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谷川俊太郎展

招待券をいただいたので覗いてみました。
谷川俊太郎展です。今朝(1/29)の朝日新聞にも紹介記事がありましたね。

ご高齢とは言え、現在活躍中の詩人の展覧会!?とは、何を見せるのかしら?と思いつつ…。
その疑問に応えるかのように、入口に掲げられたご挨拶。
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ご自身の感想として「わたくしが死んだ後の展覧会という印象は否めない」と発言して、メディアの笑いを誘ったそうです。

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今回展示されている詩「自己紹介」をもとに、東京オペラシティアートギャラリーのキュレーター(学芸員)と、谷川さんの本を刊行してきたナナロク社の編集者のセンスの良さと苦心の結晶ともいえる展示でした。こんな詩です。


自己紹介

           谷川俊太郎

私は背の低い禿げ頭の老人です

もう半世紀以上のあいだ

名詞や動詞や助詞や形容詞や疑問符など

言葉どもに揉まれながら暮らしてきましたから

どちらかと言うと無言を好みます。

私は工具類が嫌いではありません。

また樹木が灌木も含めて大好きですが

それらの名称を覚えるのは苦手です

私は過去の日付にあまり関心がなく

権威というものに反感をもっています

斜視で乱視で老眼です

家には仏壇も神棚もありませんが

室内に直結の巨大な郵便受けがあります

私にとって睡眠は快楽の一種です。

夢は見ても目覚めたときには忘れています

ここに述べていることはすべて事実ですが

こうして言葉にしてしまうとどこか嘘くさい

別居の子ども二人孫人犬猫は飼っていません

夏はほとんどTシャツで過ごします

私が書く言葉には値段がつくことがあります


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来場者は若者が多かったですね。気のせいか、アーティスト風の人が多い。家族連れもいました。

谷川さんの仕事は多岐にわたり、絵本や、物語の翻訳も多いせいでしょうか。

つい最近「詩人なんて呼ばれて」ー3年ごしのロング・インタビューー(尾崎真理子/新潮社)も出版されました。

「二十億光年の孤独」18歳で、詩人としてデビューして、詩を書くことを生業にしてきた人。

3回の結婚と3回の離婚。父上は昭和19年に「今日の心構え」で、賢治の「雨ニモマケズ」を礼賛したあの谷川徹三氏でもあります。

私にとってはマザーグースの名訳や「かっぱからった~」などの言葉あそびなどの仕事が印象的です。



by nenemu8921 | 2018-01-30 12:47 | その他 | Comments(6)

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