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やっぱり、カタクリ

かれ草の中の、ところどころに、やさしい紫のかたくりの花が咲いてゐました。
そのうすくひかるみどりの葉には、秋の鮭の腹にあるけむりのやうなまだらが、
消えたりまたあらはれたりしてをりました。
                               童話「山男の四月」


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やっぱり、カタクリですね。この時期は。

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でも、もう花びらが傷み始めていましたね。

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白花もありました。

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宮沢賢治はカタクリの葉のまだら模様が気になったようである。

童話〔研師と園丁〕では、
石の砥石に水が張られてスッスと払われ
秋の香魚の腹にあるやうな青い紋がもう刃物の鋼にあらはれた。
という表現があります。

思いがけない連想が形容されることで、世界が新鮮に迫ってきます。賢治ってすごいなあ。
by nenemu8921 | 2015-04-02 00:19 | 植物 | Comments(24)

カタクリ

城山カタクリの里へ撮影に行きました。
しかし、日差しが弱くて、思うようにいきませんでした。

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時折、陽がさしても、逆光で撮るというイメージには遠かったです。

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白花カタクリも数輪ありました。
白花は葉に斑が入っていないのですね。突然変異だそうです。

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園内は人が多く、ほとんどが65歳以上の方とお見受けしました。(^_-)-☆

一生懸命に撮影する方に、思わずカメラを向けてしまいました。

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by nenemu8921 | 2015-03-24 22:23 | 植物 | Comments(12)

赤城自然園


赤城自然園にも立ち寄りました。この日は暑い日でした。
やっと目覚めたばかりの春。カタクリは真っ盛り。木々はこれから芽吹きます。
まさに「若い木霊」の世界でした。
アカヤシオと呼ばれているツツジが雑木林のあちこちに見え隠れして、美しかった。
画像はクリックするとみな大きなります。

1、
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2、
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3、
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4、
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5、
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6、
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7、ヤブレガサです。これが食せるとは知らなかった。
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8、トンボ池です。キブシがたくさん春の紐を下げていました。
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園内はかなりの広さです。この頃、ようやく迷わなくなりました。

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by nenemu8921 | 2014-04-22 00:10 | 場所 | Comments(12)

カタクリ

(略)
かぐはしい南の風は
かげらふと青い雲滃を載せて
なだらのくさをすべって行けば
かたくりの花もその葉の斑も燃える(略)
                詩「北上山地の春」


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1924年4月20日の日付がある。種山検査所 種馬検査所を訪ねた折の作品。
雲滃(うんおう)は、雲影のこと。賢治の好きな詩句の一つ。
かたくりの花とともにその葉の班模様(まだらもよう)が、賢治はいつも気になった様子である。

失礼しました。入力ミスです。訂正しました。
ご指摘ありがとうございました。どうも、粗忽です。


出かけられずにいた日々の間に、首都圏ではカタクリもオキナグサも咲き終わってしまった。
病院へ通う車の中から、散り始めた桜の木々がまぶしい。

ぽかぽか陽気に誘われて気になるカタクリの里にちょっと立ち寄った。
カタクリはおしまいでしたね。
ようやく探して、きれいに見えた花もマクロで撮ればこのとおり。
花弁が傷んでいて悲しかった。

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by nenemu8921 | 2014-04-11 08:30 | 植物 | Comments(35)
ほぼ一年ぶりに赤城自然園を訪ねました。連休直前の不安定な天候の日でしたが。
入り口で迎えてくれたのはクロツグミのさえずり! 高い木で啼いていました。
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標高の高いこのあたりでは、ヤマザクラもまだ花をつけていました。
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雑木林の中は木々が芽吹き始めたばかり。
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足元にはカタクリもまだひっそりと咲いておりました。
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見渡せば、そこにはウスバサイシンの株があちこちに。
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花も咲いておりました。
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ウスバサイシン(ウマノスズクサ科カンアオイ属) Asarum sieboldii  薄葉細辛
これってヒメギフチョウの食草でしょ。
しかし、園の方のお話では、なかなかヒメギフチョウは姿を見せてくれないそうです。
友人のtamayamさんも前日にこの自然園へ行かれたとか。こちらをどうぞ。
 蝶のお好きなtamayamさんのためにも、
        いずれ、ヒメギフチョウが乱れ飛ぶ光景が見られといいなあと思ったのでした。

この日話題になったのは開き始めた山芍薬。
開園時にはまだつぼみでしたが、日が昇るにつれて、花びらが開き始めました。
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ヤマシャクヤク(ボタン科ボタン属)Paeonia japonica 山芍薬 
園内には、この花のつぼみがあちこちにありました。満開になったら見事でしょうね。

たくさんの植物に出会いましたが、続きは明日です。
by nenemu8921 | 2013-04-28 06:45 | 植物 | Comments(14)

かたくり

(略)
どこかで小鳥もチツチツと啼き、
かれ草のところどころにやさしく咲いたむらさきいろのかたくりの花も揺れました。(略)
                                           童話「山男の四月」

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かたくりの
葉の班(ふ)は消えつあらはれつ
雪やまやまのひかりまぶしむ
                              歌稿B465

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かたくりは宮沢賢治のお気に入りの花だったようで、度々登場するが、
注意深く読んでみれば、葉の斑に触れた表現が多い。
だが、うーん、ひかりの中でちらちら燃える葉の斑を撮影するのは難しい。

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by nenemu8921 | 2012-04-06 01:26 | 植物 | Comments(20)

イチゲ

以前から訪れたいと思っていた赤城自然園です。
赤城山の中腹(標高600~700m)にあるゆえか、春の妖精たちは
          ようやく目覚めたばかりといったところで、広い園内も人影はまばらでした。


1、ヤブイチゲ
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2、これは?
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3、キクザキイチゲ
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4、うーん、おはよう。
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5、こんな環境です。、
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6、こちらはアズマイチゲ
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by nenemu8921 | 2011-04-20 07:57 | 植物 | Comments(16)

カタクリ

(略)
かげらうと青い雲滃を載せて
なだらのくさをすべって行けば
かたくりの花もその葉の斑も燃える
(略)
                    詩「北上山地の春」
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ようやくカタクリの花も開き始めました。今年は遅い春です。
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アマナも姿を見せました。
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ジロボウエンゴサクです。
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ニリンソウはこれから満開になります。

被災から2週間、ようやく物流も流れるようになりました。
支援物資がお手元に届くようになったでしょうか。
福島原発の行方が気になりますが、騒がず、こまめに情報をチェックして対応したいですね。

ガソリンの給油が普通に出来るようになり、お誘いを頂き、泉自然公園へ行ってみました。
自然界もかなしみから立ち直れないかのように今年の春は遅く、かたくりはいつも満開になっている頃ですが、春の野草もこれからといったところでした。
画像はクリックすると大きくなります。
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それでも、コイが泳ぐ池の岸辺には若草が萌え、木の芽もむくむく動き始めていました。
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イロハモミジ元気です。
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これから「ぐんぐんのびますよォ」と言っているようでした。
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今年も美しい紅葉が各地で見られますように。日本中の願いです。
by nenemu8921 | 2011-03-27 07:27 | 植物 | Comments(20)

カタクリ

ちゃうどそのときはかたくりの花の咲くころで、たくさんのたくさんの眼の碧い蜂の仲間が、
日光のなかをぶんぶんぶんぶん飛び交ひながら、一つ一つの小さな桃いろの花に挨拶して
蜜や香料を貰ったり、そのお礼に黄金いろをした円い花粉をほかの花のところへ運んで
やったり、あるひは新らしい木の芽からいらなくなった蝋を集めて六角形の巣を築いたり
もういそがしくにぎやかな春の入口になってゐました。
                                   寓話 洞熊学校を卒業した三人

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カタクリ(ユリ科カタクリ属)丘陵地の北側や山地にかけて生える多年草。群生することが多い。

「寓話 洞熊学校を卒業した三人」は、「蜘蛛となめくぢと狸」を大幅手入れによって改作された作品。

小雪の舞うイーハトーブから帰ったら、こちら千葉は、もう春の入り口でした。
ここ数日のあたたかさで、カタクリの花も開き始めました。
by nenemu8921 | 2009-03-19 17:10 | 植物 | Comments(10)

カタクリ

「兄さん。ヒームカさんはほんたうに美しいね。
兄さん、この前ね、僕、ここからかたくりの花を投げてあげたんだよ。
ヒームカさんのおっかさんへは白いこぶしの花をあげたんだよ。
そしたら西風がね、だまって持って行って呉れたよ。」
                        童話「楢ノ木大学士の野宿」


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カタクリ(ユリ科カタクリ属)片栗
比較的日光の差す落葉広葉樹林の林床に群生し、早春に下を向いた薄紫から桃色の花を咲かせる。春を告げる「スプリング・エフェメラル」の一つ。

カタクリは賢治作品にもしばしば登場する。
ヒームカさんは岩手郡玉山村にある姫神山のことというのが定説になっている。
この童話では蛇紋岩のきものを着ている女の子の山として描かれている。
が、姫神山は山頂は花崗岩で覆われた山であることから、前説への疑問もある。

今年初めてのカタクリ!! 千葉市郊外で見つけた。
昨日までほとんど開いていなかったという話だが、今日のあたたかさで、開花したらしい。
コブシもほころび始めた。
一挙に春が訪れたというかんじである。
by nenemu8921 | 2008-03-22 21:03 | 植物 | Comments(8)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921