タグ:八千穂高原 ( 6 ) タグの人気記事

ズミ 酸実

今回、一番目立ったのはズミの花です。
あちこちで見かけましたが、表情はさまざまです。
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ズミ(バラ科リンゴ属)Malus toringo 酸実

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八千穂山荘には白い花とピンクがかった花と二本のズミの大木がある。でも、まだつぼみだった。

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八ケ嶺橋周辺で

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駒出池ですくっと立っていました。

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近づけば、こんな満開だった。

東北でも6月に行ったとき、五輪峠にズミの花が満開だったことが記憶にありますが、
賢治作品ではヤマナシは、度々登場するのに、酸実、ズミの表記は見当たりません。

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by nenemu8921 | 2012-06-12 00:14 | 植物 | Comments(16)

テンカラ

八千穂高原はどこを撮っても、絵はがきのように美しい。
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時々、カモシカの高い声が聞こえました。
(ほかの人はほとんど気にかけていませんでしたが…)
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カラマツ林はこれから本格的に黄葉します。
天然のカラマツのことを(自生しているカラマツのことでしょうね)、テンカラと言うそうです。
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by nenemu8921 | 2011-10-17 22:00 | 植物 | Comments(10)

白樺

われもまた
白樺となりねぢれたるうでをさゝげて
ひたいのらなん
                               歌稿303

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大正3年の短歌。宮沢賢治、懊悩に明け暮れていた時期の短歌。
シラカバはすくっと伸びる樹木が多い。環境によって、稀にねぢれた枝を伸ばすものもある。


紅葉を訪ねて、また、八千穂高原まで出かけました。
日本一の白樺群生地とうたっているこの高原は、標高2000mを越えたところにあり、いま、秋真っ盛り。
すばらしい光景に出会いました。
明け方、朝焼けは雲に覆われ見られませんでしたが、霧の白樺林を堪能しました。
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やがて、日がさすと、紅葉したドウダンツツジなどもくっきりして、それはそれは美しい光景でした。
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画像はクリックすると大きくなります。
by nenemu8921 | 2011-10-13 09:09 | 植物 | Comments(22)
八千穂高原は、白樺の葉が光にゆすれ、さわやかな風がわたり、すっかり秋模様でした。
たくさんの蝶に出会いました。

1、なかでも美しいクジャクチョウが行く先々で歓迎してくれました。表と裏が別人みたいなんですね。
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2、なぜか、この蝶はオニアザミの花を好むようです。
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3、
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4、ミスジチョウの仲間。やまなしがたわわに実った木の下で。
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5、胴体が美しいブルーだと友人が発見しました!!
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6、いつもの八千穂山荘の玄関前にはノコンギクが満開で、そこに止まっていたのは~。
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7、八千穂レイクの岸辺のゴマナに来たのはヒョウモンチョウの仲間でしょうか。
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賢治作品では、孔雀、孔雀石、孔雀いろなどの言及は多いけれど、クジャクチョウは登場しないので残念です。

More  おまけです。
by nenemu8921 | 2011-09-12 06:09 | 昆虫・クモなど | Comments(22)

黒曜石

(略)
そしてさうだ、向ふの崖の黒いのはあれだ、明らかにあの黒曜石のdykeだ。
こゝからこんなにはっきり見えるとは思はなかったぞ。
よしうまい。
〔向うの崖をごらんなさい。黒くて少し浮き出した柱のやうな岩があるでせう。
あれは水成岩の割れ目に押し込んで来た火山岩です。黒曜石です。〕
ダイクと云おうかな、いゝや岩脈がいゝ。
〔あゝいふのを岩脈といひます。〕わかったかな。
〔わかりましたか。向うの崖に黒い岩が縦に突き出てゐるでせう。
あれは水成岩のなかにふき出した火成岩ですよ。岩脈ですよ。あれは。〕
ゆれているゆれている。光の網。
                                短編「台川」

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黒曜石(obsidian)
熔岩の急激な冷却によって結晶できずに生じた天然ガラスの一種。『新宮沢賢治語彙辞典』
ガラス質の火山岩。黒色または暗灰色、時に赤褐色。割れ目は貝殻状を示す。流紋岩質や安山岩質のマグマが冷えて固まったもの。先史時代には石器に使用された。近年は焼いて粉末にし、断熱材に利用する。十勝石など。黒曜岩。『三省堂大辞林』

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作品「台川」は、花巻温泉と大温泉の間を流れる実在の川。賢治が農学校の教師時代、生徒を連れての地形や岩石を調べるフィールドワークをスケッチしたもの。賢治の内心のつぶやきと現実に発せられた発言や、生徒の会話が織り込まれた構成になっている。

画像は八千穂高原で取材したもの。麦草峠から、白駒池まで歩く間にyutorieさんが見つけてくださった。
下の画像は拾った小さな石を磨いて、部屋で撮影したものです。
長野県霧が峰周辺や和田峠は良質の黒曜石の産地として国内でも屈指の場所。

まことに実り多き八千穂高原の休日でした。
宮沢賢が、イーハトーブと呼んだ世界は、
何処でも、だれにでも感じることが出来る世界なのだと実感しました。
今回の旅を企画してくださったyutorieさんに心から感謝をささげます。

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by nenemu8921 | 2011-08-01 12:19 | 地質 | Comments(12)
友人のお招きをいただいて、涼しい信州へ行ってきました。
ところが、出かけたこの2,3日は首都圏も涼しかったようですね。
でも、八ヶ岳の麓、八千穂高原はイメージどうりすてきなところでした。
すばらしい友人との出会い、楽しい時間、気持よく残された大自然を堪能しました。
賢治ワールドのイメージの重なりを絡めながら、少しづつご紹介したいと思います。
どうぞ、お付き合いください。

(略)
プランペラポランは
塞外の砂漠で
三十年馬を下りなかったために
たうたうからだが鞍に着き
鞍が又馬とくっついて
又顔や手にはさるをがせ
一面に生えて どうしても
このままお目通りにでられません。
いますぐ医者にかゝかりまして
それからお顔を拝します
              童話「三人兄弟の医者と北守将軍」


さるをがせって……? ご存知ですか?こんなのです。
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以前、ご紹介した記事は→こちらをどうぞ。

こんなふうに樹木に着生する地衣類(苔の仲間)なのです。
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こんな森です。
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ヤナギダケというキノコだそうです

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by nenemu8921 | 2011-07-24 21:22 | 植物 | Comments(8)

宮沢賢治の愛した鳥や植物


by nenemu8921