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紫紺染め


どういうわけでこんなおもてなしにあずかるのか先刻からしきりに考えているのです。
やはりどうもその先頃おたずねにあずかった紫紺についての様であります。
(略)
あれは現今西根山にはたくさんございます。

                        童話「紫紺染について」


紫紺とは、紫根染染めに使われるのはムラサキという植物の根っこである。
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初夏に小さな白い花をつける。ムラサキと言えども白い花ですよ!
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ムラサキ(ムラサキ科ムラサキ属) ムラサキ

この童話では西根山に自生しているとあり、植物図鑑にも分布は日本全土とあるが、
実際に野外で、この花に出会ったことはない。
調べてみたら、絶滅危惧種レッドデータブックIBにランクされているという。
これは初夏に佐倉市の歴博の付属施設、くらしの植物苑で、栽培されていたものを撮影した。
by nenemu8921 | 2015-08-15 08:43 | 植物 | Comments(16)

サザンカ(山茶花)

これも先週ですが、佐倉の歴史民俗博物館付属のくらしの植物苑で、
                     サザンカの特集展示を見る機会がありました。

1、「ユールタイド」
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サザンカ(ツバキ科サザンカ属): Camellia sasanqua 山茶花

日本原産の花木ですが、九州・四国・沖縄に分布する自生種は白花が多いとか。
園芸種は多種多様で名前もステキなネーミングが多いですね。

2、「優美」
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ここ、くらしの植物苑では、春は桜草、夏は朝顔、秋は菊、冬は山茶花の展示をされていて、
たいへん、珍しい園芸種を見ることガで出来ます。

3、「鎌倉絞」
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4、「華子姫」
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サザンカは船橋市の市の花に指定されています。

5、「星飛龍」
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サザンカは賢治作品には登場しない植物です。
寒冷地のイーハトーブでは見る機会も少なかったのでしょうか。

6、「宝塚」
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7、「銀竜」
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by nenemu8921 | 2014-02-03 12:45 | 植物 | Comments(12)
珍しい植物に出会った。
ヒメコウゾである。雌雄同株です。
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和紙の原料となる楮(コウゾ)は、このヒメコウゾとカジノキの雑種だそうです。
楮は、以前、賢治の「浮世絵展覧会印象」という詩と共に紹介した。 こちらをどうぞ。
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ヒメコウゾ(クワ科コウゾ属)Broussonetia kazinoki 姫楮
こちらが雄花。
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こちらが雌花です。小さな小さな花です。
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くらしの植物苑で、5月4日撮影

More オオバベニガシワ
by nenemu8921 | 2012-05-08 06:50 | 植物 | Comments(22)

桜草

   (略)
   あちこちに桜草の花がちらばってゐました。
   そして鳥は向ふの碧いそらをめがけて、
               まるで矢のやうに飛び、 
                    それから急に石ころのやうに落ちました。
           そこには桜草がいちめん咲いて、
                   その中から桃色のかげらふのやうな火が、
                                  ゆらゆらゆらゆら燃えて、
                          のぼって居りました。
                そのほのほはすきとほって、
                       あかるく、
                         ほんたうに呑みたいくらゐでした。
                                 

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    若い木霊はしばらくそのまはりをぐるぐる走ってゐましたが、たうたう
         「ホウ、行くぞ。」と叫んでそのほのほの中に飛び込みました。
      そして思はず眼をこすりました。
           そこは全くさっき蟇がつぶやいたやうな景色でした。
                ペラペラの桃色の寒天で
                           空が張られ
                     まっ青な柔らかな草がいちめんで
                  その処々に
                あやしい赤や白の
                     ぶちぶちの大きな花が
                          咲いてゐました。
                               童話〔若い木霊〕

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サクラソウ(サクラソウ科サクラソウ属)Primula sieboldii 桜草

童話〔若い木霊〕は、未完の作品だが、主人公が木霊であるというのも
宮沢賢治ならではの発想であろう。
しかもその木霊は若者。青春期の若者の官能を象徴的に描いた童話。
蟇(ヒキガエル)や、幻の鳥、鴇も登場する。
サクラソウは清楚な花と言うより、セクシィなイメージで展開されている。
   

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by nenemu8921 | 2012-05-04 22:03 | 植物 | Comments(12)

サザンカ ツバキ

もう少しの辛抱と思っても、枯れ色ばかりじゃイヤよという気分にもなります。
冬の華やかな花といえばサザンカでしょうか。
佐倉市のくらしの植物苑で、サザンカの展示をしていました。
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でも、もうおしまいでしょうね。
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サザンカは本来、暖地に自生した植物です。
最近では様々な園芸種が出回っていますが、
    賢治の時代、戦前の東北では少なかったでしょうね。
賢治作品では登場しない花です。

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by nenemu8921 | 2012-02-28 00:20 | 植物 | Comments(18)

伝統の朝顔

佐倉の歴史民俗博物館の付属施設の植物園、くらしの植物苑で、
江戸期からの伝統植物、変化朝顔の展示が行われています。
出かけてみました。
形もさまざま、色もさまざま。花だけでなく葉も特徴があります。
これが朝顔?!と思うものも。。。
1、
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2、
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3、
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4、
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5、
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7、
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開門前から人が並んで、賑わいを見せていました。会場のごく一部です。

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by nenemu8921 | 2011-08-30 08:09 | 植物 | Comments(16)

椿ヒヨ十郎

鳥たちの中で人気のない鳥ですが、お天気がよかったので、一日遊んでもらいました。
舞台がきれいだと、茶色の頬紅もいいでしょう。
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これはおいしいかな。
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ふーむ、今年のつばきはよいつばき…。
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食事中はアップしないで!!
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口元見ないで!!
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こんな技もできるよ
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スタイルはいいでしょう。
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でも、やっぱり、ナフキンもってきて!
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佐倉市の歴史民俗博物館の付属施設、くらしの植物苑を訪ねました。
大きな藪椿の木に10数羽のヒヨドリが、入れ替わり、立ち替わりやって来ました。

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by nenemu8921 | 2011-03-08 22:35 | 鳥・動物 | Comments(24)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921