<   2010年 08月 ( 9 )   > この月の画像一覧

湿原で出会った植物

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湿原ではたくさんの植物に出会った。

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ゴマナ(キク科)

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ヤマトリカブト(キンポウゲ科)

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タムラソウ(キク科)

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ホツツジ(ツツジ科)
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リボンのはぎれで作ったような不思議なかたち。

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キツネノボタン(キンポウゲ科)

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ノダケ(セリ科)

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ハンゴンソウ(キク科)
キオンかと思ったらハンゴンソウだった。

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by nenemu8921 | 2010-08-30 22:11 | 植物 | Comments(10)

ウメバチソウ

ひがしぞら
かゞやきませど丘はなほ
うめばちさうの夢をたもちつ
              歌稿B6


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臥してありし
丘にちらばる白き花
黎明のそらのひかりに見出です。
              歌稿B5

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ウメバチソウ(ユキノシタ科ウメバチソウ属)梅鉢草
花の形が天満宮の紋章として知られる梅鉢紋に似ることからの名。
山地の日当たりのよい湿り気のあるところに生える多年草。

作品は明治44年、賢治が15歳、盛岡中学3年生の時の短歌。
一本木野周辺で発火演習、夜営の折の歌。
軍事教練なのでしょうが、詩人の関心は野の花にあったようです。
ウメバチソウは夏の終りに咲き始めるが、秋の花というイメージがある。


前橋の母を見舞った折に、玉原湿原を訪ねた。沼田の奥である。
連日35度をこす気温で、群馬は格別暑かったが、湿原では秋の気配がそっとやってきた。
日差しはまだまだきついが、風はさわやかだったのです。

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by nenemu8921 | 2010-08-30 11:19 | 植物 | Comments(8)

トマト

「あゝあたしはゆっくりでいゝんだからお前さきにおあがり、
姉さんがね、トマトで何かこしらえてそこへ置いて行ったよ。」
「ではぼくたべやう」
ジョバンニは窓のところからトマトの皿をとってパンといっしょにしばらくむしゃむしゃたべました。
(略)                           
                               童話「銀河鉄道の夜」


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ジョバンニのお姉さんが用意した簡単なトマトの料理とはなにか。

下ノ畑では炎天下のなか、トマトは元気で真っ赤な実を次々つけます。
とてもサラダだけでは食べきれません。
自家製トマトは皮も硬いので、料理に使うことが多くなります。
そこで、
トマトをコンソメスープで煮込み、卵を流しいれ、仕上げにバジルをたっぷりと入れたもの。
トマトの酸味とバジルのフレッシュな風味が何ともいえないハーモニーです。
料理ともいえない簡単なものですが、さめてもおいしいですよ。
お好みで塩、コショウ、ガーリックパウダーなど、どうぞ。
我が家で、定番のお気に入りのトマトスープです。
パンにもあいます。

More 下の畑周辺 
by nenemu8921 | 2010-08-21 08:03 | | Comments(8)

シオカラトンボ

          泉公園には湿生植物が繁茂している沼地もあって
                 たくさんのシオカラトンボに出会いました。

             なぜか、みなシオカラトンボばかりでした。

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シオカラトンボ(トンボ科)
小笠原諸島を除いて、全国で見られるトンボ。
平地・丘陵地の明るい池や水田、緩やかな流れで幼虫は育つ。

シオカラトンボではなくて、オオシオカラトンボでした。(ノ∀`;)
識別ポイントは? うーん、よく似ていて難しいのですが。 こちらに丁寧な解説があります
グッドぐんまのこにタンさん からご指摘をいただきました。
こにタンさん、いつもありがとうございます。今後もよろしく。


さて、名前の由来は?
しっぽをなめると塩辛い味がするから。
塩を吹いたようないろをしているから(♂だけですが、。この色は)。 などと諸説あります。
あなたはいかが思いますか?
by nenemu8921 | 2010-08-19 23:16 | 昆虫・クモなど | Comments(8)

キツネのカミソリ

          NHKさんのニュースや
             千葉日報に紹介があったので 
                キツネノカミソリの撮影に
                    千葉の泉自然公園まで行きました。
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奥の林に群落になって咲いていました。
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木漏れ日をあびて元気そうでした。
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しかし、こちらは猛暑に負けて、すっかりギブアップ!早々に退散しました。
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キツネノカミソリ(ヒガンバナ科ヒガンバナ属)狐の剃刀 Lycoris sanguinea
明るい林床や林縁などに自生する多年草。早春のまだ他の草が生えていないうちに、狭長の葉を球根から直接出して球根を太らせ、多くの草が生い茂る夏頃には一旦葉を落とす。
盆(8月なかば)前後になると花茎を 30〜50cm ほど伸ばし、先端で枝分かれした先にいくつかの花を咲かせる。雌雄同花で花弁は橙色が 6枚。
葉の形が剃刀に似ていることからのネーミング。なにか、物語性がありますね。

泉自然公園は拙宅からですと、京葉道路と東金道路を使って、車が空いていれば3,40分で行けるところです。
春のカタクや桜、秋の紅葉もきれいですが、カワセミやオシドリが繁殖しているところでもあります。
つまり、自然のままに環境を残して、管理されています。
1年に数回撮影に訪れますが、キツネノカミソリのこんなすごい群落を見たのははじめてでした。
泉自然公園の案内はこちらをどうぞ。

賢治作品にはこの植物は登場しません。東北には自生していないのかしら。

            
by nenemu8921 | 2010-08-17 18:30 | 植物 | Comments(14)

イトトンボ

オニバスが広がる水辺には、沢山の種類のトンボがいました。
でもね、名前がわからないのです。
ご存知の方、ご教示くださいね。
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アオモンイトトンボだそうです。 Ischnura senegalensis 青紋糸蜻蛉
上のオレンジ色が♀でしょうか。

トンボや昆虫にお詳しいグットぐんまのこにタンさんから教えていただきました。
こにタンさん、ありがとうございました。
by nenemu8921 | 2010-08-10 22:12 | 昆虫・クモなど | Comments(10)

オニバス

       松戸で会合があったので、
           帰途足を伸ばし、
              水元公園に立ち寄って
                  オニバスを撮影しました。
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オニバス(スイレン科オニバス属) Euryale ferox 鬼蓮
直径が30cm~2mと大きな葉を水面に浮かばせるスイレン科の1年草。日本に自生する1年草としてはもっとも巨大。新潟県から南の浅い池・沼・流れのない泥底の用水などに分布。
花(開放花)は可憐なピンク色~赤紫色で7月末から10月に咲く。この可憐な花はダミーに近く、種子が熟さないことが多いし種子の数も少ない。本命の花(閉鎖花)は小さいつぼみのうちに水中で自家受粉をすませて結実する。閉鎖花は水上に出ないことが多い。

都内で唯一のオニバス自生地だそうです。絶滅危惧種に指定されているのね。
詳しい案内はこちらをどうぞ。

More 水辺の植物
by nenemu8921 | 2010-08-09 00:20 | 植物 | Comments(12)

キキョウ

(略)
(ああ、もう明るくなって来た。空が明るくなって来た。きれいだなあ。おい。)
深い鋼青から柔らかな桔梗、それからうるはしい天の瑠璃、それからけむりに眼を瞑るとな、やはりはがねの空が眼の前一面にこめてその中にるりいろのくの字が沢山沢山光ってうごいてゐるよ。くの字がうご……。
(略)
                                       短編「柳沢」

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キキョウ(キキョウ科キキョウ属)桔梗 Platycodon grandiflorum
山地の草原に生える多年草。古くから栽培もされ、園芸品種も多い。

ジョバンニは思はず窓からからだを半分出してそっちを見上げました。美しい美しい桔梗いろのがらんとした空の下を実に何万といふ小さな鳥どもが幾組も幾組もめいめいせわしくせわしく鳴いて通って行くのでした。
(略)
                                         童話「銀河鉄道の夜」

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賢治作品に桔梗は頻出するが、その多くは空の色の比ゆとして登場する。
明け方の空であったり、日暮れて暗くなるまでの短い時間の空のいろだったりする。
by nenemu8921 | 2010-08-04 22:45 | 植物 | Comments(6)

あげはてふ

(略)
そのそらのこっち側を、わたくしの名も知らない甲虫や夜の蝶々が、いろいろ模様を描いてぐるぐるぐるぐる飛びめぐって、るりいろのかみきりむしはおかしな三角のかたちを描き、べっ甲いろのはねをひろげたかぶとむしはあちこちに8の字をかいて飛び、その中を紺や青のあげはてふがいくつもの点々になってちょっと光ったり又見えなくなったり、それはそれは美しかったのです。
(略)
                                       童話〔ポランの広場〕

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アゲハ(アゲハチョウ科)
もっとも普通に見られる、顔なじみの大柄なチョウ。

作品は「ポラーノの広場」の前身でもある「ポランの広場」の一節。
彫琢される前のいかにも下書きらしい文章、それでいて鮮やかなイメージが交錯する賢治らしい文章だ。

More おまけです。
by nenemu8921 | 2010-08-02 08:23 | 昆虫・クモなど | Comments(14)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921