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アメリカフウロ

雨上がりの休耕畑で見つけた。思いがけない美しいもの。
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アメリカフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)Geranium carolinianum 亜米利加風露

ゲンノショウコのことをミコシグサと言うけれど、これはどうやらアメリカフウロのようです。
by nenemu8921 | 2011-05-30 22:36 | 植物 | Comments(14)

ヤマツツジ

(略)
やまつゝぢ
何たる冴えぬその重い色素だ
赦土からでももらったやうな色の族
銀いろまたは無色の風と結婚せよ
なんぢが末の子らのため
(略)
                     詩「装景手記」

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ヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属)Rhododendrom obtusum 山躑躅

宮沢賢治はヤマツツジの花を好まなかったらしい。
色が冴えないというのである。
子孫のために風と結婚せよと言う。

躑躅の類は丈夫で花期が長い。あちこちに植栽されていて、色あせた姿を見ることも多い。
それゆえだろうか。このモチーフは繰り返し書いていて、文語詩に結晶させた。

けれども、山で雨上がりに出会ったヤマツツジは美しいなと思った。

More おまけです
by nenemu8921 | 2011-05-29 06:25 | 植物 | Comments(10)

あちこちで出会った植物

ここ半月、あちこちへでかけたものの…、
    気に入った撮影が出来ずでしたが。
         当たりもあれば、はずれもあるのが日々の常。
                  気を取り直して、少しご紹介します。

1、サラサドウダン(ツツジ科ドウダンツツジ属)Enkianthus campanulatus 更紗灯台
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2、これもサラサドウダンです。
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3、マルバウツギ(ユキノシタ科ウツギ属)Deutzia scabra 丸葉空木
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4、いわゆるウツギと違って、満開でも控えめですね。
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5、ヤマホウシ(ミズキ科ミズキ属)Benthamidia japonica 山法師
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6、これもヤマボウシだそうですが…。原種なのかな?
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by nenemu8921 | 2011-05-27 19:21 | 植物 | Comments(13)

奥会津で出会った植物

朝、ヤマブドウの新芽は立派な首飾りをつけます。
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一粒一粒に里山が写っています。
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カワヤナギがたくさんありました。識別できず。納得の行く撮影できず。まことに残念。
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こちらはカエデの花。何カエデか不明です。
ご存知の方がいらしたら、ご教示ください。
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More おまけです。
by nenemu8921 | 2011-05-26 16:49 | 植物 | Comments(12)

オニグルミ

先週末、お誘いを頂き、奥会津へ行ってきました。
あいにくの天候で、いい写真は撮れませんでしたが、まだ残雪があって、
あちこちにまばゆい房がかかっていました。


あちこちあをじろく接骨木(にはとこ)が咲いて
鬼ぐるみにもさはぐるみにも
青だの緑金だの
まばゆい巨きな房がかかった
(略)
                    詩〔あちこちあをじろく接骨木が咲いて〕

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オニグルミ(クルミ科クルミ属)Juglans mandshurica 鬼胡桃
日本や樺太に分布する落葉高木。雌雄同株で、このようにまばゆい大きな房は雄花序である。

こちらがサワグルミ。数年前に岩手大で撮影したもの。ひどい画像ですが…。
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サワグルミ(クルミ科サワグルミ属)Pterocarya rhoifolia 沢胡桃

以前、この詩とともに接骨木の花を紹介した。
やっぱり下手な写真ですが、こちらをどうぞニワトコ

More おまけです。
by nenemu8921 | 2011-05-24 06:26 | 植物 | Comments(14)

はくうんぼく

静かなる花を湛ふるかゞやきのはくうんぼくにむるるすがるら
                                歌稿A 518

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あさひふるはくうんぼくにむらがりて黒きすがるらしべを噛みたり
                                歌稿A 519

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ハクウンボク(エゴノキ科エゴノキ属)Styrax obassia 白雲木 別名オオバジシャ

大正6年5月~の短歌。賢治は盛岡高等農林3年生。おそらく校内の白雲木であろう。
以前、岩手大学を訪れたとき、大きな木を見たことがある。

わかりやすい短歌だが、ひらがなが多く、読みにくい。

毎年、この花の撮影時期を逸してしまう。今年も気づいたらもう散り始めている。
すがる(蜂)は、開き始めた花によく集まる。

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by nenemu8921 | 2011-05-21 01:47 | 植物 | Comments(20)

カマキリ孵化

1、生後2分です。
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2、
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3、
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4、
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今朝ベランダの鉢植えに水をやろうとしたら、
カマキリの卵塊がモコモコしているのに気づきました。
友人が秋に見つけてくれたカマキリの卵のついた枝を鉢植えに差しておいたものです。
よく見ると、小さな透明なカマキリがうごめいています。孵化です。
あわててカメラを持ち出し、必死で撮りました。
しかし、風の揺れるなか、手持ちのマクロで難しい撮影でした。

でも、可愛いでしょう。

虫の苦手な方は続きを開けないでくださいね。

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by nenemu8921 | 2011-05-20 00:53 | 昆虫・クモなど | Comments(24)

スイセン

那須のマウント・ジーンズというところに立ち寄りました。
スキー場ですが、今の時期、スイセンが咲いています。
昨日の夕方、NHKさんが報道していましたね。
山頂からゴヨウツツジで山が白くなると聞きましたが、
このときはまだ蕾が硬く開いていませんでした。
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by nenemu8921 | 2011-05-19 00:00 | 植物 | Comments(10)

新緑

向ふも春のお勤めなので
すっきり青くやってくる
町ぜんたいにかけわたす
大きな虹をうしろにしょって
鷺のかたちにちぢれた雲の
そのまっ下をやってくるのもかあいさう
   (Bonan Tagon, Sinjoro!)
   (Bonan Tagon, Sinjoro!)
桜の花が日に照ると
どこか蛙の卵のやうだ 

                  詩「向うも春のお勤めなので」


1、
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シデの仲間でしょうか

2、
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3、
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ハウチワカエデ〈カエデ科カエデ属)Acer japonicum Thunb 羽団扇楓

4、
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朴でしょうか。花はまだまだです。
5、
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先週、鬼怒川にて撮影


何があっても、自然は律儀に季節ごとの表情を見せる。
春を擬人化するのは誰でもやる手法だが、虹を背負って雲の下をやってくるという表現は、
壮大なイメージだ。
〈すっきり青くやってくる〉を、新緑のイメージで捉えてみた。
賢治文学では、新緑とか、新芽とかいう凡庸な表現はほとんど登場しない。すごいと思う。
 (Bonan Tagon, Sinjoro!)は、エスペラント語で「だんなさん、こんんちわ」の意。
イーハトーブの春はエスペラント語で丁寧に挨拶するわけだ。
末尾の2行は賢治自身の感慨。ユニークである。

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by nenemu8921 | 2011-05-17 10:21 | 植物 | Comments(14)

タイツリソウ←春の楽譜

空気がぬるみ
沼には鷺百合の花が咲いた
(略)
プラットフォームの陸橋の段のところでは
赤縞のずぼんをはいた老楽長が
そらこんな工合だといふふうに
楽譜を読んできかせてゐるし
(略)
                       詩「一八四 春」

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縞のズボンをはいた楽長が読んで聞かせた楽譜はもちろん春の音楽です。
きっと、こんな楽譜だったのでは……。
ハート型の音符が並ぶメロディは、春の賛歌です。

ケマンソウ(ケシ科ケマンソウ属)Dicentra spectabilis 華鬘草 別名タイツリソウ(鯛釣草)とも。

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by nenemu8921 | 2011-05-15 11:04 | 植物 | Comments(14)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921