外に出れば、花の香りが気になる季節である。柑橘類の花はみな香りが高い。夏みかんだろうか。レモンだろうか。柚子だろうか。
ハリエンジュだけれども、賢治風に言えばアカシアのランプだ。谷津の駐車場の奥の草原に、アカシアの木がたくさんあって、あまい香りが一面漂っている。
こちらは野茨の花。賢治もお気に入りだった。
近くの真間川を散歩すれば、野ばらの藪がこの時期ばかりは饒舌になる。
スイカズラも香る。野茨の隣に茂っていた。賢治作品に登場しないのは不思議だ。
海岸周辺を歩くと、香るトベラの花。
同じ時期に咲くシャリンバイ、似た環境に自生する。暖地性の海岸に多い。いつもどっちがどっちだったか忘れてしまう。
香らないのはこの花。ハナダイコン。海岸に多い。群生していても無口だ。もうじきハマヒルガオも咲きだす。
おまけです
2,3日前に届きました。
愚息の名前で。でも、彼の奥さんの配慮でしょうね。いつもありがとう。
コンパクトなブーケ、おしゃれなパッケージ。アプリコットカラーのカーネーション。
母の日に花を贈ったことがなかったなあ。「花より団子」の人でしたから。(^^)v
1月に逝った母を思い出しています。