2007年 11月 07日 ( 2 )

ホップ

(略)
ホップの蔓(つる)が、両方からのびて、門のやうになってゐる白樺の樹には、
「カツコウドリ、トホルベカラズ」と書いたりもしました。
(略)
                         童話「グスコーブドリの伝記」


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ホップ(クワ科カラハナソウ属)
ヨーロッパ原産の多年生つる草。山野に自生するのはカラハナソウで、ホップは栽培される。
腺点が著しく、ビールの苦味をつけるために用いられる。画像は雌花である。

数年前、9月の賢治祭の折に花巻を訪れたとき、イーハトーブセンターの裏の草原でカラハナソウを見たことがある。栽培種のホップに比べると、雌花も、葉も小さかった。
by nenemu8921 | 2007-11-07 19:06 | 植物 | Comments(4)

ススキ

そのとき西のぎらぎらのちぢれた雲のあひだから、
夕陽は赤くななめに苔の野原に注ぎ、
すすきはみんな白い火のやうにゆれて光りました。
                    童話「鹿踊りのはじまり」


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ススキ(イネ科ススキ属)薄
各地の平地や山地の日当たりのよいところに生える多年草。
別名のカヤは、昔、この葉で屋根をふいたことから刈屋根の意味だとも言う。
古名の尾花は花穂の形による。

賢治作品では、しばしば登場するが、「すすき」「芒」「かや」「萱」など表記は様々である。
イーハトーブの景色には、周年ススキは遍在するが、やはり秋が一番美しい。
by nenemu8921 | 2007-11-07 09:26 | 植物 | Comments(6)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921