蝶三昧
2015年 10月 04日
気持のよい一日でしたが、被写体としての花は少なく、チョウにたくさん出会いました。
この秋は急に気温が下がったせいか、チョウたちの動きは鈍く、ゆっくり撮影させてくれましたよ。
チョウたちは翅が傷んだ個体が多く、痛ましかったですね。
こんなとき、魚眼レンズがあれば、面白い撮影ができたのに…(>_<)
1、紫苑の花の群がりにアオスジアゲハ。
2、
3、
4、
5、こちらはツマグロヒョウモンでしょうか。
5、これはアゲハですね。
6、
7、
8、
9、これは?
ヒョウモンチョウの仲間はなかなかしっかり覚えられない(>_<)
宮沢賢治の作品ではチョウの登場は少ないですね。
〔ポランの広場〕では、
西から東にかけてたびたび星が雨のやうに流れました。そのそらのこっち側を
私の名も知らない甲虫や夜の蝶々がいろいろ模様を描いてぐるぐるぐるぐる飛びめぐってゐました。
るりいろのかみきりむしはおかしな三角のかたちを描きべっ甲いろのはねをひろげたかぶとむしはあちこちに
8の字をかいて飛びその中を紺や青のあげはてふがいくつもの点々になってちょっと光ったり又見えなくなったりそれはそれは美しかったのです。(略)
という一節がありますが、これは「ポラーノの広場」に改作される時に削除されてしまいます。
ちょっとアオスジアゲハを思わせる描写ですが、アゲハは夜飛びませんから、削除されてよかったですね。
我らの宮沢賢治は蝶にはあまり詳しくなったのかもしれません。
追記
#8、#9もツマグロヒョウモンのようです。
h6928さんからご指摘をいただきました。いつもありがとう。
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