【46】 カラフトの花 1

教え子の晴山亮一(大正12年3月卒業)は、後に次のように、
賢治から聞いた話を思い出話として語っている。
「いろいろ話の中に、カラフトへ行った話がありました。
夏休みにカラフトへ行ってきたが、カラフトは花の匂いがよくて、
とてもよいところだったと言いました。」
              森荘已池『宮沢賢治の肖像』より
 

サガレンでは多くの野草に出会った。それらの多くは宮沢賢治も83年前に目にしたものだと思われる。
この国の自然はそれほど大きく変わってはいないのだ。
下手なデジカメのスナップで恐縮だが、サガレンと北海道稚内でであった植物を順次紹介したい。

エゾクガイソウ(ゴマノハグサ科クガイソウ属)蝦夷九蓋草。
樺太鉄道の車窓から目立ったのは、ヤナギランとこのエゾクガイソウである。
クガイソウは早池峰でも出会ったことがあるが、こちらのは草丈がはるかに大きい。
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エゾムラサキニガナ(キク科アキノノゲシ属)蝦夷紫苦菜
花は、ハーブのチコリによく似ているが、葉を見ると、ニガナの仲間だと納得。
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ヤマハハコ(キク科ヤマハハコ属)山母子
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チシマヒョウタンボク(スイカズラ科スイカズラ属)千島瓢箪木
花も実も、双子の星のように。
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by nenemu8921 | 2006-12-28 21:46 | 植物 | Comments(0)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


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