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ぐんま昆虫の森 その2

ツマムラサキマダラ 地味な上着ですが、インナーはあでやかです。
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でも、ちらりとしか見せてくれないのですよ。
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シロオビアゲハ
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キチョウです。
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初めて出会ったイシガケチョウ ずっとあこがれていました。
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食草のハマイヌビワの木です。だいぶ食べられた痕があったので必ず幼虫がいるなと思ってさがしました。
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これが卵です
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こちらが幼虫です。
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このとき、もう閉館時間が……。あせってボケてしまいました。

More 会えなかった…
by nenemu8921 | 2010-03-31 00:13 | 昆虫・クモなど | Comments(16)

ぐんま昆虫の森 その1

1.春のデュエットと呼びたいような。
昆虫館の定番オオゴマダラです。
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2.オオゴマダラ&カッコウアザミ
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3. やっぱり好きです。リュウキュアサギマダラ
蜜草はタチアワユキセンダンクサ(立泡雪栴檀草)です。沖縄では雑草化していますね。
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4.
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5.
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6.だいぶお疲れのツマベニチョウ
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7.
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8.地味な蝶だけれど、珍しいのよねクロテンシロチョウ。
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9.おなじみのナガサキアゲハ。やっぱり華麗ですね。蜜草は沖縄の代表花、月桃です。
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10.
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        ぐんま昆虫の森を訪ねました。
              園内をゆっくり観察するのも楽しいところですが、
               あちこち立ち寄っての帰りだったので
                      今回はまっすぐに生態温室へ行って、
                    チョウの撮影に専念しました。

More 食草?蜜草?
by nenemu8921 | 2010-03-30 07:04 | 昆虫・クモなど | Comments(8)

オキナグサの咲く場所

群馬県富岡市に上信電鉄上信線の南蛇井という駅があります。
休日および平日の閑散時間帯は駅員無配置となるちいさな駅です。
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何と読むか、鉄道ファンはご存知でしょう。
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(鉄道ファンの方たちにとっては有名な駅のようです)
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この駅のスゴイところは名前だけでなく、実は線路の光景です。
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これを見たら宮沢賢治もビックリするに違いありません。
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電車が来たらどうなるの?
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巷では絶滅危惧種だと、レッドデータブックに載っているのですが…。
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一体誰が咲かせたのか?
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オキナグサ(キンポウゲ科オキナグサ属)翁草

More あっ、電車が…
by nenemu8921 | 2010-03-29 09:34 | 植物 | Comments(16)

しだれ桜

……墓地がすっかり変ったなあ……
……なあにそれすっかり整理したもんでがす……
……ここに巨きなしだれ桜があったがねえ……
……なあにそれ 
   青年団総出でやったもんでがす
   観音さんも潰されあした……
……としよりたちが負けたんだねえ……
……なあに総一ぁたった一人できかなぐなって
   それで誰っても負げるんでがんす……
……苗圃のあともずゐぶんひどく荒れたねえ……
……なあにそれ
   お上でうんと肥料したづんで
   これで六年無肥料でがす……
……あちこち茶いろにぶちだしてゐる……
……はあ、
(略)
                     詩「開墾地検索」
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画像はクリックすると大きくなります。
しだれ桜 原木山妙行寺の境内にあるしだれ桜です。
拙宅から徒歩5分のところにあります。
彼岸の頃、ちょうど満開になるので、墓参の人や近隣の方が楽しんでお花見します。
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日蓮宗のお寺ですが、たいそう手入れもていねいにされています。
今年は棚を上げ、剪定も念入りにしたのか、花がやや淋しい感じですが、派手過ぎなくていい感じです。
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ヒヨドリやメジロが絶え間なく訪れて必死に枝から枝へ飛び回ります。
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高い枝でじっとしていないのでカメラで追うのもたいへんなんです。こちらの首も小鳥達と同じように…。

    作品は「春と修羅 第三集」のもの。
        大きなしだれ桜があった墓地を開墾してみたけれど…。むむ。
            青年団の先頭に立っていたのは総一らしいですね。
                      としよりたちは反対したのに…。
              観音さんも潰されてしまって。むむ…。 
                         開墾したあとの手入れや対応が……。
                      こんなに荒れてしまった!
  
   会話体で成立している作品は珍しくないが、この作品はあまり話題にならない作品である。
   背景、作品舞台が判然としないせいだろうか。
   どなたかご存知の方がいらしたらご教示ねがいたい。 

   全編……で始まり、二字下げの会話。作者の内面のモノローグでもある。
   「開墾地検索」というタイトルに、作者の皮肉な心情が反映されている。
   
    
作品世界とは直接関係ないのですが、墓地のしだれ桜と、イメージが重なったので紹介してみた。
連休明けの日、30分だけ撮影しようと訪れたら、顔見知りの方に出会い、おしゃべりが弾み、
境内を駆け回る子どもたちのスナップを夢中で撮り、あっという間に3時間も過ぎていました。

この原木山妙行寺はこんなお寺です。旧成田街道沿いにあります。
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山門から本堂を撮影したところです。毎年節分会には子ども達も集まってにぎやかです。
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鐘撞堂も立派です。大晦日には百八つの鐘を鳴らし、お参りの人に熱い甘酒が振舞われます。
by nenemu8921 | 2010-03-25 10:28 | 植物 | Comments(14)

畑を過ぎる鳥の影
青々ひかる山の稜

雪菜の薹を手にくだき
ひばりと川を聴きながら
うつつにひととものがたる
                詩「村娘」


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画像はみなクリックすると大きくなります
ヒバリの声が響き、雪解けの水が流れる川音。
雪菜はアブラナ科の野菜。雪国地方で、雪の中で栽培する菜類の一般的な名称でもある。
薹(とう)は、菜や蕗などの花茎。薹がたった野菜は硬くなって食せない。
遅い東北の里の春が目にうかぶが、タイトルがなぜ「村娘」なのか、不明。
「春と修羅 第三集」の冒頭の詩である。

画像は詩人がたたずむ川辺ではないが、ヒバリのさえずりを聴きながら撮影したので。
by nenemu8921 | 2010-03-22 12:38 | 気象 | Comments(10)

すももの花のしたで

銀のモナドのちらばる虚空
すべて青らむ禁欲の天に立つ
聖く清浄な春の樹の列
    みみづくの頭のかたちした鳥ヶ森の雪なかばとけ
    小さくやさしい貴女たちのゆゑに
    雪やなぎひかれば
    すももの花のしたで
    黒衣の童子にまかれる燐酸もひかる
〈略〉
                          詩〔銀のモナドのちらばる虚空〕


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スモモ(バラ科桜属)酢桃、李。(Prunus salicina)中国原産の落葉小高木。また、その果実のこと。
スモモの果実はモモに比べて酸味が強いことが、和名の由来となっている。
漢字では「李」とも書かれる。英語ではprune(プルーン)、plum(プラム)などと呼ばれるが、梅もプラムと呼ばれることがあるので紛らわしい。
古くから日本に伝わっており、和歌などにも詠まれる。農園で栽培される他、自生しているものもある。
最近では数多くの園芸種がある。
スモモのことを、地方によっては、ハダンキョウあるいはハタンキョウ(巴旦杏)と呼ぶ。

賢治作品には油桃(ずばいもも→ネクタリン)や杏も登場する。
果樹栽培にも関心を持っていたため、見分けにくいそうした果樹の花も目に付いたのだろう。



佐倉市の国立歴史民俗博物館のくらしの植物苑では、春の樹木が目覚め始めたばかりだ。

More おまけです
by nenemu8921 | 2010-03-21 10:27 | 植物 | Comments(4)

雪やなぎ

銀のモナドのちらばる虚空
すべて青らむ禁欲の天に立つ
聖く清浄な春の樹の列
    みみづくの頭のかたちした鳥ヶ森の雪なかばとけ
    小さくやさしい貴女たちのゆゑに
    雪やなぎひかれば
    すももの花のしたで
    黒衣の童子にまかれる燐酸もひかる
〈略〉
                          詩〔銀のモナドのちらばる虚空〕

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ユキヤナギ(バラ科シモツケ属)Spiraea thunbergii
各地の川沿いの岩上などに生える落葉低木。庭木としても親しまれている。
雪柳という名前だが、柳のなかまではなく、バラ科である。
フジノピンクという、淡いピンクの花を咲かせる園芸種が流通している。
つぼみはごらんのように紅いので、咲き始めの頃はまるで、別の花のようである。

作品は「詩ノート」の一節。
手を入れて「春と修羅 第三集」に収められたものは「電車」のタイトルで、全く別の作品に転生し、
ユキヤナギは登場しない。
モナドは、monad、 単子のこと。実在の究極単位。
賢治の詩には、銀のアトム、微塵、銀の分子などの表現も多い。

More  つづきを見る
by nenemu8921 | 2010-03-16 18:07 | 植物 | Comments(16)

河津桜

花咲けるさくらの枝の雨ぞらにゆらぐはもとしまれにあらねど 
                                 歌稿A472
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さくらばな日詰の駅の桜花風に鳴りつゝこゝろみだれぬ
                                 歌稿A473

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さくらばなあやしからずやたゞにその枝ゆらぎこゝろかくもみだるは
                                 歌稿A474
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雨風に打たれ、ゆれる桜花を、恋する心にだぶらせた若き日の短歌。
日詰の駅には降り立ったことがないけれど、桜の木は今でもあるかしら。
賢治の桜はおそらくソメイヨシノかヤマザクラだろうとおもわれるが、
千葉市郊外で撮影した河津桜がひどく可憐だったので、
若き日の恋する心を重ねてみた。
by nenemu8921 | 2010-03-14 09:28 | イメージ | Comments(10)

やなぎの花

けふはぼくのたましひは疾み
烏(からす)さへ正視できない
  あいつはちやうどいまごろから
  つめたい青銅(ブロンズ)の病室で
  透明薔薇の火に燃される
ほんたうに けれども妹よ
けふはぼくもあんまりひどいから
やなぎの花もとらない
                 詩「恋と病熱」


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ネコヤナギ(ヤナギ科ヤナギ属)salix gracilistyla
山野の水辺などに自生する落葉低木。雌雄異株。
カワヤナギの類では銀白色の花穂が大きく、美しいので、鑑賞用としても栽培されている。
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〈やなぎの花〉といったら、このヤナギのイメージが強い。
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ミツバチ君も蜜集めに懸命でした。
毎年、この季節になると、ヤナギの花を撮影せずにいられない。
毎年撮っているのに、もういいという気持ちにならないのがふしぎである。

作品は「春と修羅」中の1編。
妹が病気で苦しんでいるときに、自分は修羅のさなかにいることの負い目が歌われている。
以前にも紹介したが「冬のスケッチ」に原点がある。

〈「新宮沢賢治語彙事典」で、このやなぎの花を鵞黄の柳と混同したり、雪柳の花かとも考えられるとあるのは、明らかな間違いである〉
by nenemu8921 | 2010-03-12 23:41 | 植物 | Comments(13)

スイセン

昨夜はこちらあたたかい千葉でもみぞれが降りました。
東北地方は大荒れだったようですが、まるで水仙月のようですね。
「カシオピイア、
もう水仙が咲き出すぞ
おまへのガラスの水車
きつきとまはせ」
             童話「水仙月の四日」
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千葉市花の美術館で知人の写真展があり立ち寄った。
たくさんの種類の水仙の花が展示されていて、よい香が漂っていた。
けれども、賢治の水仙は……。
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やっぱりこちらでしょうか。賢治の水仙は。
こちらは一月末に葛西臨海公園で撮影したもの。

イーハトーブの水仙はこれからでしょうね。
by nenemu8921 | 2010-03-10 12:38 | 植物 | Comments(11)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921