ネムノキ

ねむそよぎ白雲垂るる朝の河原からすのなかにてわれはかなしみ
                                    〔歌稿A 124〕

c0104227_20292626.jpg


花さけるねむの林のたそがれをからすのはねを嗅ぎつつあるけり
                                    〔歌稿A 197〕


c0104227_20295177.jpg


c0104227_20301353.jpg
ネムノキ(マメ科ネムノキ属)
Albizia julibrissin 合歓木

賢治のネムノキの登場する舞台は多くが河原である。
実際、ネムノキは河川敷によく自生している。大木も多い。 

歌稿124はカラスの水浴びの情景だろうか。朝の散歩で出会った光景か。

歌稿197はのちに文語詩「黄昏」に改作され、主人公は 屠殺士の加吉と虚構化される。

共に大正3年の初夏の歌。賢治はこの年の3月、盛岡中学を卒業し、4月には肥厚性鼻炎の手術を受け、
看護婦に恋をするが実らず、退院してからは家業の質屋の店番などいやいや手伝っていた。
憂鬱な失意の日々だった。眠れずに朝も家を出て、夕ぐれどきもいたたまれずに家を出て、
近くの河原を一人歩くことが多かったのかもしれない。
Commented at 2015-07-17 22:33
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2015-07-18 14:17 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ha128256ak at 2015-07-18 18:18
ネムノキの花は綺麗ですね。
意外と写しに行っていません。
鳥撮りの時、ついでに獲るぐらいかな。
Commented by saitamanikki2008 at 2015-07-18 20:35
こんばんわ。
本当に綺麗ですネ~ !!
nenemuさんスタイルの撮り方が好みです。
真似て撮ろうと思ってますが、
nenemuさんのようには、撮れません。
Commented by nenemu8921 at 2015-07-18 23:24
鍵コメさん。
ありがとうございます。了解しました。楽しみにしています。
私も自転車で行けたら、いいのですが(^_-)-☆
Commented by nenemu8921 at 2015-07-18 23:34
18日の鍵コメさん。
そうですか。それなら安心ですね。
お嬢様が…。まあ、うれしい! でもちょっと緊張です。
Commented by nenemu8921 at 2015-07-18 23:43
あだっちゃん。
ネムノキはワザワザ撮りに行くほどのことはないかもしれませんが、意外ときれいですよ。
でも、すてきに撮影するのはむずかしかったです。
Commented by nenemu8921 at 2015-07-18 23:48
saitamanikkiさん。
どうも有難うございます。
友人の家にきれいに咲いていたので、撮影させていただきました。
もっと引いたアングルで撮った画像は電線が入ったりでうまくいきませんでした(>_<)
住宅地の撮影はむずかしいです。
saitamanikkiさんこそ、いつもお庭の花をきれいに撮っていらして感心しています!!

Commented by aamui at 2015-07-19 07:47
ご無沙汰しました<m(__)m>
合歓木はあまり見かけませんので久しぶりに見て嬉しくなりました
エジプトのホテルの早朝見た合歓木は今も鮮やかに残っています 有難いことですね 脳って!
Commented by kana at 2015-07-19 22:11 x
ネムノキは、未だ、ろくな撮影出来ていません。
花が素敵なので、つい見とれてしまいます (^_^;)
by nenemu8921 | 2015-07-17 21:11 | 植物 | Comments(10)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921