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都心から見た富士山

レアンドロ・エルリッヒ展が催されている森美術館は六本木ヒルズ森タワーの53階にあります。
ついでに、52階の東京シティ・ビュー(展望台)をのぞいてみました。
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お天気が良い日で、くっきりと見えました。都心からこんなにはっきり見えるなんてすごいなあ。
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近くの東京タワーはすごくリアルでした。
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スカイツリーも東京湾もよく見えましたですよ。
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ちょっと、スカイツリーの展望台みたいな雰囲気でした。
展望台では体験型のインベーダーゲームがあれこれ展開されていました。
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こちらが六本木ヒルズ。アリーナですね。どんな人がここで暮らしているのでしょうね。
ちょっとググってみたら、1か月の家賃が325万ですって。(@_@) 296.62㎡4LDKです。
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最近は観光客も落ち着いたのかな?
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ミッドタウンのフジフィルムのギャラリーまで歩いていく途中に出会った不思議な集団。
交差点のところで手を振ったら、応えてくれました。
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久しぶりに街遊びでした。

by nenemu8921 | 2018-01-17 09:40 | 場所 | Comments(2)
「銀河鉄道の父」門井慶喜著/講談社/2017.9月初版/¥1600+税
直木賞受賞だそうです。
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「銀河鉄道の父」は、門井慶喜という小説家の書いた賢治の父政次郎氏の視点で描いた宮沢賢治の伝記ですね。(昔、内田朝雄さんが政次郎擁護という文章を書いていましたが。)

ご存知のように、政次郎氏は小学校を出ただけで、家業を引き継ぎ、発展させ、株にも目ざとい投資をして利殖の才にたけた人でしたが、仏教信心に厚い人で、仏教講習会なども企画し実践し、町会議員でもありました。

門井さんは賢治も政次郎氏も聖者伝説風の美化した視点で描いていない点は好感が持てました。

研究者の多くは、賢治年譜・伝記の多くの資料を有しているわけですが、読み物として作るには、それらすべてを盛り込むわけにはいかないでしょうが、何を捨て、何を選んで、父親の立場として描くかだろうだと思います。全体としては、幼年時代に力点が置かれ、晩年は端折りすぎでした。

6歳の時赤痢に感染した賢治の付き添いとして一緒に入院して介護した政次郎氏が感染し、大腸カタルを起こし、以後生涯胃腸が弱くなったという話は有名ですが、当時としては家長としてあるまじき行為であり、それだけ長男への期待というか愛情というか、それが格別だったと描かれています。そのとおりでしょうね。

興味深かったのは妹トシの死も、賢治は書くための材料(たね)としてとらえていたという見方です。法華経信仰も農村活動も、父親の目からは大きなものと映らず、賢治にとっては文筆で身を立てることを目指していた風に描かれているように感じました。しかし説得力がないのです。もう一歩踏み込んでほしかったですね。

大正10年東京に家出した賢治を案じて訪ね、政次郎と二人で伊勢参りを兼ねた小旅行をしたことにも触れず、労農党を支援したことなどから、昭和2年花巻警察署で聴取を受けたことなどは宮沢家にとって大きな出来事だったと思いますが、全く触れていませんし。後半があまりにも駆け足なので、残念に思うばかりでした。

校本の年譜とはラグ(ずれ)も少なくなく、それが作者の見解なのか、単に調査不足なのか、わかりません。

 門井さんという方は存じませんが、講談社の担当編集者から話を聞いてみました。

小学生低学年の男の子が二人いて、父親としての立場を感じ考えるところから、賢治の父を描く動機だったとか。なんだか、イージーねと思いました。この人は「天才の値段」など美術品を素材にしたミステリーっぽい読み物も書いています。大阪にお住まいだそうで、週刊誌や新聞など関西版にいくつかインタビュー記事など載っているようです、(朝日新聞では、逢坂剛氏が新刊紹介をしていましたね)


以前から、年譜とは別に賢治の評伝を書いてくれる人がいたらいいなあと思っていましたが、

余りにも安易で、舌足らずで、残念に思ってしまいました。

以前、読後、率直な感想を友人宛に書いた書簡から引用しました。


芥川賞を受賞した「おらおらでひとりいぐも」(若竹千佐子著)は、宮沢賢治の詩「永訣の朝」に登場するフレイズがタイトルになっていますが、

内容は、いわゆる、玄冬小説(年を取るのも悪くないと思える小説のことだとか)で、賢治とも、妹さんとも関係のない世界が描かれています。


最近の直木賞、芥川賞の受賞は話題性が優先するのかもしれませんね。やれやれ。

宮沢賢治に関するものであれば、一定の読者を確保でき、話題になるのは確かですから。



by nenemu8921 | 2018-01-16 23:53 | 賢治情報・スクランブル | Comments(2)
知人からご紹介をいただき、レアンドロ・エルリッヒ展へ行ってきました。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/LeandroErlich2017/
エルリッヒはアルゼンチンの現代アーティストです。
テーマは「見ることのリアル」
面白かったですよ。観客参加型の作品が多く、お子さん連れのファミリーが目立ちました。
撮影も自由だというので、インスタ映えもさぞかし……でしょうね。

こちらは今回の話題を集めた「建物」というタイトルのインスタレーション
アパート風の建物の壁面が床に設置され、そのうえでポーズすると、鏡を通してこのような画像になって映し出されます。
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これは楽しいですね(^_-)-☆
皆さん、大いに盛り上がっていました。
何しろスマホで確認できるのですもの。
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こちらは「試着室」。
試着室のカーテンを開けると、鏡の中には限りなく鏡があります。
鏡の壁面と、実際の試着室があって、恐る恐る体験したのです。
でも子どもたちは鏡の部屋の迷路を楽しんでいました。

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このように映ります。
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原理で言えば、こうしたものです。
全く同じ装置が対面におかれています。
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こんな感じです。作品だけでなく参加して、あるいは撮影して楽しんでいる観客の皆さんを撮らしていただきました。
ここでは肖像権などと野暮な雰囲気は全くありませんでした。
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「根こそぎ引っ張られて」
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「スイミング・プール」私は存じませんでしたが、代表作。
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こちらがご当人のレアンドロ・エルリッヒさん、
インタビューに答え、自作の解説や作品の世界観を語っていました。(ビデオです)
面白いだけでなく、深い哲学も感じられました。
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館愛は暖房のため、暑いくらいなので、コートや荷物をロッカーに入れて、軽装でゆっくり楽しませていただきました。

by nenemu8921 | 2018-01-15 19:19 | その他 | Comments(2)

三番瀬 夕景

気にかかりながら、年末年始、来客が多くて、なかなか出かけられなかった。
穏やかな夕景を楽しみました。1月11日の三番瀬です。
ぜひクリックして大きな画面でご覧くださいね。
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あっという間に陽が落ちます。対岸の浦安の高層ビルです。飛んでいるのはハマシギの群れ。
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沖を貨物船が行きます。見慣れた光景が嬉しい。
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陽が落ちると干潟はオレンジ色に染まります。
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富士山もくっきり姿を見せてくれました。
今年はいいことがありそうです。(^_-)-☆
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by nenemu8921 | 2018-01-13 11:45 | 場所 | Comments(12)
購入しようと思っていたら、栗原先生からお送りいただきました。
ありがとうございます。興味深く拝読しました。

「屋根の上が好きな兄と私ー宮沢賢治妹・岩田シゲ回想録」
栗原敦監修/宮澤明裕編/蒼丘書林発行/2017・12・20初版/¥900+税

宮沢賢治の妹と言えば、「永訣の朝」のトシさんを思い出す人も多いと思いますが、賢治は5人兄妹の長男です。
長男賢治、長女トシ、次女シゲ、次男清六、三女クニという兄妹でした。
シゲさんが嫁いだ家が岩田家で、岩田シゲさんが70歳ぐらいの頃から折々に幼い時の兄賢治との思い出や、家庭内での心に残った出来事を思い出すままに書きとめ、宮沢明裕さん(宮沢清六氏のお孫さんです)が編集し、栗原敦氏が監修された冊子です。(岩田シゲさんは86歳で1987年没)

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賢治のこともですが、父政次郎氏のこと、母イチさんのことがとてもよく描かれていて面白かったです。
感慨深く読みました。ああ、こういう家庭だったんだ、こういう時代だったんだ、こういう土地柄なんだなあということが伝わってきました。
なかでも「ムクドリ」に関する記述は興味深い。夕方屋根の上に登って兄賢治と眺めた光景の中でねぐらに帰るムクドリのことが描かれています。ムクドリとカラスが松庵寺のねぐらを争う場面を眺めての思い出です。シゲさんはムクドリに桜鳥という文字を当てています。どんなふうに発音したのでしょうか。ムクドリは多くの呼び名、方言名を持っていたことはよく知られています。興味深いのは、賢治はその作品の中で、明らかにムクドリと思われる鳥を百舌、もずと表記していることです。




by nenemu8921 | 2018-01-11 00:33 | 賢治情報・スクランブル | Comments(1)
「宮沢賢治を読むー童話と詩と書簡とメモとー」
秋枝美保 著/朝文社 発行/2017・10・28初版/¥3500+税

昨年、出版された賢治論の中で、心に残った賢治論です。
文学の衰退がこれまでになく声高に語られ、ネットやメディアの洪水の中で、フェイクなイメージやフレイズが横行し、人々が生きずらさを感じている今こそ、宮沢賢治文学が有効に機能するのだと説いています。
というと、震災後に多くの人が「雨ニモマケズ」を朗読した行為を連想させますが、そのように安易なこととは違います。
秋枝氏は「注文の多い料理店」「やまなし」「セロ弾きのゴーシュ」などを取り上げ、賢治独自の周囲とのコミニュケーションを指摘し、≪通路を開く≫ ありようを解読してみせました。
若者たちの心に響いてほしいと共感しながら拝読しました。

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興味深かったのは第三章の
世界の「底」に立つー「サガレンの古くからの」人々との出会いーと題した論でした。
逝ってしまった妹との魂との交感を求めての旅だといわれている樺太旅行で、樺太の先住民、アイヌとの出会いを推測し、アイヌの文化、世界観から救いを示唆されたという論は多くの資料で展開され、説得力もあります。
以前、文語詩「民間薬」を論じた拙論で、ネプウメリをアイヌ民族に伝わるギョウジャニンニクを意味するアイヌ語からの造語であろうと推したことがあったと思い出しました。

秋枝先生、ありがとうございました。


by nenemu8921 | 2018-01-09 23:33 | 賢治情報・スクランブル | Comments(1)

ピラカンサ・レストラン

カラムクドリが気に入ったピラカンサ・レストランには、様々な小鳥たちが入れ替わりやってきました。
なかでもメジロは常連で、小集団で始終訪れていました。可愛かったですよ。
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ツグミンが下りたところはもうすっかり食べつくされた枝でした。
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エナガ達も姿を見せましたが、落ち着かない様子でゆっくり啄まずに飛んでいきました。
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すっかりピラカンサの紅い実に染まったように赤いアカハラですね。
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夕方になるとオナガの集団も訪れて騒いで居ました。
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これは珍しいムクドリさんのツーショット!すごく仲睦まじい雰囲気でした。
普通種のこうしたムクドリなどここでは、邪魔者扱いされていました。
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ジョウビタキはピラカンサの近くの木の茎に停まって、レストランには近寄りません。
肉食系なのね(^^♪
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他にもヒヨドリ、シジュカラ、シロハラなども姿を見せました。
すごいピラカンサだと思いません?
でもバーダーの皆さんはカラムクドリ以外は、目に入らぬようでした。
私はたくさんの小鳥に出会えて楽しかったです。



by nenemu8921 | 2018-01-08 00:10 | 鳥・動物 | Comments(16)

初詣は身近で 

格別なこともなく、晴れた日がつづき、久方ぶりの親類縁者とひと時を過ごし、
「めでたさも中ぐらいなりおらが春」(一茶)といったところです。
初詣はご近所の中山法華経寺へ行きました。車で10分ほどです。
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おみくじを読む真剣さも若さゆえでしょうか。
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必死に結ぶのも思いの強さでしょうか。
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境内では日光さる軍団(と、言っても1匹だけ))の演芸ショーが展開されていました。
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あれ、今年は戌年、犬猿の仲とか、忘れてね!でしょうか。
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見事な芸に拍手喝采、お年玉を奮発した少女もいましたよ
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帰途、参道のお寺に「剣術稽古」という張り紙があったので、覗いてみると、
「今日は書初めなんです」とのこと。
イケメンのお坊さんが見本を見せてくれました。
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 次回は剣術の稽古中を撮影させてほしいなあ。
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皆さんはどんなお正月だったでしょうか。

by nenemu8921 | 2018-01-07 16:26 | 伝承 | Comments(10)

紅い実は美味しい!

寒中お見舞い申し上げます
2018年 

母の喪中のため新年のご挨拶を失礼させていただきました。
今年も「イーハトーブ・ガーデン」をよろしくご支援くださいませ。

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年末から、近くの谷津干潟の散歩道にカラムクドリという小鳥が飛来しているというので、
行ってみました。
コムクドリに似た鋭い目つきの小鳥です。
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たわわに実ったピラカンサの紅い実を啄んでおりました。
決してかわいい鳥とは言えませんが、めったに行き会えない鳥だというので、大勢のバーダーが集まっていました。
数年前、ギンムクドリが、葛西臨海公園に来たことがありました。
ムクドリの仲間って、種類が多いのですね。
                       
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カラムクドリ(Sturmus sinensis)スズメ目ムクドリ科 唐椋鳥 
英名はWhite_shouldered Starling、 Chinese mynaとも。
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逆光でいい撮影ができません。(>_<)
クリックして大きな画像でご覧くださいね。

今年も頑張ってイーハトーブ・ガーデンの更新を続けたいと思います。
昨年11月に喪中のご挨拶をお送りしましたが、多くの方から年賀をいただきました。
気にかけていただき、ありがとうございます。
ここで改めてご挨拶とさせていただきます。
今年が皆様にとって すてきな年になりますように。




by nenemu8921 | 2018-01-06 07:48 | 鳥・動物 | Comments(10)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921