カテゴリ:伝承( 46 )

牛尾の蛇祭り②

メイクが終われば、皆さん揃って記念撮影。

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わらで作られた蛇は家じゅうを廻って、廻って、やがて庭へ。
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そして街道へ出て、白幡神社を目指します。
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車も通るし、担ぎ手はみな酩酊気味で、よろよろと、しかし元気よく街道を練り歩きます。
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蛇の後にはお当番の家族がつづき、笛や太鼓のお囃子も続きます。
何とも素朴な行列で、観光イベントとは一味違いますね。
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 白幡神社は小高い丘の上にあります。
 つづきはまた明日です。

by nenemu8921 | 2017-11-17 01:19 | 伝承 | Comments(6)

牛尾の蛇祭り①


はにわ祭りが行われた11月12日は牛尾の蛇祭りもありました。
この祭りは、大同2年(807)、牛尾村ができたころ、郷社白幡神社の秋の例大祭として、「五穀豊穣」「天下泰平」を願って発足したものだそうです。
たいそう古い伝統行事なのですね。稲わらで作った蛇も独特ですが、蛇を担いで練り歩く村人たちのメイクも面白い。歌舞伎の隈取にも似ています。
当番の家の縁側でメイクするシーンを今年は庭側からゆっくり撮らせていただきました。
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すこし、紅が足りないじゃ。奥さんの口紅で!
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描く人も真剣です。
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村落で幼い子どもは、この兄弟だけだそうです。
まさに地域の宝ですね。
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今度はおとうさんも。
ふふ、どんな顔になるかな?
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さあ、これからです。続きは明日です。


by nenemu8921 | 2017-11-15 22:44 | 伝承 | Comments(2)

芝山仁王尊十七夜講

千葉県芝山町の仁王尊観音経寺で、十七夜講が行われるというので、
地元の写友のお誘いで行ってみました。
仁王尊といえば、はにわ祭りで有名ですが、観音経寺は天應元年(781)に創建された天台宗寺院です。由緒深いのですね。

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捕獲した魚や鳥獣を野に放ち、殺生を戒める宗教儀式である放生会(ほうじょうえ)も
行われました。
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境内の小さな池に立派な鯉が放たれ、読経が響き渡りました。
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広い境内には手作りの灯りがあちこちにともされ、
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観光客も日暮れとともに集まってきました。
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境内の小流れで、死者たちの魂を弔う灯篭流しも行われました。
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新盆で、私も母の戒名を書いた灯篭を流し、祈りました。
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十七夜講というのは、仏前で音楽を奏して法要を営む管弦講のことだそうで、大震災の復興支援から始められたようです。
三重の搭の下でライブショーが展開されました。
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スコップ三味線の演奏も素敵でしたよ。スコップ三味線!!初めての体験でした!!
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たくさんの団体による出演も華やかでした。
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地元の人たちの手作りの夏祭りという風で、とても気持ちよかったです。
屋台の買い物をするために用意されたチケットは福引付きで、たくさんの景品が用意されていましたが、
私も友人もクジ運には恵まれず、それがとても残念でした(^_-)-☆


by nenemu8921 | 2017-08-19 01:03 | 伝承 | Comments(10)

佐原大祭夏物語

去る7月14日、15日、16日には佐原の夏祭り大祭が行われました。
300年の伝統を持つ山車が江戸の町並みを残す小野川沿いに繰り出されます。
「ユネスコ世界無形文化遺産」として登録されたこともあって、今年は一段と盛り上がっておりました。
各地で様々なお祭りがありますが、佐原の大祭は最高に素晴らしい祭りの一つです。
地元の方々の熱意と素朴さ、町並みの風情とほどよい観光客の熱気! 
なぜか美女が多く、男衆も筋金入りでカッコイイ! 被写体としても最高です。
最終日にゆっくり出かけて、ゆっくり撮影させていただきました。
参加する人、見物する人、それぞれの物語を感じました。画像はクリックすると、みな大きくなります。

①、祭りの日、古い大きな家で、少女は祭りの賑わいに何を想うのかな。
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②、男衆の真剣な表情がすてきです。
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③、佐原囃子のリズムが何とも言えない~。
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④、水分補給も大切です! 幼い少年、晴れがましさと緊張と!
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⑤、この拍子木で山車の動きを制御します。
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⑥、休憩に入ったら、まずはのどを潤して!!ですよね(^_-)-☆
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⑦、町を行く人は、それだけで絵になる世界です。
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⑧、汗だくになる男衆に水をかけて、盛り上げます。
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⑨、八重垣神社 八坂神社の檀家総代のお宅の前で神主さんもお払いします。
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⑩ 町内ごとに世話役の方が提灯で出迎えます。
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⑪、夜も更けたころ、雨粒が落ちてきて、慌てて山車の人形に覆いをかぶせる男衆。
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祭りのときは、ついついたくさん撮影してしまいますが、気に入ったショットは少なくて(>_<)
秋の祭りもあります。



by nenemu8921 | 2017-07-29 07:54 | 伝承 | Comments(8)

マリオネット

三軌展を見に行きました。新国立美術館は雨の日も大勢の人でにぎわっていました。

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一階のホールでチェコのマリオネット(操り人形)の展示がしてありました。
撮影も自由だというので、撮らせていただきました。

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かつて、チェコはオーストリア・ハプスブルク帝国の支配下にありました。
オーストリアのことばは、ドイツ語です。そのためチェコでも、人々はドイツ語を使うように強制されました。
唯一、チェコ語の使用を認められていたのが、人形劇です。
田舎まわりの人形遣いが、チェコ語で人形芝居を上演し、人々を楽しませていました。
また、子どもたちにチェコ語を継承するのにも、人形劇は大いに役にたったのです。
人形劇がなかったら、今頃はチェコ語はほとんど話されていなかったかもしれませんね。
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by nenemu8921 | 2017-06-02 14:42 | 伝承 | Comments(4)

神楽ペルソナ


横芝光町、宮川の岩戸神楽です。
この神楽は、日本書紀にある岩戸開きの神話にちなんだ舞が原点だとか。
神楽といえば、賢治ファンにとってはついつい早池峰神楽を連想しますが、
全国各地に神楽舞はあって、それぞれ興味深いものです。
小さな部落でこのような素朴な伝統が連綿と継承されてきたのは素晴らしいなと思いました。
6曲の謡と12の舞から構成されています。江戸後期から続いているそうですよ。

まずは猿田彦の登場から。先導役ですね。
この天狗面が地域それぞれ個性があって面白い。
今回は神楽の面の面白さに惹かれ撮りました。
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そしてうずめ(鈿女命)の舞です。
幕間に解説をしてくださる方がいらして、このうずめの解説が素晴らしかったので、
思わず引き込まれるように何枚も撮りました。
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プログラムには「お多」とあったので、おたふくのことか思いましたが「オオミヤメノミコト」という神さまだそうです。
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この後、腰にぎくっと来て、動けなくなりました。(>_<)

しばし休んで、どうにか体を動かせるようになったときはプログラムは終盤。
こちらは七五三縄切(しめきり)という演目を演じる須佐之男命(スサノオノミコト)です。
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最後は紅白の餅やお菓子を投げ、みなニコニコと楽しい雰囲気でおしまいです。
恵比須様ですね。
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こじんまりした境内に子どもたちも近隣の方も大勢集まりました。
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このあと、必死で体を車の中に入れ、死ぬ思いで京葉道路を運転して帰りました。

この方は、神楽が始まった時にはすっかりご機嫌になっておかえりになるところです。
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突如ギックリ腰に見舞われるのは、疲労とストレスが引き金になることが多いそうです。
整形外科医の見解ですが。?? 
のほほんと日々くらしておりますのに。

多くの方から暖かいお見舞いをいただきました。
ありがとうございます。
だいぶ回復して、少しづつ動けるようになりました。

オガタマノキ(招霊)です。
境内には小さな花びらがたくさん散っていましたが…。                     
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大木があり、高い梢に花がたくさん咲いていました。誰も気づきませんでした。
                        




by nenemu8921 | 2017-03-18 22:46 | 伝承 | Comments(18)

初卯祭


八幡神社の初卯祭に初めて行ってみました。
初卯祭は、毎年立春後の最初の卯の日に、八幡神(応神天皇)の誕生を祝う行事だそうです。
市川市の葛飾八幡宮では、宮司舞と湯花神事、巫女舞や餅投げが行われました。
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湯花神事は,境内の大釜で煮立った湯を熊笹で参詣者に振りかけ,この湯玉を浴びるとその一年は無病息災と云われます。

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人々は,大釜の四隅に立てた青竹の小枝を争ってもぎ取り,家の屋根に立てたり,田畑の水口に挿したり,神棚に祀って家内安全を祈ります。
この日は、大雪になるという予報でしたが、冷たい雨の中、多くの参詣者が集まっていました。
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そのあと、神楽殿で巫女舞が奉納されました。
おかめ、ひよっとこのお面をつけて展開されるコミカルな舞です。誰もが笑顔になってしまいます。
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このおかめ、ひよっとこを演じているのはひとりの方です。前と後ろに面をつけて演じているのです。すごいですねえ。
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おかめの表情って、いいですねえ。
ファインダーでじっと見ていて、感動してしまいました!!
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そして獅子も登場しておめでたい雰囲気が盛り上がります。
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最後に獅子が咥えた玉の中から取り出されたこんなメッセージに拍手喝采でした。
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by nenemu8921 | 2017-02-14 02:05 | 伝承 | Comments(10)

千葉笑い

千葉市のほぼ中央にあるお寺です。
その名は千葉寺、ちばでらではなくて、せんようじといいます。
ここには「千葉笑い」という古くから伝わる伝承があります。
時の権力者であった殿様や代官などに対して、お面や頬被りをして不平不満などを大声でぶちまけたとか。
このことを知った時の権力者たちは、日ごろの行いを慎み世直しに努めたといわれています。
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「千葉笑い」は毎年大みそかに各地から大勢の人が千葉寺に集まり、1年の憂さ晴らしをし、大笑いをして鐘をつき、身も心もすっきりさせ、新しい年を迎えたそうです。まさに現代でいうストレス解消発散の健康法ですね。
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笑って、笑って、……。 今年も終わりました。

「イーハトーブ・ガーデン」へのご支援ありがとうございました。
来年もよろしくお付き合いくださいませ。
皆さまにとって、よいお年でありますように。

年明けは少しお休みをいただき、落ち着いてから皆様のお部屋を訪問させていただきます。



by nenemu8921 | 2017-01-01 01:13 | 伝承 | Comments(14)

牛尾の蛇祭り ②

白幡神社への行進は当番のファミリーを先頭におおらかに街道を行きます。
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藁で作られた大蛇はどこかコミカルですが、氏子の皆さんのメイクも面白くて楽しい雰囲気です。
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家々からご老人も出てきてにこやかに見守ります。
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白幡神社に到着すると、急な細い階段をゆっくり上ります。ますは氏子さんから。
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そして大蛇も続きます。道中だいぶ暴れて、ご酒も召していますから、皆さん、かなり大儀そうでした。
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そのあとからお囃子のリヤカーも階段を上ります。縄で引っ張って大変ですよね。

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境内は広くありませんが、見晴らしが良くて村落を一望に見渡せます。
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境内でもまたひと暴れです。

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それからようやくお社に入って、また大暴れ!!
そこで白米のご飯を供えます。

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氏子さんたちは神社のお札とご飯をありがたくいただきます。

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最後に評判の多古米で作られたお結びをいただきほおばります。
このお父さんもほっぺたに墨大根をつけられていますね(^_-)-☆

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坊やたちもいただきます。しっかり食べて大きくなってね。
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見守る村人も幸せそう。氏子さんだけでなくわたくしたちもご相伴にあずかりました。

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素朴で素晴らしい祭りでした。写真でこの祭りを拝見したことがあり、ぜひ体験したいと思って参加しました。
部外者にも、気持ちよく開放してくださってうれしかったです。ありがとうございました。




by nenemu8921 | 2016-11-19 17:25 | 伝承 | Comments(4)

牛尾の蛇祭り

 毎年11月に千葉県多古町牛尾の白幡神社と潮神社で、行われる伝統行事です。初めて行ってみました。
 200年もの歴史をもつ神事で、五穀豊穣を祈願し、氏子の担いだ長さ8mの大蛇が暴れながら鎮守をめざします。
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道路いっぱいに広がって練り歩きます。でもね、車もそんなに多く通らないからお巡りさん一人で、大丈夫。
氏子さんたちはもう酔っていますから、ふらふらよたよたですよ。でも元気よく掛け声を挙げていました。
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前日両社の氏子がそれぞれの当番の家に集り、稲藁を用いて長さ約8mの大蛇を作り、尾に「天下泰平」「五穀豊穣」と書した剣を付け、仕上った大蛇はその夜、当番の家の座敷に飾り当日を待ちます。

翌朝当番の家に集合した十数名の若者達は酒肴を振まわれ合図がかかると座敷から大蛇を担ぎ出し、氏子中の童子が扮する素戔鳴尊の荒方、稲田姫に扮する女方を先頭に立て神社に向い、囃子方が後につづきます。

お声をかけて中に入れさせていただき撮影させていただきました。多古米のお結びもごちそうになりましたよ。

氏子さんらのメイクが独特で面白かったです。縁側で交代でメイクするんです。


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素朴なお祭りです。数人のカメラマンと村人だけ。皆さんも楽しそう。

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当番の氏子の童子。この子は人見知りの年齢。知らない人が大勢おうちに上がっていてびっくりの様子でした。
ママに顔を簡単に作ってもらいます。

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庭ではお囃子の皆さん。リヤカーに太鼓を乗せ、旗を立て、笛を吹きながらのお囃子です。
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稲田姫はあまりに幼くて、お父さんにおんぶされ、ぐっすり眠ってしまいました。
晴着をかけています。ご近所の皆さんもお手伝いやら…。
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大根に墨を塗って顔に塗る風習も面白いですね。塗ってもらうと風邪をひかずに過ごせるそうですよ。

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皆さん勢ぞろいして記念写真です。

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こちらは撮る人たち。カメラさんのほうが多いですね。撮る人も撮られる人も皆さんいい表情です

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さあ、いよいよ座敷から蛇が庭へ出ますよぉ!!


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神社までの道中、大蛇を担いだ若者達は酒の勢いもあって前後左右にもみながら暴れ廻ります。社前に至り、境内でひともみした後、鳥居に大蛇を巻きつけて一段落となります。

続きはまた明日です。
(文字の大きさが揃いません。なぜかしら。どうも新管理体制はやりにくいなあ。)



by nenemu8921 | 2016-11-17 21:57 | 伝承 | Comments(6)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921