チモシイ

チモシイの穂がこんなにみじかくなって
かはるがはるかぜにふかれてゐる
   (それは青いいろのピアノの鍵で
    かはるがはる風に押されてゐる)
          詩「オホーツク挽歌」


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チモシイはイネ科の植物で、ユーラシア産の多年草。
明治初期に牧草として輸入され、現在では広く各地に野生化した。オオアワガエリ。

風に揺れているチモシイの穂が、演奏するピアノの鍵盤のように
代わる代わるゆれているのである。
オホーツクの海風がチモシイのピアノで演奏するのは、亡き妹の死後の
ありようを案じる詩人のこころだった。




 
by nenemu8921 | 2006-11-12 16:28 | 植物 | Comments(0)

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