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ネパールで出会った鳥

しばらく桜に寄り道しましたが、ネパールのレポートを続けます。
ネパールで出会った鳥をバッチリ報告できるとよいのですが……。
トレッキングの最中は小鳥のさえずりをたくさん聞き、姿も見かけましたが、
カメラで捕らえることは出来ませんでした。
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一番多く見かけたのはカラスです。標高4000mほどのところです。ビューポイントホテル周辺で。

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世界中、カラスは何処にもいるのですね。

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こちらはネパールの都会の(カトマンズです)のカラスです。あらら、カラスは黒いと思ったら…。

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ホテルの中庭では、都会のカラスの会議中でした。

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ホテルの前の植え込みのなかで出会った小鳥

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蛾を食べていました。

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セキレイのように見えますが一回り大きく太っています。

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つぶらな瞳が可愛かったんですが。

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スズメのようにも見えますがやはり日本のスズメとは違いますね。

「BIRDS of South_East Asia」という図鑑が手元にあるのですが、なかなか調べ切れません。該当する和名もあるか、どうか。とりあえず画像のみを。
どなたか、ご存知の方がいらしたらご教示ください。

More おまけ
by nenemu8921 | 2010-04-30 00:08 | 鳥・動物 | Comments(14)

夜明けの天王桜

おまけのおまけです。
これは昨年五月の初めに群馬県片品村というところで撮影した桜です。天王桜というそうです。
やはり明方5時ごろの撮影でした。
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こちらは前日の日暮れ前の撮影です。
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そして全景はこんな桜です。オオヤマザクラでしょうか。ちょうど満開でした。
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少し褒められて桜を取り出して見ました。昨年展示会で見てくださった方もあると思います。
ちょっと木に登った豚の心境ですが…。
画像はクリックするとみな大きくなります
by nenemu8921 | 2010-04-28 01:39 | 植物 | Comments(18)

巨桜の花の梢 

ネパールの旅レポートの途中ですが、
   日本の春が気になり、誘われて桜の撮影に行って来ました。

(略)
海ぞこのマクロフィスティス群にもまがふ
巨桜の花の梢には
いちいちに氷質の電燈を盛り
朱と蒼白のうっこんかうに
海百合の椀を示せば
釧路地引の親方連は、
まなじり遠く酒を汲み
魚の歯したワッサーマンは、
狂ほしく灯影を過ぎる
(略)
                    詩「函館港春夜光景」

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夜空に広がる巨きな桜の枝をマクロフィスティス群(ジャイアントケルプのこと)にたとえています。
農学校の修学旅行で訪れた北海道函館港の夜景を歌ったもの。うっこんかうは欝金香で、チューリップの漢名ですね。
にぎやかなお花見の情景です。夜桜で、つるされたチューリップ型の電燈に海百合と呼ばれる化石のイメージまで重ねています。
ワッサーマンはwasserman(独語)で、Nix、Nickerとも呼ばれるヨーロッパの民間伝承にしばしば登場する水の中に住む妖精。緑色の歯、魚の歯をし、緑の帽子をかぶっていて、溺れた人間の魂を逆さに伏せたポットの中に閉じ込めておくと言い伝えられ、多くの伝承説話があります。(ハイネ「流刑の神々」にも言及がある)。
樹齢数百年の桜の大木の梢を見ると、いつもこの詩句を思い出します。ここでは水を張ったちいさな田に写りこんだ樹影に巨大な昆布のイメージがダブり、いっそうその感を強くしました。

マクロフィスティス Macrocystis(大気胞)ジャイアントケルプは、よくラッコが毛布代わりに体に巻いている大型の渇藻類のこと。この植物は主に深さ6~18メートルで成長し、その群生したものは森と呼ばれる。
カリフォルニアのモントレー海岸はジャイアントケルプの森で有名である。私は葛西臨海公園の水族館で見せて戴いた体験があるが、若芽のきれっぱしのような貧弱なもので、イメージとは遠かった。
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海百合とは海底に棲む棘皮動物ですが、エンクリヌスという文字が下書稿にあることから化石のイメージを重ねていたことは明らかです。こんな形を見れば、なるほどチューリップによく似ていますね。
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by nenemu8921 | 2010-04-26 11:44 | 植物 | Comments(22)

ネパールの子ども達

帰途、ルクラの町で少しゆっくり出来たので、町の人を撮影させてもらいました。
最初、はにかんでいた子ども達ともすぐに仲良しになりました。
子どもですから、片言の英語も通じず、身振りと笑顔で交流しました。
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↑幼いけれど、ネパールの女性の民族衣装です。人なつっこい笑顔で可愛かった!

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↑子守をする少女。最初は恥ずかしそうでしたが、すぐに打ち解けました。

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↑こちらが背中のかごの中の妹です。

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↑姉弟でしょうね、ちょっとおどけています。

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↑若いお母さんも笑顔を見せてくれました。赤ちゃんが可愛くて誇らしげです。

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↑この子はすごく得意そうに縄跳びを繰り返しやってくれました。でも少し照れています。

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↑仲良しです。子どもはいつの時代もどんな国でも変わらないです。

More この町は
by nenemu8921 | 2010-04-24 19:15 | 場所 | Comments(14)

ネパールで出会った花

         ネパールでは今の季節は乾季で、
                 山はくっきり見えますが、
                       植物はほとんど枯れ枯れしています。
             雨季(モンスーン)が5月末から9月末、
                          そのころが一番植物がたくさん見られるそうです。
                 でも、その時期は、山はかすんでいい写真は撮れません。
               やっぱり2回行かないと納得できないところなのかもしれません。

   それでも、標高の低いルクラ(標高2804m)あたりでは、シャクナゲもだいぶ開いていました。
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ラリーグラスと
呼ぶ人が多かったです。
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プリムラはルクラからパクディンへ行くルートでたくさん見かけました。
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賢治の愛した日本サクラソウとも、最近たくさん出回っている西洋サクラソウともちょっと違う花ですね。

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雨季になると、この花がびっしり地面を覆うとセルセパは言っていました。壮観でしょうね。

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マメ科でしょうね。テントウムシも馴染み深い。

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地面からいきなり花を咲かせるみたいなアイリスの花。これはナムチェ(標高3800)あたりに多かったです。

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シャクナゲと同じくらい多かったこの花は馬酔木の仲間でしょうか。びっしりと咲いていました。何処にもたくさんありました。
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総して日本でおなじみの植物が多く、環境が違うために、ちょっと変っているわねという風でした。
つまり、心落ち着く植物相でありました。
by nenemu8921 | 2010-04-23 22:10 | 植物 | Comments(8)

ヒマラヤトレッキング

こんなところを歩きました。

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ビューポイントホテル近くです。標高4000mくらいです。

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ナムチェバザールの町は急峻な谷間にあります。名前の通り市場のたつ大きな町です。

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こんな道も、一歩一歩踏みしめて歩きました。本当にシンドイところはカメラを持つ気力もないくらいにフーフーしてしまいました。

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ヒマラヤトレッキングというと、颯爽とカッコよく聞こえますが、実際に体験してみれば、体力と忍耐力のテストを受けに行ったようでした(笑)。
狭い石ころだらけの道を、重い荷を積んで、人も馬も牛もヤクも黙々と歩きます。トレッカーは道を譲ります。ああ、馬に生まれなくてよかった…とつくづく思いました。マゴマゴと写真など撮っていると白い目で見られてしまいます。

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渓谷沿いの道は歩きやすったです。

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こんなつり橋もいくつも渡りましたが、足が震えて座り込みそうになりました。現地の人は元気です。

More 現地の人々は
by nenemu8921 | 2010-04-22 14:55 | 場所 | Comments(20)

魔除けの幡→タルチョ

ネネムのすぐ前に三本の竿が立ってその上に細長い紐のやうなぼろ切れがたくさん結び付けられ、
風にパタパタパタパタ鳴ってゐました。
ネネムはそれを見て思はずぞっとしました。
それこそはたびたび聞いた西蔵の魔除けの幡なのでした。ネネムは逃げ出しました。
まっ黒なけはしい岩の峯の上をどこまでもどこまでも逃げました。
(略)
                           童話〔ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記〕

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タルチョ
峠、寺院、橋などに何百年も前から連なりかけられている魔除けの幡。
青は空を、白は雲を、赤は火を、緑は水を、黄は大地をあらわすという。
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この五色の幡には経文が書かれたものが多かった。

どこへ行っても、この幡がはためいていた。
どうやって架けたのだろかと思うような高い峠や、谷間の長いつり橋でも、風にパタパタパタパタ鳴っていた。
それは全く賢治の書いた文章のとおりの情景だったので、唖然としたくらいだ。

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by nenemu8921 | 2010-04-20 02:57 | イメージ | Comments(12)

ネパール

ながい間、留守にしましたが、ようやく帰還しました。
バンコックのテロ騒動、中国の青海省の大地震、アイスランドの火山噴火による空港封鎖など、あれこれあっての混乱を潜り抜け、やっとのことで戻ってきました。
勇ましい凱旋だといいたいが実はすっかり参ってきたのだ。(そんな童話もありましたね)というところです。
少しづつ、旅の報告をさせていただきます。しばらくお付き合いください。
まずは、こじつけ風ですが、nenemuの故郷、エベレスト感激の対面からです。

(略)
どこにたつた今歌ってゐたあのばけもの世界のクラレの花の咲いた野原があつたでせう。
実にそれはネパールの国からチベットへ入る峠の頂だったのです。
                            童話〔ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記〕

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画像中央の後方が8848mのエベレスト。左側の尾根の向こうがチベットである。

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ズームアップ。マウンテンフライトの折、コックビット室から撮影させていただいた。
右側は雲ではなく雪煙。この時期、雪は風に飛ばされ、積雪しないとのこと。

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周囲は6000m以上の山々が連なっている。

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2時間も待たされてようやくフライトできた。運良く天候に恵まれ、nenemuの故郷に対面と行ったところである。

作品は「グスコーブドリの伝記」の原型でもある〔ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記〕の一節。
世界裁判長となったネネムが、ついうっかり足を踏み外して、ばけもの世界から人間界へ、
出現罪を犯してしまう一場面である。

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by nenemu8921 | 2010-04-18 23:57 | 場所 | Comments(16)

コブシ

あっちもこっちもこぶしのはなざかり
 角をも蹄をもけぶす日なかです
名誉村長わらってうなづき
やなぎもはやくもめぐりだす
(略)
           詩〔あっちもこっちもこぶしのはなざかり〕


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コブシ(モクレン科モクレン属)辛夷、拳。
高さ10~20mになる落葉高木。分布は九州から北海道まで。
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詩ノートの中の1篇。
手を入れ、リズムを整え、「電気工夫」という題の文語詩に生まれ変わる作品である。
この作品は、詩ノートの記述が断片的なせいか、文語詩「電気工夫」の方がわかりやすい。

関東地方では、いま、まさにこぶしのはなざかりである。
こぶしの花が錆びるころに桜が咲く印象があるが、この春は気候が不安定だった故か、
こぶしと桜が競演するように一緒に満開となって華やかである。

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by nenemu8921 | 2010-04-04 22:36 | 植物 | Comments(14)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921