ヨタカ
2007年 10月 20日
「ね、まあ、あのくちの大きいことさ。きっと、かへるの親類か何かなんだよ。」
〈略〉
童話「よだかの星」
ヨタカ(ヨタカ目ヨタカ科)
日本では夏鳥として渡来するこの一種のみだが、温熱帯には広く分布し、90種余りの種類がいる。昼間はこの画像のように横枝に平行に止まっていて、目立たない。夕方から草原や林の上を飛び回って昆虫をとる。
キョッ、キョッ、キョッ、キョッ………と単調に連続音で鳴く。
賢治はよだかと書いているが、標準和名はヨタカである。
ヨタカの声は聞く機会はあっても、夜行性のため、野外でじっくり観察できることは少ない。
昼間運良く撮影するチャンスに恵まれても、たいていウトウトしている。このように口を開けた画像は実に貴重である。いかに口が大きいか!!
はじめて見ました。
たしかに大きな口ですね。
賢治は観察する機会があったかどうか。スコープもないし…。夜行性だし…。
声はよく聞いたでしょうが。昔はたくさんいたでしょうから。
文献で習性などよく調べたのでしょうね。
見てきたように書くのは才能ですね。
「よだかの星」は大好きな作品ですので、教えて頂いて速攻で撮りに行きました。
6時間近く観察しましたが、昼間はまったく動かずです。
30メートルほど先でしたので、撮影後モニターで確認してビックリしました。上手く被写体ブレして、まるで爬虫類系の顔!
賢治は、たぶんヨタカを見ていると思いますよ!
今と違って、野鳥の写真などそう身近ではなかった時代ですから。
夜行性といっても、夕方5時頃から食事に動き出しまし、子育ては地面で抱卵するようですので、賢治なら見ていないはずがないとおもいます。
なんの根拠もなくですが!
さて、今日はオリオン座流星群の流れる日。
カシオペアのそばで青く輝く「よだかの星」近くに流星流れればいいなと思っています。
こんなシャッターチャンスは、神が微笑まないとゲットできないものですね。(^_-)-☆
賢治なら~~筈がないという論理はロマンチックですね。(*^_^*)
カシオペア近くでかがやくヨタカの星、期待しています。
冷え込んできましたから、お風邪ひかないように。
流星に願いをしますか?
いや、きっと撮影に夢中だわね(*^_^*)