【52】 カラフトの花 7

たしかに日はいま羊毛の雲にはひろうとして
サガレンの八月のすきとほつた空気を
やうやく葡萄の果汁(マスト)のやうに
またフレツプスのやうに甘くはつかうさせるのだ
そのためにえぞにふの花が一そう明るく見え
松毛虫に食はれた枯れたその大きな山に
桃いろな日光もそそぎ
すべて天上技師Nature氏の
ごく斬新な設計だ
                詩「樺太鉄道」


訂正します。
えぞにふ エゾニュウ(セリ科シシウド属)蝦夷ニュウ
賢治はセリ科の植物を好んだようで《月光色の散形花》という表現が他の作品でも登場する。
エゾニュウはセリ科の中でもひときわ大きく成長し、草丈2mにもなる。
山地の草原でたくさん見かけた。
としましたが、これはエゾノヨロイグサ(セリ科シシウド属)蝦夷鎧草と思われます。
ご親切なアドバイスを下さったてっちゃん花柄クジラさんに感謝し、訂正させていただきます。どうか、今後もよろしく。
気がついたことがありましたら、皆さん気軽に声をおかけください。
宮沢賢治も間違えた可能性もあります。

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Commented by てっちゃん at 2007-01-04 13:51 x
nenemu8921さん、明けましておめでとうございます。

僕はあまり植物には詳しい方ではありませんが、どうもこれはエゾニュウではないような気がします?本州のものと、北海道のものとでは違うのでしょうか?北海道のエゾニュウはもっと茎が太いですし、最大で3mぐらいまで成長するものもありますよ。

僕の掲示板にエゾニュウの写真を貼り付けておきますので、ご確認下さい。
Commented by nenemu8921 at 2007-01-04 21:54
てっちゃん。今年もよろしく。
ご指摘有難うございます。
うーん。これはエゾノヨロイグサでしょうか。
ほかにも何種類カ、セリ科の花を撮っているのですが、ピンボケで
同定が難しいのよ。ああ、冷や汗!!
あなたの掲示板に張らせていただきますので、別のエゾニュウ見てくださいな。
by nenemu8921 | 2007-01-03 00:18 | 植物 | Comments(2)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921