ヘリアンサス← ヒマワリ

苗代の水を黒く湛えて
そこには多くの小さな太陽
また巨大なるヘリアンサスをかゞやかしむる
            詩「装景家と助手との対話」


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ヒマワリ(キク科ヒマワリ属)向日葵
北米原産の一年草。
学名はHelianthus annuus L.で、Helianthus(ヘリアンサス)は、ギリシャ語の 「helios(太陽)+ anthos(花)」が語源。つまり ”太陽の花”の意味。
ヒマワリは既に紀元前からインディアンの食用作物として重要な位置を占めていた。種子は食用にもなり、油も取れるが、賢治はそのことに触れていない。
園芸種としては切花用の矮性種や、シックな赤い花びらのもの、八重咲き種など改良種が目覚しく、100種以上あるという。

田の畦に大きなヒマワリの花を咲かせれば、苗代の水にいくつもの太陽が輝くように、映ってさぞ、立派だろう。いかにも賢治風である。が、……。
Commented by かぐら川 at 2007-07-25 20:50 x
今日も、賢治ならではの“ひまわり”を紹介していただいてうれしくなりました。

ヒマワリが太陽の動きにしたがって回ってくれなくても、、北アメリカからスペイン、スペインから中国(この経路は?)、中国から日本と、地球を回って江戸時代に日本にたどり着いてくれたことに感謝?ですね。

元禄時代には「ひまわり」の名でもう知られていたとのことですが、江戸の街角?に咲くひまわりを見てみたいものですね。

以前、ネジバナについて書いたときの、〔anthos=花〕メモです。参考までに、次コメントで。(字数が多すぎるようです。)
Commented by かぐら川 at 2007-07-25 20:52 x
以前、ネジバナについて書いたときの、〔anthos=花〕メモです。。。

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ラン科スピランテス属の雑草?「ネジ花」の学名は、〔Spiranthes sinensis〕。
〔Spiranthes sinensis(中国の)〕中に、花の形状を示すスパイラル(螺旋)が含まれていることは、すぐわかりますが、よく

見ると〔spiranthes〕は、〔speira=螺旋〕+ 〔anthos=花〕です。

Zephyranthes/Helianthus/Agapanthus
については、以前書いたような気がするのですが、
〔anthos=花〕は、花の学名の中にたくさんあります。
Acanthus/Achyranthes/Aphananthe/
Ctenanthe/Chimonanthus/Chloranthus/Cryptanthus/
Dianthus/Eranthis/Enkianthus/Katharanthus/
Menyanthes/Miscanthus/Trichosanthes/
Chrysanthemum/Anthurium

花の色素としてよく出てくる「アントシアン」や歌集「アンソロジー」にも《花》は、生きているようです。
そう言えばアンソロジーに「詞花集」という語をあてた人がいるのですね。はたして誰だったのでしょう。
Commented by nenemu8921 at 2007-07-25 22:14
かぐら川さん。《anthos》万華鏡も拝見しましたですよ。
賢治はモジズリについては言及していないので、残念に思います。
とても、好きな野草ですが。
彼は、すでにある物語は興味なかったのかなと思ったりします。
Commented by Passing the CNA Exam at 2010-07-21 12:28 x
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by nenemu8921 | 2007-07-25 18:17 | 植物 | Comments(5)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921