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郷里で出会った植物

嶺公園のミズバショウは開き始めたばかり。

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リュウキンカはひそやかに、はなやかに…。

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ザゼンソウは嶺公園近くの自生地で。これからが本番といったところ。

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不思議なフォルムですよね(^_-)-☆

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河津桜は敷島公園近くの利根川べりで満開でした。

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帰宅間際に立ち寄った友人宅のお庭で、ユキワリイチゲがその日に開花しました。

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友人から≪仙人のたべもの≫をたくさんいただいたので、いつもより早めに高速に乗り帰宅しました。
首都高はガラガラで、あっという間に帰りつきました。
こういうことは実に稀であります。

ホオジロがまたおいでと言ってくれたように感じました。
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by nenemu8921 | 2015-03-20 23:01 | 植物 | Comments(12)
空気がゆるみ
沼には鷺百合の花が咲いた
むすめたちは
みなつややかな黒髪をすべらかし
あたらしい紺のペッティコートや
また春らしい水いろの上着
プラットフォームの陸橋の段のところでは
赤縞のずぼんをはいた老楽長が
そらこんな工合だといふふうに
楽譜を読んできかせてゐるし
山脉はけむりになってほのかにながれ
(略)
             詩 「春」 


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ミズバショウ(サトイモ科ミズバショウ属)水芭蕉
山地の湿原に大きな群落をつくって生える多年草。北海道、本州に分布。雪解けの頃、内部に黄色い肉質の穂状花序の花を覗かせ、これを囲んで20センチほどの白い仏焔苞が開く。花後、葉がぐんぐん伸びて数十センチの大きさになり、根茎でも繁殖する。バショウの葉に似るというので水芭蕉の名がついた。

東北のミズバショウはこれからだが、群馬の赤城山の山麓で群落を見つけた。けぶったような木々のなかにコブシやミズキが満開で、その足元にミズバショウ、リュウキンカが春を歌っていた。

作品は「春と修羅 第二集」のなかの一編。
詩人は新しい言葉を創造し、世界を新鮮にする。
「牛(ベゴ)の舌」という地方名で、呼ばれていたこの花も、賢治のネーミングにかかると、水百合となり、鷺百合となる。(下書き稿を丁寧に見ていくと、その経過が判明する)
ペッティコートは、女性の下着。ドレスの下につけるスカートスタイルのもの。昭和40年代には普通に使用されていた言葉である。
春はいつの時代であっても、若い娘たちの心はずむ、おしゃれの季節である。
by nenemu8921 | 2008-04-11 09:10 | 植物 | Comments(14)
丘のうしろは、小さな湿地になってゐました。そこではまっくろな泥が、あたたかに春の湯気を吐き、あちこちには青じろい水ばせう、牛(ベゴ)の舌の花が、ぼんやりならんで咲いてゐました。
タネリは思はず、また藤蔓を吐いてしまって、勢いよく湿地のへりを低い方へつたはりながら、その牛の舌の花に、一つづつ舌を出して挨拶してあるきました。
そらはいよいよ青くひかって、そこらはしぃんと鳴るばかり、タネリはたうたう、たまらなくなって、「おーい、誰か居たかあ」と叫びました。
                    童話「タネリはたしかにいちにち噛んでゐたやうだった」

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ミズバショウ(サトイモ科ミズバショウ属)水芭蕉
山地の湿原に生える多年草。花期は5~6月。ベゴノシタは東北地方の方言。
尾瀬のミズバショウが美しい歌によって有名になったのは戦後である。
賢治の時代、牛が食べないため、牧草にもならず、はびこって、農民にとってはやっかいものだった。
賢治は早くからその美しさを発見して、早春のシンボルとして登場させている。


イーハトーブでは、車で動けば一日のうちに早春から初夏まで体験できる。
関東ではもうすっかり花は終わったミズバショウだが、標高の高いところではようやく雪がとけ、
花がいま盛りで、葉は、ごらんのようにこれから伸びるのである。
by nenemu8921 | 2007-06-13 16:04 | 植物 | Comments(6)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921