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オシドリ

番外が続きます。
千葉市郊外の泉自然公園で、オシドリのファミリーに出会いました。
オシドリといえば、日本画の花鳥風月の素材、特色のある姿かたちは他と間違えようがありません。
しかし、エクリプスのこの時期となると……。あの華麗な銀杏羽もなく…。
うーん、♂かな? ♀かな? 若鳥かしら?
ヒナももう大きさは親鳥と同じくらいです。
5,6羽入り乱れて、間近に姿を見せてくれたのですが…。はて?…

1、可愛い表情ですが、くちばしが紅いことから成鳥の♂かな? パパですか?
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2、1とよく似ていますが、頭部とほっぺたの辺りが……。こちらが若鳥かな?
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3、こちらはお父上? どことなく風格があります。
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4、体は大きいけれど、あどけなさが残る若鳥?
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5、この落ち着きはママ?かしら?
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6、どうもほっぺたに赤味が残るのが若鳥みたいに見えます。
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7、ママですか?
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8、ママでしょう?
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9、「はあ、うちの子大丈夫かしら?」
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10、こちらがパパでしょう?
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11、そして、こちらはご夫妻「でしょうか? それとも父子?母子?
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12、この子は末っ子?
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「フィールドガイド・日本の野鳥」にも「鳥630図鑑」にも、オシドリのエクリプスの時期の識別に関して
詳しい解説はありません。
どなたか、自信のある方、ご教示下さい。
よろしくお願いいたします。
by nenemu8921 | 2009-07-28 22:10 | 鳥・動物 | Comments(18)
水元公園では今の季節、蓮や睡蓮の花が咲き、
川辺にはたくさんのトンボが飛び、
いつものカワセミくんが瑠璃のつぶてのように横切っていき、
カイツブリのヒナが睡蓮の葉の上で休む姿も見ることが出来ます。
(しかし、いい写真を撮るのは難しい…)
絶え間なく鳴き続けるセミの声、葦原を渡る風。
そんな見慣れた光景のなかで、出会った植物を紹介します。

1、ヌマトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)
野草園の裏にすごい群落がありました。びっしりいちめんヌマトラノオばかり。
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3、メハジキ(シソ科メハジキ属)目弾き
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4、ツルマメ(マメ科ダイズ属)蔓豆
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5、ダイコンソウ(バラ科ダイコンソウ属)大根草
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こうした見慣れた植物のほかに、初めて認識した植物もありました。

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by nenemu8921 | 2009-07-27 08:00 | 番外 | Comments(6)
久しぶりの水元公園、カメラを片手に歩いていたら、観察クラブの知人に出会いました。
水元のことなら、隅から隅までよくご存知のネイチャー・カメラマンさんです。
いろいろご案内いただきました。

1、ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科ウマノススクサ属)馬の鈴草
名前はかわいいのですが、毎年いい写真が撮れない植物です。
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2、おや、奥の葉の上にあるのは……。タマゴかな? それとも?……。
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3、ウマノスズクサを食草としているこれがジャコウアゲハの幼虫です。
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4、そしてこちらが蛹状態です。
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5、ジャコウアゲハも見つけました。ひらひらとゆっくり飛びます。
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6、ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)麝香揚羽 ♀
捕まえると麝香のような香気を出すというのですが…。ホントかしら。
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7、こちらが♂。有毒成分のあるウマノスズクサを食草とするため、毒のあるチョウとして鳥に襲われることが少ないとか。ホントかしら。
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この画像はひかりさんのご提供によるものです。
by nenemu8921 | 2009-07-25 08:36 | 番外 | Comments(12)

鴨百態

宮沢賢治の文語詩に「烏百態」という作品があります。
雪のたんぼに群がるカラスのしぐさを淡々と描写した短い詩句の連作です。
カラスは都会でもたくさんいますが、雪の田んぼというステージはなかなか出会えません。
つい最近、都内の水元公園でカルガモの面白いしぐさをゆっくり観察する機会がありました。
「鴨百態」とでも名付けたいひと時でありました。
番外ですが、ご笑覧ください。

1.
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2・
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3.
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4.
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5.
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6.
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by nenemu8921 | 2009-07-23 19:23 | 番外 | Comments(8)

睡蓮→スイレン

(略)
それから市街地近傍の、
並木に沿った沼沢には
睡蓮や蓴菜、
いろいろな燐光が出没するけれども
すこしもそれにかまってはならない
いいか わかったか 
命令 終り
                詩「命令」

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スイレン(スイレン科スイレン属)睡蓮
水生多年草。熱帯産と温帯産がある。

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ジュンサイ(スイレン科ジュンサイ属)蓴菜
池や溝に生える多年草。若芽は食用とされる。

「春と修羅 第二集」中の作品。
マイナス第一中隊への「命令」である。
しかし、マイナス第一中隊とは?
by nenemu8921 | 2009-07-22 23:57 | 植物 | Comments(8)
(略)
「わたしのはしやつぽのうたです。」それはあの入口から三ばん目の木でした。
「よろしい。はじめ。」
「うこんしゃつぽのカンカラカンのカアン
あかいしやつぽのカンカラカンのカアン。」
「うまいうまい。すてきだ。わあわあ。」
「第六とうしやう、にせがねメタル。」
(略)
             童話「かしはばやしの夜」


「うこんしやつぽ」とは、ウコン(鬱金)色のシャッポ(chapeau)、帽子のこと。

しかし、ウコン色ってどんな色? 
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こんな色です。
ウコンで染められた布は虫除けになるといい、和服を包む大判の風呂敷、衣裳包の染料として用いられていました。(最近のものは殆どがウコン色の科学染料で、染められたもののようですが)


ウコンとは?
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こんな花が咲きます。
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こちらが葉です。
アキウコン(ショウガ科ウコン属) 
インドなどの熱帯アジア原産の多年草。根茎を香辛料や染料として古くから利用。
英名では、ターメリック(turmeric)。
秋ウコン、春ウコン、紫ウコンなどがある。

酒々井のハーブ園で花を撮影できたので、風呂敷を和箪笥の奥から引っ張り出してみました。
by nenemu8921 | 2009-07-20 12:26 | 色彩 | Comments(16)

ガドルフの百合→山百合

美しい百合の憤りは頂点に達し、灼熱の花弁は雪よりも厳めしく、
ガドルフはその凛と張る音さへ聴いたと思ひました。
(略)
                            童話「ガドルフの百合」
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ヤマユリ(ユリ科ユリ属)山百合
日本特産種。数あるユリの中でもっとも親しまれているが、分布は本州近畿以東。
東北地方には、ヤマユリ、オニユリ、クルマユリ、ウバユリなどが自生しているが、賢治作品に度々登場する白百合はこの山百合であろう。

「ガドルフの百合」は、初期作品の一つでやや観念的でイメージしにくい作品だが、一説に言われるように百合の花が賢治にとって、恋や恋人の象徴であれば、嵐の中で咲く花には若き日の秘めた願いが感じられる。
by nenemu8921 | 2009-07-19 07:19 | 植物 | Comments(12)

銅線→とんぼ

おい 銅線をつかったな
とんぼのからだの銅線をつかひ出したな
    はんのき はんのき
    交錯光乱転
気圏日本では
たうとう電線に銅をつかひ出した
   (光るものは碍子
   過ぎて行くものは赤い萱の穂)
                     詩 「銅線」


ショウジョウトンボ(アカトンボ亜科ショウジョウトンボ属)猩々蜻蛉
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クリックしてご覧下さい。

一読しただけではイメージがつかめにくい作品。
詩人は汽車に乗っていて、車窓から移り行く風景をながめ、その印象を描いたもの。
大正11.9.17の日付がある。アカトンボの赤い色が車窓から見ると、線状に流れるように感じられるので「銅線」としたのである。
はんのき、はんのきと反復して、車窓から過ぎ行くスピード感を出している。
交錯光乱転はこうさくこうらんてんと読む。動く車窓からの嘱目であろう。
電柱の碍子も光りながら過ぎ、若い萱、ススキの紅い穂も後ろへ飛んでいく。

作品中のトンボは季節的にアカネ科のとんぼと思われるが、思いがけず美しい赤いトンボに出会ったので、この詩のイメージとしては少々強引だが、紹介したかった。

自然に深い関心を持っていた賢治だったが、トンボはあまり登場しない。
この作品も電柱、電線への強い関心が伺われる。

つづきを見る
by nenemu8921 | 2009-07-17 19:00 | イメージ | Comments(12)

タケニグサ

たけぐさに
風が吹いてゐるといふことである

たけにぐさの群落にも
風が吹いてゐるということである

                 詩「病床」

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タケニグサ(ケシ科タケニグサ属)竹似草
丘陵や日当たりのよい山の荒地などに生える大型の多年草。茎が中空で、それが竹に似ているということで名前がついたというが、他説もある。

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「疾中詩篇」の冒頭の作品。
詩人は病の床にいて、風の音を聞いているのである。
そして風にそよぐタケニグサを想い、このタケニグサが群生する森や丘を、
そこを歩いた日々のこと想っているのだ。
by nenemu8921 | 2009-07-15 14:44 | 植物 | Comments(8)

下ノ畑  7月の今④

下ノ畑は虫ばかりではありません。
もちろん蝶だって遊びに来ます。

1.ベニシジミ
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2.ミントの葉にはイチモンジセセリ
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3.オレガノ・ケントビューテイにはモンシロチョウ
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4.おや、ミドリヒョウモンも。
ツマグロヒョウモンだそうです。(ごめんなさい)
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5.ワイルドガーデンのキャットニップにアオスジアゲハ
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6.建物の脇にズラッと咲いているランタナにはアゲハチョウ
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by nenemu8921 | 2009-07-14 07:28 | 昆虫・クモなど | Comments(12)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921