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水よりも濃いなだれの風や
縦横な鳥のすだきのなかで
ここらはまるで妖精たちの棲家のやう
(略)
みやまうゐきゃうの香料から
碧い眼をした蜂のふるふ
(略)              詩〔水よりも濃いなだれの風や〕


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ミヤマウイキョウ(セリ科シラネニンジン属)Tilingia tachiroei 深山茴香

作品は「春と修羅」第二集の「山の晨明に関する童話風の構想」のバージョンで、新校本全集では
第二集補遺に収められている。
早池峰山の夜明けを歌ったものである。
ミヤマウイキョウは早池峰では見たことがなかったが、思いがけず、ここで出会って嬉しかった。
いかにも早池峰と環境が似ているでしょう。
でも、香りは強く感じませんでした。詩的表現でしょうか。
青い眼の蜂を探したが、出会ったのは小さな蟻らしい。  わかりますか?

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でも、近くの草原で、クガイソウに夢中で吸蜜していた小さなすがるを見つけた。
碧い眼をしているかどうか、確認できませんねぇ。
碧いという形容詞は、さわやかなもの、美しいものへの枕詞のように頻出します。

この蜂は何かしら? ご存知の方はぜひご教示ください。この蜂の目が青いかどうかも教えて下さい。
(手元に蜂の図鑑がないのです)

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by nenemu8921 | 2013-07-31 22:08 | 植物 | Comments(12)
写真クラブの仲間のお誘いで白馬へ撮影旅行に行ってきました。
朝方は雨模様でしたが、曇り、時々日が差して、どうにか持ちこたえてくれました。
ゴンドラを降りると、そこは高山植物の花畑でした。
初めて出会った植物もたくさんありました。
まずは有名なヒマラヤの青いケシです。メコノシプス・グランディス
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多くの方のブログで拝見しましたが、実際に見たのは初めてでした。
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でも、花期はそろそろおしまいという時期でした。
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珍しい花を身近で見られるのは嬉しいことですが、観光の目玉で植栽された花ですよね。
ちょっと複雑な気分になるのは私だけかしら。。。
宮沢賢治が青いケシを見たら、どんな印象を持ったでしょうか。

ノハナショウブはナデシコの群落の中にひっそりと。
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タカネナデシコですね。すごい群落に呆然としました。
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ヒオウギアヤメも最後の花といった風情でした。ヒメシジミですね。
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たくさん撮影したので、整理して少しづつお目にかけます。

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by nenemu8921 | 2013-07-30 09:41 | 植物 | Comments(18)

ポンテデリア

ミズトラノオかと思ったら、園芸種だった。
ポンデデリアという水生植物ですね。
大賀ハス池の隣の小さな池に目が止まった。
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アゲハチョウがよく似合う。
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ポンデデリア(ミズアオイ科ポンテデリア属) Pontederia cordata。別名をナガバミズアオイ(長葉水葵)ともいう。
by nenemu8921 | 2013-07-24 21:09 | 植物 | Comments(22)

睡蓮

日脚がぼうとひろがれば
つめたい西の風も吹き
黒くいでたつむすめが二人
接骨木藪(にわとこやぶ)をまはってくる
けらを着 縄で胸をしぼって
睡蓮のやうにわらひながら
ふたりがこっちへあるいてくる
(略)
                詩 九三 〔日脚がぼうとひろがれば〕

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スイレン(スイレン科スイレン属)Nymphaea 睡蓮

下書稿の「曠原淑女」という題名の方が 人口に膾炙しているかもしれない。
そこでは睡蓮ではなくて、「菅草(かんぞう)の花のやうにわらひながら」とあった。
睡蓮と菅草ではだいぶイメージが違いますね。
けら(蓑)を着て、縄をベルト代わりにしているというワイルドないでたちですから、
かんぞうの花の方が似合うような気がしますが。。。。

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ヤブカンゾウ(ユリ科ワスレグサ属)Hemerocallis fulva var. kwanso 
by nenemu8921 | 2013-07-23 13:31 | 植物 | Comments(16)

佐倉ふるさと広場

佐倉のふるさと広場にも立ち寄りました。
今年の夏は早すぎたのか、ヒマワリさんはもう息切れ状態でした。
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希望者は鋏を持参してヒマワリを好きなだけ切って持ち帰りOKだそうです。
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とはいえ、花びらもお疲れ。私は遠慮しました。
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by nenemu8921 | 2013-07-22 22:00 | 場所 | Comments(14)

アジサイ

元気印で咲くひまわりの傍で、炎天下のアジサイは無残ですが、
気になる存在でもあります。
滅びるものの美学というおおげさなものではないけれど……。
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by nenemu8921 | 2013-07-21 22:01 | 植物 | Comments(16)

白百合 → ヤマユリ

 けれども窓の外では、いっぱいに咲いた白百合が、十本ばかり息もつけない嵐の中に、
その稲妻の八分一秒を、まるでかがやいてじっと立っていたのです。
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(おれの恋は、いまあの百合の花なのだ。いまあの百合の花なのだ。砕けるなよ。)
                                        短篇「ガドルフの百合」

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ヤマユリ(ユリ科ユリ属)Lilium auratum 山百合

旅人のガドルフは、ある夕方激しい雷雨にあう。雨宿りに入った洋館には誰もいない。室内を探るガドルフは、窓の外に雷雨に打たれ稲妻にひかる数本の白百合を発見し、自分の恋を投影する。二人の男の闘う夢から覚め、勝ち誇った百合を見て、ガドルフは星明かりのなか次の町を目指し旅立つ。
なんとも、概念的な作品です。

この白百合は、カサブランカでもなく、鉄砲百合でもなく、ヤマユリのことである。
賢治の時代、東北では百合と言えば、山百合の代名詞だった。

佐倉市の川村記念美術館で雑木林に咲くヤマユリに出会った。
真夏のこの時期、この花の美しさ、芳香に出会うと、子どもの頃の夏休みの情景が蘇ってくる。
by nenemu8921 | 2013-07-20 03:37 | 植物 | Comments(20)

カマキリ

海岸で、スカシユリの他にも小さな出会いはありました。
1、ラセイタソウです。三原島で、初めて出会ったのが印象につよく残っています。
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2、これはボタンボウフウでしょうか。
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3、そこには、久しぶりのアカスジカメムシ君たち。
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4、草むらで、バタバタしていたのはオンブバッタでしょうか。
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5、野生化したヒオウギズイセンの群生。花の間で出会ってしまったカマキリ君
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6、つい、夢中になってカメラを向けました。
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7、前足のしぐさもチャーミングです。
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8、この表情がたまらない!!
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苦手な方にはごめんなさいね。
これで大東岬シリーズはおしまいです。
by nenemu8921 | 2013-07-19 00:27 | 昆虫・クモなど | Comments(22)

太東埼灯台

せっかくここまで来たのだからと燈台まで行ってみました。
車で10分ほどの小高い丘の上にあります
1太東埼灯台、 逆光でした。
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2、丘からの海です。
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3、見晴らしは良いけれど、タイクツ!
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4、そのとき、沖を走るボートが。。。アップにするとゴージャスなカップルです!!
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5、そして空には。。。
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タイクツに見える風景のおくにはドラマが潜んでいるといったのは誰でしたか?
ちょっとこじつけですね(^_-)-☆

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by nenemu8921 | 2013-07-18 00:15 | 場所 | Comments(10)

大東岬のスカシユリ

出かけたり、来客が続いたりで、撮影も更新も出来ませんでした。
ご訪問くださったみなさま。ごめんなさい。
ようやく、今日は午後から時間がとれて、思い切って、大東岬まで車を走らせました。
1、スカシユリの群落がそろそろ見頃だと聞いたからです。       
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2、いすみ市の大東海浜植物群落です。
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3、きれいに咲いていましたよ。
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4、でも光線が~~( >Д<;)
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5、ここは朝一番で撮りたい場所ですね。
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6、後に見えるのは太東埼灯台(たいとうさきとうだい)です。
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7、大東漁港近くの崖にも咲いてました。
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スカシユリ(ユリ科スカシユリ属)Lilium maculatum Thunb 透百合 花被片の付け根付近がやや細く、隙間が見えることから「透かし」百合の和名がある。

がんばって続けますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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by nenemu8921 | 2013-07-16 21:53 | 植物 | Comments(18)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921