ヤナギ←ベムベロ

ベムベロはよき名ならずや
ベムベロの
みじかき銀の毛はうすびかり
              歌稿453


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ネコヤナギ
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フリソデヤナギ(アカメヤナギとも)
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フリソデヤナギ(アカメヤナギとも)

ヤナギ科ヤナギ属のいわゆるカワヤナギ類はざっと300種もある。北半球の暖、温、寒帯に広く分布し、南半球には少ない。雌雄異株。
ネコヤナギ、シダレヤナギ、イネゴリヤナギ、コリヤナギ、カワヤナギ、キツネヤナギ、キヌヤナギ、シロヤナギ、フリソデヤナギ、コゴメヤナギ……などなど。その上、雑種も少なくない。
賢治はシダレヤナギ系のヤナギをバビロンヤナギ(柳)と呼んで区別している。
一般にシダレヤナギ以外のヤナギを総称してカワヤナギと呼ぶことが多い。
水辺に自生するものが多い故である。
ベムベロ(楊の花芽)は、そうしたカワヤナギの若い花芽のこと。
Commented by かの at 2008-02-23 21:37 x
ねこ柳としだれ柳が好きです。
赤いねこやなぎは初めて見ました。きれいですね。
春が近くなってきたんですね。
Commented by rinrin at 2008-02-23 23:14 x
この頃の仮名づかいの違いでしょうか?時々賢治の言葉と今の方言と違うような事があります。
これは、今の仮名で書きますと、べんべろと言います
南部藩はこう言います。
今でもこの辺は同じ言い方をしますよ。
Commented by nenemu8921 at 2008-02-24 07:52
かのさん、おはようございます。
この季節になると、ヤナギが目に付きます。
去年もそうでしたが。
これは接写で撮って、銀ビロードの芯の赤みを強調しました。
Commented by nenemu8921 at 2008-02-24 07:55
rinrinさん。
ベムベロは旧仮名遣いです。読みはベンベロです。
同じです。
デモ、私も旧仮名遣いにはときどき戸惑います。
今でも、皆さん、べんべろっていうのね!!
やっぱり、いい感じ!!ですね。

Commented by オキザリス at 2008-02-24 08:03 x
べんべろ。きれいですね。
3番目の逆光で捉えた一枚は特にすてき(^_-)-☆
もう、春ですね。
昨日は春一番が吹き荒れました。
吹き飛ばされそうでした。
Commented by nenemu8921 at 2008-02-24 17:29
オキザリスさん。
こちらも昨日の午後から、今日は一日つよい風が吹いています。
べんべろ、すきなのです。
この植物の美しさ、面白さを教えてくれたのは、まさに賢治さんでした。
Commented by キッコ at 2008-02-26 07:26 x
ギンドロヤナギもカワヤナギですか?
ブリキの葉はギンドロだと思いますが。
Commented by namiheiii at 2008-02-27 23:50
べむべろですか。偶然同じ題材でしたね。こちらの方が質感がきれいですね。TBさせてください。
Commented by nenemu8921 at 2008-02-28 09:12
キッコさん。おはようございます。
ギンドロはヤナギ科のハコヤナギ属で、ウラジロハコヤナギのこと。ポプラの仲間です。
シルバーポプラともいいます。日本では自生していません。園芸種だそうです。
おなじハコヤナギ属にドロノキがあり、これは自生しています。
賢治文学の解説本でも、よくこれらは混同されています。
カワヤナギ類はヤナギ属をはじめいろいろありますが、ポプラの仲間ではないのです。ネコヤナギの仲間といったら、イメージしやすいかしら。
これらとも混同している先生方もいらっしゃいます。
どちらもみな、葉裏は白く、ブリキっぽく、風に翻ります。

いずれ、ギンドロもこのブログでご紹介したいと思っています。
ご期待くださいね。
Commented by nenemu8921 at 2008-02-28 09:26
namihei先生。
「季節の窓」の赤い帽子と銀のコートは春の日差しがさんさんと降りそそいでいるようで、見事でした!!
短歌も賢治よりうわてです。
賢治の短歌は、彼の文学創作の初期の試みなのです。
TBよろしくお願いいたします。(といっても、トラックバックって、私にはわからないままなのですよね…)

by nenemu8921 | 2008-02-23 15:11 | 植物 | Comments(10)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


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