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出会った野草

この半月の間に出会った野草もいろいろありました。

1、レイジンソウ(キンポウゲ科トリカブト属):Aconitum loczyanum R. Raymund 伶人草
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2、ゴマナ(キク科シオン属) Aster glehni var.hondoensis 胡麻菜
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3、ミゾソバ(タデ科タデ属) Polygonum thunbergii または Persicaria thunbergii 溝蕎麦
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4、白花もミゾソバかな
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5、これはママコノシリヌグイ
(タデ科イヌタデ属) Persicaria senticosa 継子の尻拭い トゲソバ(棘蕎麦)の別名がある。
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7、ナギナタコウジュ(シソ科ナギナタコウジュ属) Elsholtzia ciliata 薙刀香薷
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8、ツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属) Impatiens textori 釣船草
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9、ツリガネニンジンだと思うのですが… 。最後の一輪という風情で咲いておりました。
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あちこちで、あれこれ撮って未整理でしたが、新鮮な印象だった花を選びました。
# by nenemu8921 | 2015-10-14 19:56 | 植物 | Comments(8)

幻想のモナドロジー

奥山文幸先生からお送りいただきました。

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文学論です。ゆっくり読みたい本です。

「水仙月の四日」論、「風の又三郎」論も収録されています。
資料として、「宮沢賢治と熊本―坂本謙平のこと」は、私には初めての見聞でした。

村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」論も時節柄、興味深く読みました。
村上春樹が今年もノーベル文学賞を逃したことは誠に残念でありました。

目次をご紹介しておきます。

1、「水仙月の四日」論―吹雪のモナド
2、「風の又三郎」論―風と馬のイメージ
3、「招魂祭一景」論―娘曲馬のエロス
4、坂口安吾「白痴」論―聴覚空間のアレゴリー劇
5、坂口安吾の歴史観・序説―パラタクシスという方法
6、橋と言霊―保田興重郎「日本の橋」をめぐって
7、保田興重郎と十五年戦争―内なる言霊、外なる戦争
8、蓮田善明の昭和一六年―「鴨長明」を中心に
9、三島由紀夫「憂国」論―エロスのモナド
10、村上春樹―「ねじまき鳥クロニクル」論―固有名の行方


教材「舞姫」の誕生―日本文学協会編『日本文学読本 近代文学 小説編二』の成立
教材「走れメロス」の誕生―日本文学協会編『日本文学読本 近代の小説』の成立
宮沢賢治と熊本―坂本謙平のこと

奥山文幸先生ありがとうございました。
もう何年もお目にかかっていませんが、ご活躍で何よりです。
# by nenemu8921 | 2015-10-14 00:12 | 賢治情報・スクランブル | Comments(0)

火渡り

千葉県神崎寺の火渡りを撮影しました。
ここの火渡りの儀式は利根川の河川敷で行われます。

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# by nenemu8921 | 2015-10-13 06:25 | 伝承 | Comments(12)

榧(かや)の実

成田山へ火渡りの撮影に行った折、境内で立派な榧の木を見つけた。
落果して踏まれた実が、小雨に溶けて、周囲をさわやかな香りに染めていた。
独特の香りである。(でも、誰も気に留めていませんでしたが…)

あるとき狸が榧の実をひろはうとおもってがさがさ林のなかをあるいてゐた。(略)
                          童話「寓話 洞熊学校を卒業した三人」

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ひかげのかつらで冠をこしらえたりくるみや榧の実をひろったり、木いちごの実をとったり、(略)
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「まあご飯を食べやう。今夜一晩油に漬けて置いて見ろ。それが一番いゝといふ話だ。」といひました。
(略)
お父さんは
「どれ油を出してやるかな」と云ひながら棚からかやの実の油の瓶をおろしました。
                                    童話「貝の火」

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カヤ(イチチ科カヤ属)
Torreya nucifera 榧

種子は食用となる。あく抜きをして炒ったり、囲炉裏の灰で焼いたりして食べるという。
刻んでクッキーに入れたらおいしそうである。
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果実を絞った油は高級な油だが、最近ではなかなか入手しにくいとのことである。
淡路町には昔から榧の実油で揚げたてんぷらを食べさせる店がある。
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宮沢賢治の時代には胡桃と同様に、素朴な山の幸だったのだろう。

ネットで検索するとなんでも画像が出てくるのが現代である。そしてなんでも商品化されている。
# by nenemu8921 | 2015-10-11 16:59 | 植物 | Comments(10)

木の実 草の実

整理してみると木の実の画像はいろいろありました、
赤い実が多いですね。小鳥に食べてもらいやすいのかな。

1、サクランボ?じゃないんです。
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2、ツクシカイドウ(筑紫海棠)バラ科リンゴ属
自生していた熊本、大分では、絶滅した植物だそうです。小石川植物園で見つけました。
リンゴの花のような清楚な花だというので、ぜひ来年の春は見たいものです。
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3、ヤマモモ ヤマボウシです。
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4、コブシ
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5、ナナカマド
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6、サンシュユでしょうか。
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7、シセントキワガキ(四川常盤柿) 初めて出会いました。これも小石川植物園で。
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8、こんな大きさです。味見する勇気はなかったですねえ。
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6、ロウヤガキ(老鴉柿) 7,8の隣にあった木です。やはり小さな柿です。
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7、これは小人のバナナ?
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9、カンレンボク(旱蓮木)というそうです。ミズキ科カンレンボク属
これは千葉市の都市緑化植物園で見つけました。
追記 キジュ(喜樹)という別名もあります。
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10、ルイヨウボタン やっぱり葉っぱが大きいなあ。
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花の時には目立たないものもありますね。
見つけると、ついつい撮影したくなります。木の実は、面白い。
# by nenemu8921 | 2015-10-10 12:45 | 植物 | Comments(8)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921