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もう?ロウバイ?

もう、蝋梅が開き始めていました。少し前のアンデルセン公園です。

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道草ばかりのイーハトーブガーデンにお付き合い下さってありがとうございました。

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来年もよろしくお願いいたします。

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皆様、よいお年をお迎えくださいませ。

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年明けはゆっくり再開させていただきます。
by nenemu8921 | 2014-12-29 13:58 | 植物 | Comments(33)
新しい評伝が出ましたね。
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新たな宮沢賢治の魅力を発見することができるだろうか。
著者の千葉一幹氏は比較文学ご専門の学者さんです。
by nenemu8921 | 2014-12-29 01:38 | 賢治情報・スクランブル | Comments(0)

宮沢賢治のオノマトペ集

面白い本が出ました。

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賢治童話の中から157のオノマトペをとりだし、13の分類に分け、簡単な解説を付けたもの。
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こんなふうな構成で読みやすくなっています。
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賢治のオノマトペを論じた書の中では、井上ひさしの「私家版・日本語文法」(新潮文庫)のなかで、
「擬声語」に言及した論文がなんといっても出色だった。

こうして改めて、賢治のオノマトペを通観すると、
        賢治文学の魅力は表現によるところが多いなあと実感する。
by nenemu8921 | 2014-12-27 15:20 | 賢治情報・スクランブル | Comments(4)

クリスマス

前田絵里子さんの写真展を覗いてみました。
名前をクリックすると、前田さんのHPに入れます。
そこからギャラリーをクリックすると、花の写真、風景写真、桜の写真、キノコの写真が見られます。
どれも素晴らしいもので、ネイチャー写真を学ぶ人には参考になると思います。

三陽メディア・フラワーミュージアムです。

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作品ではおなじみの前田絵里子さん、お会いしたのは初めてですが、
     作品のイメージそのままの可愛い方で、気さくな雰囲気で話が弾みました。
                               作品は素晴らしかったですよ。
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記念撮影にも気軽に応じてくれました。ちょっと照れていますね(*^_^*)
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三陽メディアフラワーミュージアムではシクラメンやポインセチアが花盛り。
クリスマスのディスプレイがきれいでした。
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夕方になるとキャンドルに火が灯って幻想的です。
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絵里子さんは「こんなのどうかしら」「これはどう?」という風で、
撮影テクニックを気軽に披露してくれました。
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ご教示を受けて、私もチャレンジしてみました。
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玉ボケを効果的につくるのが面白くて、夢中で遊びました。
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すごく楽しい体験でした。
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絵里子さん、ありがとうございました。
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追記
玉ボケの作り方は簡単ですよ(^_-)-☆
絞りを解放にして撮ること。逆光がいいですね。
この室内の場合は、明るい背景に向けて、つまりきらきら光る背景を選んで、
手前のモビールにピンを合わせて撮りました。
どうぞ、みなさん、試してくださいね(^_-)-☆
by nenemu8921 | 2014-12-25 10:48 | 番外 | Comments(16)

リンリンリース

イーハトーブの友から今年も素敵なリースが届きました。
さっそく、いつもの場所に飾りました。

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ミモザのつぼみかと思ったらコニファーの新芽?だそうです。
アースカラーが私の好みであります。

リンリンさん。ありがとう。
お礼の電話を入れたら、今年のイーハトーブはもう雪が積もってとても寒い冬だとか。

どうぞ、みなさん、よいクリスマスになりますように。

More おまけを見る
by nenemu8921 | 2014-12-24 11:43 | 番外 | Comments(12)
大内秀明先生から新刊をお送りいただきました。
「土着社会主義の水脈を求めてー労農派と宇野弘蔵ー」

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労農派シンパとしての宮沢賢治に焦点をあてた賢治論ですね。
大内先生のHP「森のミュージアム」はこちらです
by nenemu8921 | 2014-12-24 00:15 | 賢治情報・スクランブル | Comments(0)
ご紹介をいただき、銀座のシグマギャラリーで開催されている
                   写真家高村達氏の個展を拝見しました。
高村先生のオフィシャルブログはこちらです。
そしてワークショップにも参加しました。写真仲間とともに。
シグマさんのSIGMA dp1Quattroというカメラをお借りし、30分ほど銀ブラしながらの撮影。
撮影したRAWファイルを現像して、EIZOのモニターで再生したり、
       漆喰を使ったインクジェットペーパー、フレスコジクレーを使ってのプリントを作成したり、
                     レクチャーも受けました。
               初めての体験でしたが、いろいろ勉強になりました。
面白かったので、レポートしてみました。

こちらがそのカメラです、デザインが斬新ですね。
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街頭で撮影する写真仲間のおひとり。
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並木通りを行く美女に声をかけてパチリ。使い慣れないカメラでちょっと戸惑いながらです。
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ショーウインドーも銀座的ですね(^_-)-☆
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スタジオに戻って、プリントされた皆さんの作品。
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レクチャーするスタッフ。
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こちらは高村先生(左)とスタッフ。
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すごいスタジオでしたよ!!
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高村作品も今回はフレスコジクレーをつかってのプリントです。
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この日の私の作品です。セピアっぽく仕上げました。1920年代風のアメリカっぽい雰囲気と現代の銀座が重なったようで、面白いと思いました。某社のデイスプレイです。
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高村先生、関係者の皆さん、ありがとうございました。
by nenemu8921 | 2014-12-22 15:26 | 番外 | Comments(18)

佐藤国男カレンダー ③

雑用に追われ、バタバタ過ごす日々、なかなか更新できず、失礼しました。
佐藤国男画伯のカレンダーの続きです。

9月です
双子の星ですね。
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10月です
ブルガニロ博士です。 第三次稿ですね。
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お前はもう夢の鉄道の中でなしに本当の世界の火やはげしい波の中を大股にまっすぐ歩いて行かなければいけない。

11月です
ゴッホの星月夜を重ねてのイメージだそうです。
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糸杉ですね。「でも、なぜコスモスなの?」「いや彩(いろどり)がほしかったのさ。」だそうです。


12月です
ケンタウルス村ですね。
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物語では入眠前の場面ですが、クリスマスのイメージにつながるから12月に持ってきたとのこと。
by nenemu8921 | 2014-12-22 01:17 | 賢治情報・スクランブル | Comments(0)

佐藤国男カレンダー ②

5月です
鳥捕りですね。この物語の中でも、最も不思議な人ですね。
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するとあの鳥捕りは、すっかり注文通りだといふやうにほくほくして、両足をかっきり六十度に開いて立って、
鷺のちぢめて降りて来る黒い脚を両手で片っ端から押へて、布の中に入れるのでした。
すると鷺は、蛍のやうに、袋の中でしばらく、青くぺかぺか光ったり消えたりしてゐましたが、おしまひたうたう、みんなぼんやり白くなって、眼をつぶるのでした。

この場面は、「銀河鉄道の夜」でも非常に心に残るところですね。
眼に見えるように具体的な描写で、視覚化すると、幻想的な光景で、詩的です。
この物語の主題とか、ジョバンニの心象とは、関係ない場面なのですけれど。

6月です。
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「もうここらは白鳥区のおしまひです。ごらんなさい。あれが名高いアルビレオの観測所です。」
窓の外の、まるで花火でいっぱいのやうな、あまの川のまん中に、黒い大きな建物が四棟ばかり立って、
その一つの平屋根の上に、眼もさめるやうな、青宝玉(サフアイア)と黄玉(トパース)のおおきな二つのすきとほった球が、輪になってしづかにくるくるとまはってゐました。



7月です。
ジョバンニの切符ですね。
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カムパネルラは、その紙きれが何だったか待ち兼ねたといふやうに急いでのぞきこみました。
ジョバンニも全く早く見たかったのです。ところがそれはいちめん黒い唐草のやうな模様の中に、
をかしな十ばかりの字を印刷したものでだまって見てゐると何だかその中へ吸い込まれてしまふやうな気がするのでした。(略)
その鳥捕りの時々大したもんだといふやうにちらちらこっちを見てゐるのがぼんやりわかりました。

どこでも勝手に歩ける通行券の切符! どんな切符か、見たかったですね。


8月です。
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ジョバンニはその小さく小さくなっていまはもう一つの緑いろの貝ぼたんのやうに見える森の上にさっさっと青じろく時々光ってその孔雀がはねをひろげたりとぢたりする光の反射を見ました。(略)
ハーブのやうに聞こえたのはみんな孔雀よ

天上では孔雀だってハープのように鳴くんだ!!
実際の孔雀は、賢治も他の作品で書いていますが、破れたラッパのような声を出します。(^_-)-☆

山猫博士も「鳥捕り」がお気に入りだったのでしょうか。
ジョバンニとカムパネルラに次いで登場回数が多いですね。
しかし5月の鳥捕り画像と、6月、7月の鳥捕りは雰囲気が違うのが気になります。
山猫博士と電話でお話したことですが、鳥捕り像について「当時はこういう仕事の人は下層階級というか、
差別されていたようだよ」とのこと。
鈴木滃二という漫画家の紹介がありました。
「賢治の影響を受けていると思うよ」とのお言葉。
あいにく、漫画界のことは不勉強で存じませんでしたが、機会があったら、読んでみたいです。
by nenemu8921 | 2014-12-12 19:21 | 賢治情報・スクランブル | Comments(6)

佐藤国男カレンダー ①

佐藤国男画伯から今年もカレンダーが届きました。ありがとうございます。
今年は「銀河鉄道の夜」の特集です。

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久しぶりに山猫画伯とお話をしたので、内容に関して少しご紹介しますね。

まず1月です。
至福の子ども時代でしょうか。
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「あのころはよかったなあ。ぼくは学校から帰る途中たびたびカムパネルラのうちに寄った。カムパネルラのうちにはアルコールランプで走る汽車があったんだ。レールを七つ組み合せると円くなってそれに電柱や信号標もついていて信号標のあかりは汽車が通るときだけ青くなるようになっていたんだ。いつかアルコールがなくなったとき石油をつかったら、缶がすっかり煤けたよ。」
ジョバンニがかつてカンパネルラと一緒に遊んだ思い出を母親に語るところですね。
山猫博士のおはなしではメルクリン社の特集した雑誌をたまたま入手してそれを参考に描いたとか。
メルクリン (Märklin、Gebr. Märklin & Cie. GmbH ) は、1859年創業のドイツの玩具・模型メーカー。カムパネルラの鉄道模型は、いかにもメルクリン社製のようですね。


2月です。
宇宙空間のケンタウルスの村、地球と同じ日だそうです。
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空気は澄みきって、まるで水のように通りや店の中を流れましたし、街燈はみなまっ青なもみや楢の枝で包まれ、電気会社の前の六本のプラタヌスの木などは、中に沢山の豆電燈がついて、ほんとうにそこらは人魚の都のように見えるのでした。子どもらは、みんな新らしい折のついた着物を着て、星めぐりの口笛を吹いたり、
「ケンタウルス、露をふらせ。」と叫んで走ったり、青いマグネシヤの花火を燃したりして、たのしそうに遊んでいるのでした。

~と、この描写は、まだジョバンニが銀河鉄道に乗り込む前の場面ですが、どこか宇宙空間につながるようなゆらゆらした雰囲気がありますね。
なるほど、ケンタウルス人?が暮らしているのですね。


3月です。
天気輪の丘で入眠するところですね。「ちょっと説明的かな」と、画伯のつぶやきです。
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ジョバンニは、頂の天気輪の柱の下に来て、どかどかするからだを、つめたい草に投げました。
 町の灯は、暗の中をまるで海の底のお宮のけしきのようにともり、子供らの歌う声や口笛、きれぎれの叫び声もかすかに聞えて来るのでした。風が遠くで鳴り、丘の草もしずかにそよぎ、ジョバンニの汗でぬれたシャツもつめたく冷されました。ジョバンニは町のはずれから遠く黒くひろがった野原を見わたしました。
 そこから汽車の音が聞えてきました。その小さな列車の窓は一列小さく赤く見え、その中にはたくさんの旅人が、苹果を剥いたり、わらったり、いろいろな風にしていると考えますと、ジョバンニは、もう何とも云えずかなしくなって、また眼をそらに挙げました。(略)
 気がついてみると、さっきから、ごとごとごとごと、ジョバンニの乗っている小さな列車が走りつづけていたのでした。ほんとうにジョバンニは、夜の軽便鉄道の、小さな黄いろの電燈のならんだ車室に、窓から外を見ながら座っていたのです。


どのシーンでも空間を走る小さな列車が描かれていますね。


4月です。
黒曜石で出来た地図は星座早見表です。
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カムパネルラは、円い板のようになった地図を、しきりにぐるぐるまわして見ていました。まったくその中に、白くあらわされた天の川の左の岸に沿って一条の鉄道線路が、南へ南へとたどって行くのでした。そしてその地図の立派なことは、夜のようにまっ黒な盤の上に、一一の停車場や三角標、泉水や森が、青や橙や緑や、うつくしい光でちりばめられてありました。ジョバンニはなんだかその地図をどこかで見たようにおもいました。
「この地図はどこで買ったの。黒曜石でできてるねえ。」
 ジョバンニが云いました。
「銀河ステーションで、もらったんだ。君もらわなかったの。」
「ああ、ぼく銀河ステーションを通ったろうか。いまぼくたちの居るとこ、ここだろう。」
 ジョバンニは、白鳥と書いてある停車場のしるしの、すぐ北を指しました。


star map というのが面白いですね(^_-)-☆ 



賢治作品を視覚化することは多くのアーティストがチャレンジしていることですが、原文に引けをとらないイメージ化は難しいですね。
文章の解説にとどまった絵では面白くないし、あまり独りよがりな展開でも読者はしらけてしまいますよね。

佐藤国男さん(山猫画伯)の「銀河鉄道の夜」は、青を基調とした素朴な版画です。
深刻ぶった雰囲気でないところが、私の気に入っているところです。
賢治の言葉や文章は、そのものが画像化することが難しいのですが、無難に処理した絵にとどまらず、
どの場面も原文と向き合って、独自の創造力で描くという姿勢が素敵ですよね。


つづきは明日です。
by nenemu8921 | 2014-12-08 20:48 | 賢治情報・スクランブル | Comments(4)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921