ヘンなオバシギ?
2015年 08月 29日
あいにく小潮で、シギチは少なかったのですが、そのとき、
変なシギに会いました。これです。
何だと思いますか?
はじめは、「オバシギかな…」と思ったのですが…。
どうもちょっと、ヘンだなァと思っていると。。。
これはアライソギとオバシギのハイブリットだということです。
えっ、アライソシギなんて鳥いたかしら??
野鳥図鑑として定評のある「フィールドガイド日本の野鳥」にも、
「鳥630図鑑」にも載っていないのに。。。
シギの識別で頼りにしている「シギ・チドリ類ハンドブック」には記載がありました。
日本列島では未記録種とあります。
未記録のアライソギとオバシギのハイブリットだなんて(@_@)
ヘンなシギの中でもとりわけヘンな鳥たっだというわけです。
つづきです。
この日は南側の杭に並んでいたのはカワウの群れ。
潮が満ちて来るとともに増えてきたのがキアシシギ。しきりに鳴き交わしていました。
数はそう多くなかったと思いますが、声はすごかったです。
ダイゼンも2,3羽だけ。
キョウジョシギも2,3羽だけ。
でも、あっという間に陽は傾き、駐車場がクローズする時間になってしまいました。
なんかヘンだなぁ・・・って気が付くところが凄いですね。
シギチは似たもの同士が多くて、
普段見慣れていないから、みんな同じように見えてしまいます。
それにしても、水鳥が多いのも食べ物が豊富だからでしょうね。
ざっと見てもフジツボはいっぱいだし、二枚貝も小さな巻き貝も、
そこら中にあるんですね。
たくさんのカワウたちがいても大丈夫なほど、
豊かな海なんでしょうね。
三番瀬は、自然豊かな場所ですね(~o~) 行ってみたくなりました。
カモ類とモズはハイブリットが多いとは聞いていましたが、シギにもいるんですね。
つまり、異種交配ということですか?
そして日本で未記録って、
凄い出会いでしたね!
日々の細やかな観察の賜物でしょう♪
カワウの数にも圧倒されました。
ここは野鳥の天国!?(^-^)/
シギチは識別が難しいので何ン年見ていても、確信が持てない鳥にも出会います。
個体差もありますし、夏鳥や冬鳥、、エクリプスもありますから。
いつも自信なさそうな顔をしているので、啓蒙好きな人が声をかけてきて教えてくれます。
谷津干潟はラムサール条約の登録地ですし、保護もしているので、環境は豊かです。
ただ、アオサの繫殖で。人も鳥も悩んでおります。(>_<)
多少トリミングしていますよ。
かなりトリミングしても鮮明です。キャノンの5DMarkⅢです。(*^_^*)
レンズはシグマ150~600です。それでも重いのがツライです(>_<)
あっ、天候が良くないとピンを合わせるのが苦労です!
この鳥は春に三番瀬に立ち寄った個体のようです。
帰りにも寄ってくれたのですね。
三番瀬と谷津の間を言ったり来たりしている様子です。
シギのハイブリットは他もたまに出ますよ(^_-)-☆
三脚を立てていた目の前に降りたので、(@_@)しました!!
周囲の人はさっそくケータイで友人に連絡している人もいました。
でも、正直なところ、私はあまり感激しませんでしたよ。
だって、動きも姿も地味なんですもの…(^_-)-☆