きんぽうげ← ウマノアシガタ

そのきらびやかな空間の
上部にはきんぽうげが咲き
  (上等のbutter-cup(バッタカップ)ですが
   牛酪(バター)よりは硫黄と蜜とです)
下にはつめくさや芹がある
ぶりき細工のトンボが飛び
雨はぱちぱち鳴ってゐる
(略)                   詩「休息」


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ウマノアシガタ(キンポウゲ科キンポウゲ属)馬の脚形
野原の土手などに多い多年草。
バターカップはキンポウゲの英名。賢治はこの言葉も気に入っていたらしい。
花びらのつややかさは絶品である。

草原にからだを投げだして休息のひとときを唄っている詩だ。
Commented by マルメロ at 2007-06-30 15:34 x
キンポウゲなんて響きのいい名前なんだろう。バターカップもモダ~ンです。馬の脚がたといった名前も面白いですね。ネーミングの面白さがわかりますね。賢治の草むらで見た聞いた花や雨の音が虫の目線となっていいです。
Commented by nenemu8921 at 2007-06-30 23:14
マルメロさん。宮沢賢治はナチュラリストでもあるけれど、やはり詩人ですね。
作品に登場する植物は、言葉の響きやイメージもあって選んでいるような印象です。
by nenemu8921 | 2007-06-27 01:17 | 植物 | Comments(2)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921