シラネアオイ

雫にぬれたしらねあふひやぜんまいや
いろいろの葉が青びかりして
風にぶるぶるふるえてゐるといふことは
ここだけ雲が切れてるためかと考えまして
空をすかして見ましても
枝の間の雲脚は
なかなかもってむじないろです。
(略)
             詩「渓にて」(下書稿四)


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画像提供は
fieldnote さんです。
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画像提供はyonoさんです

シラネアオイ(シラネアオイ科シラネアオイ属)白根葵←しらねあふひ
1科1属1種の日本特産の多年草。主として日本海側の深山の林下や、高山の雪渓のそばなどに生えている。

早池峰山麓の渓谷を歩いているときに雷に出会ったときの作品である。
Commented by namiheiii at 2007-07-27 15:02
ほほう!如何にも愁いを含んだ楚々たる風情ですね。深山に分け入らねばお目にかかれないのでしょうね。日光白根の登山路にあるとか名前は聞きますがまだ見た事がありません。
Commented by nenemu8921 at 2007-07-27 23:00
6月のイーハトーブ行脚でこの花だけが行き会えませんでした。
でも、稲光に照らされたら、かなり壮絶ではないかと……。
namihei先生だったら、走って逃げますか?
それとも、とどまって撮りますか?

Commented by かぐら川 at 2007-07-28 14:27 x
20年ほど前でしょうか、谷間に雪解けを待って――水辺のとけてゆく雪を追うように――咲き上がっていくシラネアオイやサンカヨウを偶然目にすることができました。
Commented by nenemu8921 at 2007-07-28 19:02
かぐら川さん。いい体験をなさいましたね。
サンカヨウは私も好きな花です。
Commented by mo-su1717 at 2007-07-30 16:32
こんにちわ
シラネアオイ大好きな花です。今年は大朝日岳でみることができました。
Commented by nenemu8921 at 2007-07-30 20:34
mo-suさん。北海道はすばらしい成果があったようですね。
「もとこの山歩き」拝見していますよ。
by nenemu8921 | 2007-07-27 00:38 | 植物 | Comments(6)

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