【40】 めくらぶだう

その城あとのまん中に、小さな四っ角山があって、
上のやぶには、めくらぶだうの実が、虹のやうに熟れてゐました。
                         童話「めくらぶだうと虹」


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ノブドウ(ブドウ科ノブドウ属) 野葡萄
山地や丘陵地、野原や川原にごくふつうに生える落葉つる性木本。
メクラブドウとはノブドウの方言。盲人の目玉に似た実をつけるのでこう呼んだ。
四っ角山は花巻市城内にある花巻城二の丸鐘楼跡の通称。

賢治はこの美しい実を地上の虹と見立て、天上の虹と対照させている。

今年はいいメクラブドウに出会えなかった。そんな年は秋も冬もゆっくり来る。
これは古い画像から拾い出した。
Commented by hitakijo at 2006-12-18 09:48
初めまして,東京のhitakijoと申します。どうぞよろしく。
私は以前、ノブドウをスケッチしたことがあります。
鳥や野草などを描いています。
ブログはまだまだ初心者です。よろしかったら見てください。
Commented by nenemu8921 at 2006-12-18 17:12
ようこそ。hitakijoさん。早速拝見しました。充実したブログですね。
やさしく端正なスケッチですね。ステキ(^^♪
私も年に数回ですが、水元公園に鳥や木の実を見に行きます。
どうぞ、今後ともよろしく。
by nenemu8921 | 2006-12-16 01:38 | 植物 | Comments(2)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


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