【75】 ベムベロ(楊の花芽)

私どもの方でねこやなぎの花芽をべむべろと云いますが、
そのベムベロが何のことかわかったやうなわからないやう
な気がするのと全くおなじです。
とにかくべむべろといふ語(ことば)のひゞきの中にあの柳の
花芽の銀びろうどのこゝころもち、なめらかな春のはじめの
光の具合が実にはっきり出てゐるやうに……
                          童話「おきなぐさ」

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ネコヤナギ(ヤナギ科ヤナギ属)猫柳
山野の水辺などに自生する落葉低木。
この花の美しさを教えてくれたのは宮沢賢治だ。
そしてカメラのレンズがこんな不思議なしべの存在を気づかせてくれた。
しかし撮影のテクニックまではなかなか取得できません。
Commented by tamayam2 at 2010-02-19 18:08
nrenemuさんのカメラのレンズが捉えた
べむべろの不思議な美しさ!実は、私、ネコヤナギの
種類が大好きです。春を一番先に感じます。
ヴァンクーヴァーにいた頃、この枝を生けて、たくさん
のEaster Egg(色をつけたもの)をつるしました。
受難週には、ネコヤナギですが、復活祭(Easter)
には、若緑色の新芽が輝いているのです。
by nenemu8921 | 2007-02-19 19:04 | 植物 | Comments(1)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


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