サルスベリ

(略)
けれども二人が一つの大きな帳面をのぞきこんで、一所に同じやうに口をあいたり少し閉ぢたりしてゐるのを見ると、あれは一緒に唱歌をうたってゐるのだといふことは、誰だってすぐわかるだらう。
僕はそのいろいろにうごく二人の小さな口つきをじっと見てゐるのを、大へんすきで、いつでも庭のさるすべりの木に居たよ。
ペムペルはほんたうにいゝ子なんだけれどかあいさうなことをした。
(略)
                                         童話「黄いろのトマト」


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サルスベリ(ミソハギ科サルスベリ属)百日紅
高さ3~9mになる落葉小高木。幹がなめらかな感じなので、この和名がある。
また、花期が長く、赤い花が次々と咲き続けるという意味でヒャクジッコウ(百日紅)ともいうが、
中には白色やピンクの花もある。公園樹。庭園樹。

「黄いろのトマト」は、博物館のガラスの戸棚の中の剥製の蜂雀が、私に語ったペムペルとネリのかあいさうな物語だ。
ペムペルとネリの暮す国は国籍不明だが、サルスベリは庭に植えられていたらしい。
蜂雀はこちらをどうぞ

サルスベリには青空がよく似合う。
Commented by グレ at 2008-08-28 00:14 x
こんばんは(*^。^*)/
サルスベリが咲くと夏を感じますね!
私が小さい頃はまだ東京のお盆も8月でした。
お寺にサルスベリの老木があり、とてもきれいに咲いていました。
そしてその木の幹は磨いたようにつるつるでした。
だから猿も滑るから”サルスベリ”と言うんだよと母が教えてくれました。

その後お寺は建て替えられて、昔の面影はないのですがサルスベリはいまだ健在です(*^^)v
でも今はお盆が7月になってしまったため、花を見ることが無くなりました。
そのせいかサルスベリの花を見るとお寺のサルスベリを思出だすのです。
Commented by nenemu8921 at 2008-08-28 08:50
グレさん。おはようございます。
花の思い出って、人それぞれ、いろいろありますね。
この花は真夏の暑いときに元気にあざやかな花を長いこと咲かせるので、
目に付きますね。
お盆のお寺の風景、子どものときのお盆のこと、あれこれ思い出すこと、なつかしいでしょう。

この花に出会ったのは、私は大人になってからです。
田舎ではあまり見かけませんでした。
やっぱりグレさんは都会派かな(*^_^*)


Commented by sdknz610 at 2008-08-28 14:20
アっ、やはりもう実が生ってますね。青空、確かにこの花にはお似合いだけど、
ここのところの天気には嫌気がさします。
週末からは何とかお日様が出そうですね。
Commented by nenemu8921 at 2008-08-28 16:56
samさん。週末にはぜひ晴れてもらいましょう(*^_^*)
昨日はひさしぶりに青空が見えて、都内の水元公園まで脚を伸ばしました。
Commented by 3po-studio at 2008-08-29 08:07
花もムシも背景が青空の写真を撮るのがすきですが
サルスベリは本当にソラに映えますね。

> サルスベリには青空がよく似合う。

同感です(^^)
Commented by nenemu8921 at 2008-08-29 15:59
3po-studioさん。ムシは愛せない心境であります。
私の下の畑のキュウリとズッキーニの葉に一見キュートなムシ君。
なんとウリハムシだそうです。おかげで、キュウリは全滅。ズッキーニもほとんどダメ(涙)
今日はがんばって水溶性のオルトランを噴霧器に入れて、がんばろうと部屋を出るときに、ガタン、ゴトン、バシャ! ザザァーザァー…。
なんてこと。
あわててバスタオル5枚使って、床拭き、大掃除になりました。まあ、座敷の上でなかったのが、せめてもの幸い!
ああ、すべてはあのキュートさにだまされたのです。
見つけたときにすぐさまバシュと対応しておけば、こんなことにはならなかったのですが…。
大雨情報の合間、青空がのぞいてくれて、助かりました。
青空はバスタオルにこそ、よく似合う!!実感であります。

by nenemu8921 | 2008-08-27 19:44 | 植物 | Comments(6)

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by nenemu8921