岩手山麓でであった植物 ⑥
2008年 06月 30日
ヤマボウシ(ミズキ科ミズキ属)山法師
ナワシロイチゴ(バラ科キイチゴ属)苗代苺
6月の苗代の頃、赤い実が熟しだすことからの命名とか。
しかし東北の山では実はこれからだ。
シロバナニガナ(キク科ニガナ属)白花苦菜
ヤマオダマキ(キンポゲ科オダマキ属)山苧環
追記
今回の旅で出遭った植物はたくさんあるが、とてもすべては紹介できない。
(撮影が未熟な故もあります)
それだけ東北の山野は豊かな植物相を成しているということだろう。
ただ、非常に気にかかったのはフランスギクがあちこちで繁茂していたことである。
八幡平のかなり標高の高い場所でも、安比でも、また北上山地でも見かけた。
ご案内いただいた盛岡の友人の話では駆除に関係者が苦労しているという。
宮沢賢治は「本たうはどんなものでも変らないものはないのです」(「めくらぶだうと虹」)と、
言っているが、東北の豊かな自然だけは変ってほしくないものだ。
お世話になった盛岡の友人、お付き合いくださった千葉の友人に、感謝します。
ところでフランスギクのことですが、そこまで広がっているとは無念です。少なくとも、植物のグローバル化だけはごめん被りたいものです。
なお、私は27~28日にかけて「経埋ムベキ山」の南昌山、姫神山そして岩手山に行った参りました。詳細は近々ブログにて報告しますが、南昌山頂上の庚申塔の件だけ報告します。庚申塔であることが識別できるものはありませんでした。なお、石塔が風化していて正確には読み取れませんでしたのであぶり出しをすれば字が浮き出てくるかもしれませんが。
鶏頭山縦走、岩手山のコマクサ拝見しました。
すごいですね。お元気で素晴らしい。
南昌山は登ったことがないのです。
そうですか。庚申塔の管理も手が回らないのでしょうか。
そういう場所はあちこちにあるのかもしれませんね。
フランスギクはかなりショックでした。(;へ:)
在来種が心配です。
気にかけてくれる人がいてこそ、歯止めになるのかもしれません。
子どもの頃、若い頃は華やかなものについ目がいってしまいますよね。
ふるさとの素晴らしさも、離れてこそ、しみじみと良さが実感できるのでしょうか。
「めくらぶどう」のような願いを持つことは、だんだんには小さくなった?とはいえ私の中にもあります^^;
でも思うのです。 抜きさらねばならないものは、自身の内にこそあんまりに多いものだし、まことの瞳でものを見ることは‥ ああ難しいなあと。
まあ、moraisanさん、ピュアですね。
まことの瞳は、情報が多い時代には至難のことですね。(・・。)ゞ テヘ
「めくらぶどうと虹」では、賢治はめくらぶどうと虹とどちらに自らの重心をかけていたのでしょうか。
時々、読み返すとき、気になるところです。
飛び、私もコメントを残しました。岩手地方のすばらしい野草を見せ
ていただき、感動しました。 nenemu8921つながりで、世界が
広がったような思いです。ありがとう。
みちのくの山野草さんも喜ばれたことでしょう。
東北は本当に自然豊かでいいところです。
カタカナばかりの植物に侵されたくないですね。
宮沢賢治って、誰もそんな風に感じなかった時代に、その魅力を発見して、
童話や詩に書き残したんですもの!!
素晴らしいですよね♪♪
今年はきれいな状態のに会えませんでした。
その年によって、行き会えるお花も当たりはずれがありますね。
昨年は空木はいろいろ見ましたがこのコゴメウツギはいいのに行き会えませんでした。
今年は空木は珍しいのはあまり行き会えませんが、この子はいかにもコゴメウツギらしくて嬉しかったです。