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ペントステモン

最近の三陽メディアフラワーミュージアム(旧花の美術館)は、
ボーダーガーデンに私のお気に入りの花が多く、訪れるのが楽しくなった。
ことにペンステモンが目立った。

多くはハスカーレッドという品種である。
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これはエレクリックブルーという品種。館内で。
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これもハスカーレッド。
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野外で栽培するとこんな大きな株になります。
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銅葉が美しい。
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ペンステモン(ゴマノハグサ科ペンステモン属)Penstemon 最近ではペンステモンで流通している。かつてはツリガネヤナギ、チョウジヤナギなどと呼ばれた。

そこはたしかに畑の雪が溶けてゐる
玉葱と ペントステモン
         詩〔鈍い月あかりの雪の上に〕


こちらに以前の解説があります。

ペンステモンは最近では沢山の種類が日本でも流通していますが、
賢治の時代にはかなり珍しい園芸植物だったろうとおもいます。
賢治は蒔種し、苗を作り、育てたようです。
どんな花を咲かせたのだろうか。

賢治の「宿根草種名備忘」というメモの中にも「ペントステモン」の文字が見えます。

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by nenemu8921 | 2014-05-31 15:20 | 園芸植物 | Comments(10)
北大では、ナナカマド、ライラック、ニワトコが目立ちました。
サラサドウダンがかわいかったです。 日本固有種なのですね。
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サラサドウダン(ツツジ科ドウダンツツジ属)Enkianthus campanulatus 更紗灯台

これは苫小牧の街角で街路樹のように植栽されていました。利休梅ですね。
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リキュウバイ(バラ科シモツケ亜科ヤマザクラ属)Exochorda racemosa 利休梅

小さな小さな花をつけていましたが、名前がわからない。北大で。
長い棘がまばらにありました。ご存知の方がいらしたら、ご教示ください。

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追記
メギと教えていただきました。
マングースさん、tamayamさん、ありがとう。
メギ(メギ科メギ属)Berberis thunbergii 目木


ナナカマドです。この木は東北でよく見かけるのに、賢治作品に登場しないのは不思議です。
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ナナカマド(バラ科ナナカマド属) Sorbus commixta 七竈

ヤマツツジというけれど、街中にも多かったです。
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ヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属) Rhododendron kaempferi 山躑躅 


北海道ではゆっくり撮影はできませんでしたが、久しぶりの知人友人に出逢えていい時間を裾しました。
by nenemu8921 | 2014-05-29 17:45 | 植物 | Comments(6)

北海道で出会った植物

筑波山の植物の画像も未整理ですが、北海道で出逢った植物を紹介します。

苫小牧ではライラックもナナカマドもこれからという時期で、どこも新緑がまぶしく、
路上は一面タンポポの黄色いじゅうたんで埋まっていました。

苫小牧の2日間は晴天に恵まれ、暑いほどでした。
26日の札幌はライラックが満開だったけれども、風が強く曇天。
出向いた北大の構内でクロユリを見つけました。

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花木園の一角に群落になっていました。
1908年、北大予科の絵の好きな学生数名が、英語教師であった有島武郎を中心に
美術部を結成し 「黒百合会」と名付けました。
当時北大校内にたくさん咲いていたクロユリにちなんだもの。
黒百合会100周年を記念してのクロユリ群生地の復元を図って、近年球根を植えつけたようです。

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クロユリ(ユリ科バイモ属) Fritillaria camtschatcensis 黒百合 英名のChocolate Lily の方がぴったりする気がします。

スズランもたくさん咲いていました。ニホンスズランかな。。。。。

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スズラン(スズラン亜科スズラン属):Convallaria majalis 鈴蘭

み裾野は雲低く垂れすずらんの
白き花咲き はなち駒あり。  
              歌稿B1

岩手山麓を舞台にした歌です。

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by nenemu8921 | 2014-05-28 21:01 | 植物 | Comments(14)

苫小牧セミナー

24日、25日、宮沢賢治学会主催の地方セミナー、苫小牧セミナーに参加しました。
大正13年5月月18~23日、花巻農学校の北海道修学旅行に引率者として参加した宮沢賢治は、
ここ苫小牧の海岸を舞台にした詩「牛」を残しています。

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この画像は版画家佐藤国男さんが今回の企画に合わせて制作されたものです。
苫小牧市の美術博物館では「宮沢賢治の世界をアートする2014~佐藤国男の版画を中心に~」を展示中です。

セミナーの内容は盛沢山で、充実したものでした。

記念講演は、スタジオジプリの高畑勲監督が、ご自身の新作「かぐや姫の物語」を語りながら、
「銀河鉄道の夜」や「雨ニモマケズ」などに触れ、興味深い見解を述べられました。
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こちらに加倉井さんの丁寧なレポートがあります。
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私は苫小牧は初めてでしたので、何もかも興味深かったです。
私は、2日間、参加し、帰途、札幌に立ち寄って一泊し、いい時間を過ごし、昨夜帰宅しました。

明日から、北海道で出会った植物を中心に少し紹介します。

25日の賢治ウォークの際、科学センターへ立ち寄ったとき、
公園内でけたたましい鳴き声を聞き、思わず足を止めて、見つけました。
カササギですね!!
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by nenemu8921 | 2014-05-27 11:30 | 賢治情報・スクランブル | Comments(8)

ペトレア


フラワーパークでは、牡丹やシャクヤク、バラが満開でしたが、心ひかれたのはこの花。
初めての出会いでした。温室の入り口に大きな鉢にありました。背景が……(>_<)
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ペトレア(クマツヅラ科ペトレア属) Petrea volubilis。

クマツヅラ科って、ランタナとか、デュランタとか、異国風の花が多いですね。

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by nenemu8921 | 2014-05-25 00:22 | 植物 | Comments(15)

スズタケ

筑波山にも立ち寄りました。
ここでは笹に咲いた花が印象深かったです。
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帰宅して調べたら、スズタケという品種だとわかりました。
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スズタケ(イネ科スズタケ属)  Sasamorpha borealis  篶竹
かつて、笹やぶは身近なところにありました。
宮沢賢治の作品には、竹も笹も登場します。

  水こぼこぼと鳴る
  ひぐれまぢかの笹やぶを、
  しみじみとひとりわけ行けり。
              短唱〔冬のスケッチ〕


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〔冬のスケッチ〕は、賢治が短歌から詩作創作へ移行しようとする時期のエチュード。

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by nenemu8921 | 2014-05-23 08:56 | 植物 | Comments(10)

ひなげし

ひなげしはみんなまっ赤に燃えあがり、めいめい風にぐらぐらゆれて、息もつけないやうでした。

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ヒナゲシ(ケシ科ケシ属)Shirley poppy 雛罌粟 虞美人草 シャーレイ・ポピー

「あ、一寸(ちょっと)。一寸(ちょっと)お待ち下さいませ。
その美容術の先生はどこへでもご出張なさいますかしら。」

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「椅子もございませんがまあどうぞこちらへ。
そして、私共は立派になれませうか。」

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「お医者さん。わたくしおあしなんか一文もないのよ。
けども少したてばあたしの頭に亜片ができるのよ。それをみんなあげることにしてはいけなくって。」

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ひなげしどもはじぶんこそいちばん美しくならうと一生けん命その風を吸ひました。

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                                       童話「ひのきとひなげし」より


ひたち海浜公園ではポピーもたくさん咲いていました。
思わず、「ひのきとひなげし」を思い浮かべてしまいました。

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by nenemu8921 | 2014-05-22 12:45 | 植物 | Comments(12)

ネモフィラ

写真倶楽部の撮影会のお誘いでネモフィラの丘へ行きました。
見頃はすでに過ぎ、緑の葉が目立っていました。(>_<)

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4、
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5、
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6、
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7、
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8、
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9.
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10、
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ネモフィラ(ハゼリソウ科ネモフィラ属) Nemophila menziesii 瑠璃唐草

この花は最近おなじみになりましたが、賢治の時代には、日本に入っていたのだろうか。
賢治の園芸メモでも出てこない花です。
小さく可憐で、賢治の好きなブルーですし、英名では「baby blue eyes 」だそうです。
もし知っていたら、かなりお気に入りの花になっただろうなと想像するのですが。
by nenemu8921 | 2014-05-21 00:01 | 植物 | Comments(20)

白樺

エレキの雲がばしゃばしゃ飛んで
一本の杉の枯れた心が避雷針とでもいふやうに
二露里(ろり)に亘る林のなかに立ってゐる
   こんもりと新芽をふいた白樺の下に
   一つの古いそりが置きすてられる
(略)
          詩ノート〔エレキの雲がばしゃばしゃ飛んで〕


枯れた心は、こころではなくて、芯であろう。
露里はろりと読む。ロシアの里程の単位。一露里は約1067メートル。
エレキの雲は雷雲であろうか。


       白樺の雄花は下がり、
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        白樺の雌花は立つ。
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シラカンバ(カバノキ科カバノキ属)Betula platyphylla 白樺
キョロロの前で、若い白樺の木に出会った。白樺は高い樹木が多く、花が撮影できるチャンスは少ない。

作品は、詩ノートの一節だが、樺太を舞台にイメージされている。
賢治作品では、白樺はしばしば登場する。
詩「樺太鉄道」では学名Betulaから、聖を冠して、「聖白樺」(セント・ベチュラ)とルビを振っている。
白樺は植物学的標準和名では「シラカンバ」である。
by nenemu8921 | 2014-05-19 18:57 | 植物 | Comments(10)

森の学校 キョロロ

ブナ林の隣で出会ったもの。
何だと思いますか?

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画像はクリックしてご覧ください。

キョロロという建物の階段なんです。
高い塔に上る暗い階段がアートになっています。
水琴窟も響いていました。
ライトも一瞬ごとに変化します。(同じ写真はもう撮れない)

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キョロロがなにか、説明は難しい。こちらにHPがあります。

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by nenemu8921 | 2014-05-16 22:55 | 建物 | Comments(17)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921