ヤドリギ

「栗の木 死んだ、何して死んだ、
子どもにあたまを食われて死んだ」

「栗の木食って 栗の木死んで
かけすが食って 子どもが死んで
夜鷹が食って かけすが死んで
鷹は高くへ飛んでった」
 
     童話「タネリはたしかにいちにち噛んでいたやうだった」


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ヤドリギ(宿木)
クリ、ブナ、エノキ、ケヤキ、ミズナラなど、落葉樹の大木に寄生する常緑小低木。
常緑なので冬に宿主の葉が落ちると目立つ。
鳥がその実をついばみ、糞をすることで、他の枝に運ばれる。
賢治のヤドリギはクリの木がお気に入りのようだ。
カケスはヤドリギを食べるが、もちろんヨタカがカケスを食べることはない。
タネリはでまかせの歌を歌うのは得意である。
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晩秋のイーハトーブに行ってきました。
早池峰山の麓で、思いがけず出会いました。サガレン紀行は途中ですが、しばらく気ままに展開させてください。よろしく。from nenemu
Commented by 淑子 at 2006-11-27 10:06 x
相変わらずの東奔西走のご活躍、そしてこのブログ、知らないことがいっぱいで大変興味深く拝見しています。マレーシアでは熱帯樹林の中でランが寄生しているのを見ましたが、これからの外出時は上を見てどんな木にどんな木が寄生しているのか注意して見ようと思います。楽しみがふえました。
Commented by nenemu8921 at 2006-11-27 16:59
有難うございます。インターナショナルな行動をなさる淑子様からご覧になれば、ささやかな世界です。内にコスモスを持つ者は一地方的存在から脱すると賢治を評して高村光太郎がいった言葉は有名ですが、平凡な日常の中で、賢治を意識することで、毎日が楽しくなります。
出会うもの、見るもの、聴くものが、賢治作品の中でどのように描かれていたか思い出すと、ありふれたものも新鮮に感じられます。
Commented by 淑子 at 2006-11-28 09:09 x
一つの事を極めるとそのような別世界が待っているのですね。かなわぬ私は、感じる余裕をもてる心身の健康維持に努めるくらいでしょうか。それも時々度が過ぎて身体のあちらこちらからクレームが出たりと、長年付き合っている自分さえもままにならないのはやはり老化の一言なのでしょうね。
by nenemu8921 | 2006-11-27 00:33 | 植物 | Comments(3)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


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