オオマツヨイグサ←つきみさう

(まあ大きなバッタカップ!)
(ねえあれつきみさうだねえ)
(はははは)
(学名は何ていふのよ)
(学名なんかうるさいだらう)
(だって普通のことばでは
 属やなにかも知れないわ)
(エノテララマーキアナ何とかっていふんだ)
(ではラマークの発見だわね)
(発見にしちゃなりがすこうし大きいぞ)
              詩「北上川は熒気をながしィ」


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オオマツヨイグサ(アカバナ科マツヨイグサ属)大待宵草
明治の初めに入った帰化植物。河原や道ばたに生える多年草。花は7~9月頃夕方に開き、翌朝にはしぼむ。径6~7cm。一般に月見草とよばれることが多い。太宰治が「富士には月見草がよく似合う」と書いた月見草もオオマツヨイグサだといわれている。本当のツキミソウは白花の別のもの。
エノテララマーキアナは、オオマツヨイグサの学名がOenothera rythrosepala Borbas.
O.Lamarckiana Seringeからの発想であろう。
ラマーク(ジャン=バティスト・ピエール・アントワーヌ・ド・モネ・ド・ラマルク(Jean-Baptiste Pierre Antoine de Monet, Chevalier de Lamarck, 1744年8月1日 ~ 1829年12月28日)は、19世紀の著名な博物学者であり、Biology(生物学)という語を、現代の意味で初めて使った人物の一人である。

バッタカップは、キンポウゲの英名butter-cupのこと。
キンポウゲも賢治作品位はしばしば登場する。
Commented by ウーミン at 2007-10-10 07:30 x
月見草の学名も詩句になってしまうのですね。
花そのものより、言葉の響きから、展開しているようなかんじですね。
Commented by nenemu8921 at 2007-10-10 15:33
ウーミンさん。本当ですね。
賢治はことばの音のひびきやリズムを重視していたと思います。
この詩の会話は言葉遊びとイメージ遊びを楽しんでいる様子もありますね。
by nenemu8921 | 2007-10-08 23:49 | 植物 | Comments(2)

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