランの廣場》というグループの代表であるH氏宅へ。
米澤といっても、深い森の中にあるお宅でした。
ホトトギスやウグイスのさえずりが響いていました。
夜には遠くヨタカの声、翌朝はアカショウビンの声が間近に聞こえました。
このヒュッテで宿泊させていただきました。
森を散歩すると、こんな看板がありました。
そんぴんって、意味が分かりますか? 答えは一番最後に。
猿が出て来て、歓迎?と思ったら、別荘の屋根に上って、私を威嚇しました。
夕方から予定していた森でかがり火を焚いての会合は、雨がひどくなったので、
急遽、Hさん宅のリビングでの宴となりました。会の皆さんもお集まりになって楽しいひとときでした。
賢治の話でおおいに盛りあがって、時間を忘れるほどでした。
米澤の郷土料理をたくさんご馳走になりました。みな手作りですよ。
身欠きにしんと山椒の煮つけ。
蕗の煮つけ。味付けが最高に美味しかった。
わらびですね。新鮮です。赤唐辛子としょうがの千切りとともに。
サザエです。隣人の差し入れ。九州からこの日届いたもの、ゴージャスですね。
ニシンのこぶまき。
ゼンマイの煮つけ。
精進揚げ。
これはウコギメシのおにぎり。米沢ならではのおにぎりです。
そしてデザートは胡桃寒天。この地方の特産です。レシピを教わりました。
そんぴんとは?
偏屈という意味だそうです。偏屈な人でないと暮らせないのかな。
冬は雪が深いところだそうです。これは冬に備えて、まきストーブ用です。
山奥でしょうね。
こう言う環境に住むのも一つの選択ですかね。
私は若い頃には山男でした。
夢はそんな場所に住むことだったのですけどね。(笑)
儚く消えた夢でした。
米澤ってあの米沢牛の米沢ですか?
赤湯と言う所に泊まった記憶があります。
そのとおり。あなたの夢を生きている人かもしれません。
そうでないような気もします。
米沢牛、赤湯温泉でいただきましたよ、前日に。
米澤は井上ひさしの遅筆堂文庫があるところでもあります。
私の東北の旅と 同じ頃に東北め山形に行かれたのですネ。
H氏宅の外壁 赤い飾りのような柱が
良いアクセントになって、感じのイイ お住まいですネ。
それと 地元ならではの郷土料理の数々、どれも
心がこもっているような印象です。
胡桃寒天 スィーツですか 味見したいナ~。
森でかがり火を焚いての会合 雨で残念でした。
かがり火の雰囲気は、イイですからね。
へ~ 猿も出没ですか。
最近の猿は、威嚇も。。。
イノシシの突進でなくて良かったのかな。
ウコギメシ? ウコギとは、どんなお味なのでしょうか !(^^)!
このような場所で生活していると、空気もきれいで、体に良さそうですね。
なかなかご苦労が絶えないでしょう。
そんぴんになってしまうのも分かる気がします。
ごちそうの写真、子供の頃遊びに行った母の実家を思い出します。
サルが家の屋根からオシッコするような田舎です(^^;
ここは米沢市ですが、街中ではありません。
街中で猿が登場するのは、カトマンズですね。
ここは本来 猿やカモシカが暮らしていた森なのでしょう。
東北は山菜の宝庫ですが、美味しくいただくには、
とても手間がかかるものでもありますね。
贅沢なことです。
まあ、東北へ行かれたのですね。どこかでニアミスしていたかしら(^_-)-☆
Hさんのお家は、ご自身でデザインされたようです。
内部をご紹介できないのが残念です。
かがり火は残念でした。
胡桃寒天は絶品でしたよ(*^_^*)
ウコギメシとは、ウコギという植物の新芽を摘んでご飯に炊き込むようです。
この地の上杉鷹山が推奨した植物で、歴史的、文化的背景があるのです。
次回ウコギも含めて、植物のご紹介をしたいと思います。見てくださいね。