さるのこしかけ→コフキサルノコシカケ
2008年 10月 05日
(略)
「鬱金(うこん)しやつぽのカンカラカランのカアン」
(略)
「ぼくのはさるのこしかけです」
「よし、はじめ。」
柏の木は手を腰にあてました。
「こざる、こざる、
おまへのこしかけぬれてるぞ、
霧、ぽつしやん ぽつしやん、
おまへのこしかけくされるぞ。」
「いゝテノールだねえ、うまいねえ、うまいねえ、わあわあ。」
「第五とうしやう、とたんのメタル」
(略)
童話」「かしはばやしの夜」
多年生で、広葉樹の枯れ木や、生木の枯れた部分から発生する。傘は半円形で、扁平または丸山形。径10~30cm(大きいものは50cmにもなるという)。厚さ3~5cm。傘の表面は若いときはやや平滑だが、古くなると同心円状の環溝ができる。表面はかたい殻皮となる。成長したきのこの表面は、管孔から飛散した胞子でココア色になる。傘の裏面は管孔で、孔口は遠景で小さい。柄はなく、樹幹から傘だけのきのこをつくる。
童話「かしはばやしの夜」は、農夫清作と奇妙な画かきが出会って、柏林の歌合戦に遭遇するナンセンステール。
歌合戦は、即興詩人、シンガーソングライター的な競い合いだ。
メタルも授与されますが…。
久しぶりに早起きして、みずもと自然観察クラブのキノコの観察会に参加した。
東京の森の中で、このコフキサルノコシカケのほかにも、たくさんの珍しいキノコに出会った。
キツネノタイマツ
ササクレヒトヨタケ
オニフスベ
これでも、若いときは食用になるそうです
カニノツメ
蟹の爪みたいにフライにして食すると美味!嘘です!
恐る恐る触ってみたんですが・・・、シフォンケ~キ風に感じました。
これを食べる気には到底なりませんですよ♪
サルノコシカケというのも童話的ですよね。
賢治も名前が気に入って素材にしたのかも…。
「さるのこしかけ」という童話もありますし。
以前にも紹介しました。
http://nenemu8921.exblog.jp/5446381
カニノツメは小さなものです。
は、キノコがおもしろそうね。
ドイツでも市民レベルの自然保護、環境活動は活発なのでしょうか?
みずもと自然観察クラブはもう10年以上のお付き合いですが、
参加できるのは、年に数回です。
みずもと自然観察クラブって水元公園のですか?
サルノコシカケが見れるなんてびっくりです!
ただ個人的に遊びに行っても広すぎて見つけられませんよね。
ココも近いのに何も知りませんでした(ー_ー)!!
参加者が、食べられるかどうかばかり聞くので、主催者は困ってました。
キノコを見ると食べられるか、どうか、気にする人が多いのは古今東西、おなじみの光景ですね。(#^.^#)
毒キノコでなくとも、食べどきを逸したものは、食欲が湧かないです!
「谷」という賢治童話では、食べどきのキノコがテーマになっています。