カテゴリ:伝承( 42 )

マリオネット

三軌展を見に行きました。新国立美術館は雨の日も大勢の人でにぎわっていました。

c0104227_18120023.jpg

一階のホールでチェコのマリオネット(操り人形)の展示がしてありました。
撮影も自由だというので、撮らせていただきました。

c0104227_17594761.jpg


かつて、チェコはオーストリア・ハプスブルク帝国の支配下にありました。
オーストリアのことばは、ドイツ語です。そのためチェコでも、人々はドイツ語を使うように強制されました。
唯一、チェコ語の使用を認められていたのが、人形劇です。
田舎まわりの人形遣いが、チェコ語で人形芝居を上演し、人々を楽しませていました。
また、子どもたちにチェコ語を継承するのにも、人形劇は大いに役にたったのです。
人形劇がなかったら、今頃はチェコ語はほとんど話されていなかったかもしれませんね。
c0104227_17422779.jpg


c0104227_17420016.jpg


c0104227_17414108.jpg


c0104227_17411754.jpg

c0104227_17582417.jpg

c0104227_17575881.jpg

c0104227_17593164.jpg

c0104227_20344891.jpg

by nenemu8921 | 2017-06-02 14:42 | 伝承 | Comments(4)

神楽ペルソナ


横芝光町、宮川の岩戸神楽です。
この神楽は、日本書紀にある岩戸開きの神話にちなんだ舞が原点だとか。
神楽といえば、賢治ファンにとってはついつい早池峰神楽を連想しますが、
全国各地に神楽舞はあって、それぞれ興味深いものです。
小さな部落でこのような素朴な伝統が連綿と継承されてきたのは素晴らしいなと思いました。
6曲の謡と12の舞から構成されています。江戸後期から続いているそうですよ。

まずは猿田彦の登場から。先導役ですね。
この天狗面が地域それぞれ個性があって面白い。
今回は神楽の面の面白さに惹かれ撮りました。
c0104227_23464572.jpg

そしてうずめ(鈿女命)の舞です。
幕間に解説をしてくださる方がいらして、このうずめの解説が素晴らしかったので、
思わず引き込まれるように何枚も撮りました。
c0104227_23324502.jpg



c0104227_21085109.jpg


c0104227_21081384.jpg


プログラムには「お多」とあったので、おたふくのことか思いましたが「オオミヤメノミコト」という神さまだそうです。
c0104227_23531089.jpg


c0104227_23175813.jpg

この後、腰にぎくっと来て、動けなくなりました。(>_<)

しばし休んで、どうにか体を動かせるようになったときはプログラムは終盤。
こちらは七五三縄切(しめきり)という演目を演じる須佐之男命(スサノオノミコト)です。
c0104227_00430701.jpg

最後は紅白の餅やお菓子を投げ、みなニコニコと楽しい雰囲気でおしまいです。
恵比須様ですね。
c0104227_01191093.jpg

こじんまりした境内に子どもたちも近隣の方も大勢集まりました。
c0104227_01351353.jpg

このあと、必死で体を車の中に入れ、死ぬ思いで京葉道路を運転して帰りました。

この方は、神楽が始まった時にはすっかりご機嫌になっておかえりになるところです。
c0104227_20152315.jpg
突如ギックリ腰に見舞われるのは、疲労とストレスが引き金になることが多いそうです。
整形外科医の見解ですが。?? 
のほほんと日々くらしておりますのに。

多くの方から暖かいお見舞いをいただきました。
ありがとうございます。
だいぶ回復して、少しづつ動けるようになりました。

オガタマノキ(招霊)です。
境内には小さな花びらがたくさん散っていましたが…。                     
c0104227_20153912.jpg
大木があり、高い梢に花がたくさん咲いていました。誰も気づきませんでした。
                        




by nenemu8921 | 2017-03-18 22:46 | 伝承 | Comments(18)

初卯祭


八幡神社の初卯祭に初めて行ってみました。
初卯祭は、毎年立春後の最初の卯の日に、八幡神(応神天皇)の誕生を祝う行事だそうです。
市川市の葛飾八幡宮では、宮司舞と湯花神事、巫女舞や餅投げが行われました。
c0104227_21342648.jpg


湯花神事は,境内の大釜で煮立った湯を熊笹で参詣者に振りかけ,この湯玉を浴びるとその一年は無病息災と云われます。

c0104227_21371133.jpg
c0104227_21380245.jpg

人々は,大釜の四隅に立てた青竹の小枝を争ってもぎ取り,家の屋根に立てたり,田畑の水口に挿したり,神棚に祀って家内安全を祈ります。
この日は、大雪になるという予報でしたが、冷たい雨の中、多くの参詣者が集まっていました。
c0104227_21390396.jpg

そのあと、神楽殿で巫女舞が奉納されました。
おかめ、ひよっとこのお面をつけて展開されるコミカルな舞です。誰もが笑顔になってしまいます。
c0104227_21401153.jpg

このおかめ、ひよっとこを演じているのはひとりの方です。前と後ろに面をつけて演じているのです。すごいですねえ。
c0104227_21411504.jpg

おかめの表情って、いいですねえ。
ファインダーでじっと見ていて、感動してしまいました!!
c0104227_21420446.jpg

そして獅子も登場しておめでたい雰囲気が盛り上がります。
c0104227_21430949.jpg


最後に獅子が咥えた玉の中から取り出されたこんなメッセージに拍手喝采でした。
c0104227_21440142.jpg



More  つづきを見る
by nenemu8921 | 2017-02-14 02:05 | 伝承 | Comments(10)

千葉笑い

千葉市のほぼ中央にあるお寺です。
その名は千葉寺、ちばでらではなくて、せんようじといいます。
ここには「千葉笑い」という古くから伝わる伝承があります。
時の権力者であった殿様や代官などに対して、お面や頬被りをして不平不満などを大声でぶちまけたとか。
このことを知った時の権力者たちは、日ごろの行いを慎み世直しに努めたといわれています。
c0104227_23322112.jpg


「千葉笑い」は毎年大みそかに各地から大勢の人が千葉寺に集まり、1年の憂さ晴らしをし、大笑いをして鐘をつき、身も心もすっきりさせ、新しい年を迎えたそうです。まさに現代でいうストレス解消発散の健康法ですね。
c0104227_23462263.jpg
c0104227_23341156.jpg
c0104227_23434231.jpg
笑って、笑って、……。 今年も終わりました。

「イーハトーブ・ガーデン」へのご支援ありがとうございました。
来年もよろしくお付き合いくださいませ。
皆さまにとって、よいお年でありますように。

年明けは少しお休みをいただき、落ち着いてから皆様のお部屋を訪問させていただきます。



by nenemu8921 | 2017-01-01 01:13 | 伝承 | Comments(14)

牛尾の蛇祭り ②

白幡神社への行進は当番のファミリーを先頭におおらかに街道を行きます。
c0104227_16141811.jpg

藁で作られた大蛇はどこかコミカルですが、氏子の皆さんのメイクも面白くて楽しい雰囲気です。
c0104227_16171281.jpg

家々からご老人も出てきてにこやかに見守ります。
c0104227_16184616.jpg

白幡神社に到着すると、急な細い階段をゆっくり上ります。ますは氏子さんから。
c0104227_16195628.jpg


そして大蛇も続きます。道中だいぶ暴れて、ご酒も召していますから、皆さん、かなり大儀そうでした。
c0104227_16202881.jpg

そのあとからお囃子のリヤカーも階段を上ります。縄で引っ張って大変ですよね。

c0104227_16205575.jpg

境内は広くありませんが、見晴らしが良くて村落を一望に見渡せます。
c0104227_16250106.jpg
境内でもまたひと暴れです。

c0104227_16213045.jpg

それからようやくお社に入って、また大暴れ!!
そこで白米のご飯を供えます。

c0104227_16221216.jpg

氏子さんたちは神社のお札とご飯をありがたくいただきます。

c0104227_17183848.jpg

最後に評判の多古米で作られたお結びをいただきほおばります。
このお父さんもほっぺたに墨大根をつけられていますね(^_-)-☆

c0104227_16233383.jpg

坊やたちもいただきます。しっかり食べて大きくなってね。
c0104227_16235368.jpg

見守る村人も幸せそう。氏子さんだけでなくわたくしたちもご相伴にあずかりました。

c0104227_16242347.jpg


素朴で素晴らしい祭りでした。写真でこの祭りを拝見したことがあり、ぜひ体験したいと思って参加しました。
部外者にも、気持ちよく開放してくださってうれしかったです。ありがとうございました。




by nenemu8921 | 2016-11-19 17:25 | 伝承 | Comments(4)

牛尾の蛇祭り

 毎年11月に千葉県多古町牛尾の白幡神社と潮神社で、行われる伝統行事です。初めて行ってみました。
 200年もの歴史をもつ神事で、五穀豊穣を祈願し、氏子の担いだ長さ8mの大蛇が暴れながら鎮守をめざします。
c0104227_20262220.jpg


道路いっぱいに広がって練り歩きます。でもね、車もそんなに多く通らないからお巡りさん一人で、大丈夫。
氏子さんたちはもう酔っていますから、ふらふらよたよたですよ。でも元気よく掛け声を挙げていました。
c0104227_20293887.jpg



前日両社の氏子がそれぞれの当番の家に集り、稲藁を用いて長さ約8mの大蛇を作り、尾に「天下泰平」「五穀豊穣」と書した剣を付け、仕上った大蛇はその夜、当番の家の座敷に飾り当日を待ちます。

翌朝当番の家に集合した十数名の若者達は酒肴を振まわれ合図がかかると座敷から大蛇を担ぎ出し、氏子中の童子が扮する素戔鳴尊の荒方、稲田姫に扮する女方を先頭に立て神社に向い、囃子方が後につづきます。

お声をかけて中に入れさせていただき撮影させていただきました。多古米のお結びもごちそうになりましたよ。

氏子さんらのメイクが独特で面白かったです。縁側で交代でメイクするんです。


c0104227_20363966.jpg

素朴なお祭りです。数人のカメラマンと村人だけ。皆さんも楽しそう。

c0104227_20330317.jpg

当番の氏子の童子。この子は人見知りの年齢。知らない人が大勢おうちに上がっていてびっくりの様子でした。
ママに顔を簡単に作ってもらいます。

c0104227_20350736.jpg

庭ではお囃子の皆さん。リヤカーに太鼓を乗せ、旗を立て、笛を吹きながらのお囃子です。
c0104227_20354680.jpg



稲田姫はあまりに幼くて、お父さんにおんぶされ、ぐっすり眠ってしまいました。
晴着をかけています。ご近所の皆さんもお手伝いやら…。
c0104227_20523616.jpg


大根に墨を塗って顔に塗る風習も面白いですね。塗ってもらうと風邪をひかずに過ごせるそうですよ。

c0104227_21004323.jpg

皆さん勢ぞろいして記念写真です。

c0104227_20551126.jpg


こちらは撮る人たち。カメラさんのほうが多いですね。撮る人も撮られる人も皆さんいい表情です

c0104227_21031555.jpg

さあ、いよいよ座敷から蛇が庭へ出ますよぉ!!


c0104227_21085402.jpg

神社までの道中、大蛇を担いだ若者達は酒の勢いもあって前後左右にもみながら暴れ廻ります。社前に至り、境内でひともみした後、鳥居に大蛇を巻きつけて一段落となります。

続きはまた明日です。
(文字の大きさが揃いません。なぜかしら。どうも新管理体制はやりにくいなあ。)



by nenemu8921 | 2016-11-17 21:57 | 伝承 | Comments(6)

笹川の相撲祭

笹川の相撲祭りに行ってきました。赤ちゃんの土俵入りです。

泣いてもかわいい!
c0104227_22492243.jpg


叫んでもかわいい!
c0104227_22494580.jpg


力士に抱かれた子は丈夫に育つといわれています。
c0104227_22503127.jpg


きょとんとしててもかわいい。
c0104227_22565742.jpg


思わず駆け寄ってしまったママもかわいいかな
c0104227_22571961.jpg


みんなにこにこと見物して撮影したのでありました。
c0104227_22501336.jpg


赤ちゃん、皆さん、ありがとうございました。

駐車場に手間取り、他の撮影はあまりできませんでした。
by nenemu8921 | 2016-08-21 23:10 | 伝承 | Comments(12)
御田植祭のプレ儀式ともいうべき耕田式が行われた日、香取神宮を訪ねました。
桜は七分咲き、花曇りながら、厳かな儀式が行われました。
稚児行列の儀式に参加する装束をつけた幼い少女たちが実にかわいらしかったのです。

1、歩き始めて間もない年齢。段差があるところは、「だっこ」です。
c0104227_1614759.jpg


2、「一人で歩けるよ!!」
c0104227_1628355.jpg


3、草履をはいたら、はかまを踏まないでね。
c0104227_164834.jpg


3、ふーん 
c0104227_1643433.jpg


4、足袋も初めてですね (^_-)-☆ 転ばないでね。
c0104227_165588.jpg


5、儀式が始まっても、まだ、履けない子も…
c0104227_1665491.jpg


6、履くのも大しごとなんです。
c0104227_1682094.jpg


7、ママは気にしますが、当人は気にしていませーん。
c0104227_1673291.jpg


8、たとえ、履いても……。
c0104227_169351.jpg


9、やっぱり、気になるわぁ。
c0104227_16101435.jpg



なんともかわいい情景でした。
by nenemu8921 | 2016-04-07 19:22 | 伝承 | Comments(12)

佐原市 ひな祭り

まごまごしている間に3月も下旬に入りました。
SLの撮影に行った折、心惹かれた町、佐原の町でひな舟が出るというので行ってみました。
おひなさまの装束を身に着けた子どもたち、大人も舟に乗って小見川を下るというのです。
行ってみるとすごい観光客でしたが、午後になると落ち着き、どうにか撮影もできました。

装う人、見る人、撮る人。
c0104227_1595615.jpg


柳も芽吹き、うららかな一日でした。
c0104227_14595441.jpg


今日が晴れの日!
c0104227_15142882.jpg


c0104227_15234393.jpg


雅楽の演奏もありました。
c0104227_15243768.jpg


千葉県のゆるキャラ、チーバ君もがんばっておりましたよ(^_-)-☆
c0104227_16202772.jpg


町中は観光客おもてなしムード一色でした。
c0104227_16205788.jpg


まちなかのあちこちに、雛人形も飾られていました。
c0104227_1633969.jpg

by nenemu8921 | 2016-03-21 17:21 | 伝承 | Comments(16)

出世開運稲荷堂

成田山新勝寺の一角に出世開運稲荷堂という小さなお堂があります。

c0104227_2227334.jpg


稲荷堂ですからお狐様を祀ってあるのですよ。油揚げがたくさん奉納されます。

c0104227_2228150.jpg


お狐様もよく見ると、表情がみな違いますね。

c0104227_22281927.jpg


御本尊は、江戸時代に成田山を篤く信仰した佐倉藩主・稲葉丹後守が寄進された御尊像だそうです。
境内にはたくさんの狐の石像がありました。このように苔むしたのも~。

c0104227_2230239.jpg


金網がかけてあるのは、由緒あるお狐様かな。それとも暴れないようにかしら?

c0104227_22541396.jpg


商売繁昌・開運成就・火伏せのご利益があるとか。

c0104227_22304791.jpg


毎年二月の二の午に祭礼を行う習わしで、今年は2月18日でした。大法会が厳修されました。

c0104227_2353733.jpg


成田山新勝寺のトップは住職と言わずに、貫首(かんしゅ)と呼ばれます。
21位代目の橋本照稔さんです。朗々としたお声で読経されました。

c0104227_22314073.jpg


友人のお誘いで、よい体験をさせていただきました。友よ、いつもありがとう。

c0104227_22432495.jpg


こうした行事は地元の方にはなじみのある習わしでしょうが、外部の人にはあまり知られていませんね。

c0104227_2234191.jpg


甘酒や紅白の御まんじゅうなどご馳走になりました。
この後お囃子とお神楽の奉納も行われるとのことでしたが、
午後の予定があったので、残念ながら拝見できませんでした。
by nenemu8921 | 2016-02-24 00:28 | 伝承 | Comments(8)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921